一度は行きたい、カニ料理を味わえる東京の名店5選

冬に旬を迎える味覚の1つ、カニ。 みっちりと詰まった肉厚な身から広がる香りと甘みは、1年の中でも冬の時期にしか味わえない至福の味わい。今回は、そんなカニを味わえる東京の名店を5軒ご紹介します。

1.福井県の老舗旅館「望洋楼」の冬の味覚を表参道で味わう

ふくい、望洋楼(東京都/表参道駅)

表参道にある「ふくい、望洋楼」は、福井県・三国温泉で明治時代から続く老舗旅館「望洋楼」が手掛けるお店。古民家で利用されていた梁が醸す落ち着いた雰囲気の中で、こだわり抜いた越前焼のお皿と共に、福井の旬食材をいただけます。 

こだわりのカニ料理に用いるのは、福井県の名産・越前ガニ。新鮮な状態で食してもらいたいと、当日に店主自ら選び抜いた越前ガニを直送し、調理するこだわりよう。身がぎっしりと詰まったカニは、贅沢な味わいが口一杯に広がります。 

その他にも、幻の海老と言われる「ガサえび」、高級魚「のどぐろ」など、福井が誇る新鮮な食材もいただくことができます。東京にいながらにして、福井の味覚を存分に堪能してみませんか。 

日本料理

ふくい、望洋楼

東京メトロ千代田・銀座・半蔵門線 表参道駅 B1出口

12,000円〜14,999円

2.素材の鮮度とライブ感が人気の、活カニ料理専門店

銀座 きた福(東京都/銀座駅)

一杯のカニをまるごと堪能できる活カニ料理専門店「銀座 きた福」は、赤坂店に続く2号店としてオープン。座敷席2室と椅子席1室の個室3室のみの店内は、凛とした空気が心地よく漂います。

お料理は個室それぞれに料理人が付き、目の前で調理。鮮度抜群のカニを茹でや焼き、刺し、しゃぶしゃぶなど、様々なメニューでいただくことができます。通年で楽しめるタラバガニやズワイガニから、冬の味覚を代表する松葉ガニ、黄金ガニ、珍味・ふんどしなど、希少なものまで味わえるのは専門店だからこそ。

カニの旨味を引き立てる、ドリンクのラインナップも充実。日本酒はもちろんワインやシャンパンなどとともに、マリアージュを楽しんでみてはいかがでしょうか。

かに料理

銀座 きた福

東京メトロ丸ノ内線・銀座線・日比谷線 銀座駅 徒歩4分

40,000円〜49,999円

3.銀座の夜景とともに、こだわりの活カニと高級食材を堪能

銀座 蟹みつ(東京都/銀座)

銀座数寄屋橋交差点角というラグジュアリーな場所にある「銀座 蟹みつ」は、活カニの専門店。夜景を眺めながら食事を楽しめるカップルシートやプライバシーが保たれた個室など、シーンに合わせて選べるのが嬉しい点です。

旬に合わせて北海道各地の漁港より入荷する活毛ガニは、自慢の一品。輸送時のストレスでカニの旨味が損なわれるのを防ぐため、水揚げからの輸送時間が短く済むよう、日本海近海で獲れたものだけを限定して扱うのが「銀座 蟹みつ」のこだわりです。

カニとともに最高級山形牛を楽しめるコースや、活毛ガニとタラバガニ、柔らかい鮑のステーキ、さらにトリュフを使った毛ガニの甲羅焼きを味わえる贅沢なコースも。カニと高級食材とが織りなす美食に舌鼓を打ちましょう。

蟹料理

銀座 蟹みつ

東京メトロ銀座線 銀座駅 B10番出口 徒歩1分

20,000円〜29,999円

4.美しい器とともに山陰地本の旬食材とカニをいただく

赤坂 四季庵 よう悦 かに ふぐ(東京都/赤坂)

山海の自然豊かな山陰の旬の食材を使用したお料理をいただくことができる「赤坂 四季庵 よう悦 かに ふぐ」。白木の無垢が美しいカウンター7席と1つの完全個室が備わる店内は、寛ぎの時間を過ごすのにぴったりのシンプルな内装です。

鳥取県伯耆町にある農家の協力の元、自社農園「永見ファーム」で栽培したお米や新鮮な野菜といった山陰の旬食材で織りなす懐石料理は、一期一会のメニューばかり。境港とらふぐと合わせ、4月から10月は紅ズワイガニ、11月から3月は松葉ガニをメインとした料理を味わえます。 

そんな食事を引き立てるのは、創業時からこだわり続ける日本有数の焼き物、有田焼の器たち。色鮮やかで個性的な器とともに、美食に酔いしれてはいかがでしょうか。

松葉蟹/紅ずわい蟹/とらふぐ

赤坂四季庵 よう悦 かに ふぐ

東京メトロ千代田線 赤坂駅 徒歩5分

40,000円〜49,999円

5.好きな調理法で味わう、 1キログラム以上の新鮮ガニ

吉星(東京都/人形橋)

人形町の路地裏にひっそりと佇む「吉星」は、昭和30年に小料理屋として創業した老舗店。春は櫻鯛や京筍、夏は鱧や天然鮎、秋の国産松茸、冬はふぐや松葉ガニなど、四季折々の旬食材を使った日本料理を楽しむことができます。

冬になると登場する松葉ガニをいただけるプランは、この時期だけの贅沢。毎朝市場で太った松葉ガニを厳選し、1キログラム以上のものを仕入れ、当日に提供します。カニ身の甘さと味噌の濃厚さを存分に味わって。

カニ一杯を刺身、焼き、カニすき、カニしゃぶ、炊き込みご飯など、ゲストの好きなように調理してくれるのも嬉しい点。さらに天然ふぐも一緒にいただけるプランもあるのでぜひチェックしてみてください。

天然ふぐ、桜鯛しゃぶ、会席料理

吉星

東京メトロ日比谷線 人形町駅 A1出口より徒歩3分

20,000円〜29,999円

今回は、冬の味覚の代表格であるカニを存分に味わうことができる名店を厳選してご紹介しました。種類や産地、調理法の異なるカニ料理を食べ比べることができるのもこの時期だけ。つい無言になって没頭してしまう、冬だけの贅沢を堪能しましょう。

※こちらの記事は2023年11月30日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Yuto Yamakawa

大好きなカメラを通じて、何かを伝えたいという強い想いから、KIWAMINOの編集に。
素敵な写真と共に、会食シーンに役立つ情報を発信していきます。
【MY CHOICE】
・最近行ったお店:グリルうかい 丸の内/TexturA/表参道うかい亭
・好きなお店:メゾン ポール・ボキューズ
・自分の会食で使うなら:うかい鳥山
・得意ジャンル:鉄板焼
・好きな食材:生姜、鱧

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