「天下の台所」と呼ばれ、独自の食文化が色濃く残る大阪。地域特有の料理や有名店が軒を連ねていることから、食の都としての地位を確立しています。「KIWAMINO」では一度は行きたい名店の数々をご紹介していますが、なかでも今回は、和食系のジャンルを中心に大阪の名店をまとめてご紹介いたします。
目 次
【和食】
1.優雅さと遊び心が紡ぎ出す、華やかな懐石料理
懐石料理 桝田(大阪府/心斎橋駅)
心斎橋駅のほど近く、路地を曲がったビルの2階にお店を構える「懐石料理 桝田」。階段を登った先には、屋号が記されたえんじの暖簾がお出迎え。店内に入ると清々しい白木一枚板のカウンター席が目に飛び込んできます。
旬の食材を活かす丁寧な仕込みに華やかな盛り付けが評判を呼び、女性のゲストからの人気が高いというのも特徴の一つ。なかでも横長の器で提供される八寸は、季節ごとの味覚が色とりどりの美しさで咲き乱れるような仕立てで、思わず見惚れてしまいます。個室は掘りごたつになっており、会話を楽しみながら食事をしたいというシチュエーションにぴったりです。
2.大人が寛げるゆったりとした空間で、山海の旬を五感で味わう
このは(大阪府/堺筋本町駅)
中央大通りから北に一本入った通り沿い、ビル街の中にひっそりと趣ある佇まいでお店を構える「このは」。店内に入ると、ホッとするような柔らかい照明に照らされた白木のカウンター席が広がる美しい光景。個室は掘りごたつになっており、落ち着きのある上質な空気が流れる中で食事を楽しむ事ができます。
食材は京野菜をはじめ、旬の山海の幸を選び抜いて仕入れています。なかでも天ぷらは人気が高く、口に入れた瞬間にふんわりとした香りと、素材そのものの持ち味がはっきりと感じられる見事な仕立て。老若男女問わず、幅広い世代のゲストから高い評価を集めています。
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【天ぷら】
3.臨場感あふれるパフォーマンスと共に味わう旬の天ぷら
花筐/ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪府/梅田駅)
「ザ・リッツ・カールトン大阪」5階にある「花筐」は“大阪の豊かな食文化”をテーマに、天ぷら、寿司、会席料理、炭火焼、鉄板焼きを楽しめるレストラン。
「ミシュランガイド京都・大阪 2023」にて一つ星を獲得した天ぷらを、臨場感溢れるカウンター席でいただきましょう。
薄付の特製ころもを纏った四季折々の食材は、紅花油を使い繊細に揚げられます。シェフ特製の天つゆや、各地から厳選した塩をからめて召し上がれ。割烹の経験を活かした料理長・深名健氏による料理パフォーマンスや、会話も楽しみの一つです。
4.大阪を代表する老舗店で、お座敷天ぷらを食す
一宝 本店(大阪府/肥後橋駅)
創業100年以上を誇る「一宝 本店」は、大阪を代表する天ぷら料亭の老舗。昔ながらのお座敷天ぷらをいただくことができる店内は、大切なシーンでの利用にもぴったりです。まずは日本座敷で先付け、季節の八寸、旬のお造りをいただき、料理の後半はカウンター席の個室へ移動。匠の技と共に天ぷらを堪能できます。
料理に使われるのは、厳選された食材のみ。出汁には那須山系の天然水を用い、天ぷら油には選び抜かれた紅花油のみを使用。ゲストごとに新しく新鮮な油を用意するため、油っぽさを感じることがありません。老若男女問わず愛され続ける美味しさを、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
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【寿司】
5.妥協なき探求心で握る、大将こだわりの一貫に舌鼓
鮨 三心(大阪府/谷町六丁目駅)
大阪の中心部にありながらも、古くからある町家などが残る谷町エリア。「鮨 三心」は、そんな谷町エリアにある五軒長屋の一角に佇みながら、お客様の足が途絶えない人気の寿司店です。お店に入ると、外の優しい光が店内を明るく照らす、吉野の檜で作られた一枚板の精悍なカウンターがゲストを迎えてくれます。
食通からも高い評価を得ているのが、大将・石渕佳隆氏が妥協なき探求心で握る寿司。シャリに使うお米は自身で育てるほどのこだわりよう。いくらこだわりがあるとはいえ、お米まで作る寿司職人はなかなかいないのでは。日々お米のブレンドやシャリの炊き方などを少しずつ調整しながら、1番美味しいシャリを目指し続けているそう。進化し続ける大将こだわりの一貫を堪能してみては。
6.創業80年以上を誇る老舗寿司店出身の大将が目指す、新しい寿司
鮨 おおが(大阪府/堺駅)
大阪・堺の住宅街に佇む一軒家。新店ながら老舗の風格をたたえる「鮨 おおが」は、創業80年の歴史を誇る「弥助」の四代目・大賀伸一郎氏が満を持して開業した寿司店です。伝統を重んじながらも、自由な発想で自らの寿司を追求します。
シャリは赤酢3種類をブレンドし、きりりとした酢飯を使用。ネタには最も重きを置き、名立たる江戸前寿司の名店を顧客に抱える豊洲のマグロ専門仲卸「やま幸」から、選りすぐりの逸品を仕入れます。自慢の寿司は、魯山人など厳選したアンティークな器で提供。目でも舌でも楽しめる珠玉の寿司を満喫ください。
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【焼鳥】
7.主人の感性が生きる繊細な料理とこだわりの美酒が揃う、隠れ家風焼鳥店
市松(大阪府/北新地駅)
北新地駅のほど近くに位置する「市松」は、四季折々の食材を用いた鶏懐石が楽しめる焼鳥店。予約困難な有名店として広く知られています。店内に一歩足を踏み入れると、街の喧騒から一線を画すスタイリッシュな空間がゲストをお出迎え。L字型のカウンターは料理人の手捌きを目の前にする特等席で、テーブル席や半個室も完備しています。
おまかせコースのみを提供しているこちらのお店。自慢の鶏料理には、主人が愛してやまない比内地鶏を使用しています。「日本三大美味鶏」としても評判の比内地鶏は、適度な歯ごたえと鶏肉ならではのコクや香りが魅力。ワインや日本酒といったお酒も種類豊富で、なかでもオーナーが厳選した日本酒「竹鶴」は必見。繊細さのある鶏料理とお酒のハーモニーは、格別です。
8.様々な山の素材を合わせたコース料理で、新鮮な鶏の希少部位を味わう
鶏料理 山はしる(大阪府/天満駅)
天満駅から徒歩約5分、商店街の中にありながら高級和食店のような風格を漂わせる焼鳥店「鶏料理 山はしる」。1階はカウンター8席、2階にはテーブル席が用意されています。貫禄のある檜の一枚板を使用したカウンターは、DIYで仕上げたというこだわりぶり。接客も評判で「リピーターになりたい」というゲストが後を絶ちません。
お店でいただけるのは“山からの風景をコースにまとめた鶏料理”。様々な山の素材と鮮度抜群の鶏を合わせて、季節感のある料理に仕立て上げます。鶏は銘柄にこだわることなく、日ごとにベストな地鶏のみを仕入れているのもポイント。朝挽き鶏を一羽丸ごと調理しているため、希少な部位が味わえるのも大きな魅力と言えるでしょう。
元記事を読む:https://www.kiwamino.com/articles/selections/16891
いかがでしょうか。今回は、和食をはじめ寿司、天ぷらなど和食系を中心に様々なジャンルで一度は行ってみたい、大阪にある名店の数々をご紹介いたしました。気になるお店はぜひチェックしてみてください。
※こちらの記事は2023年11月24日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。