2023年も進化を続ける東京の最旬トレンドグルメ。なかでも2022年に数々の栄誉に輝き、話題を集めた東京の名店を厳選してご紹介!食通なら見逃せない最先端の美味しさを体験してみてくださいね。
1.薪を活かしたクリエイティブな料理で、日本のフランス料理界を照らす光に
L’eclaireur(東京都/代官山駅)
代官山駅からほど近く、閑静な街中にお店を構える「L’eclaireur」。シェフの田熊一衛氏は、フランス各地の三つ星で、日本人としては異例のスーシェフを務め、帰国後2018年に白金台「リーブル」を開店。2021年9月にオープンした「L’eclaireur」では、様々な物や人、時や空間に光をあて新しい料理を生み出すというコンセプトで、すべての火入れに薪を使用した、美しい香りと魅力に満ちた逸品を、シェフお任せのコースで楽しめます。
本格レストランガイド「ゴ・エ・ミヨ 2022」では、「明日のグランシェフ賞」を受賞。薪と料理とを照らし合わせ、技術を磨いていくことで、唯一無二の料理を生み出していく田熊氏の料理は、日本のフランス料理界にとっても光をもたらす存在となることでしょう。
2.アートギャラリーさながらの店内で、丁寧な技法の江戸前鮨をいただく
宇田津 鮨(東京都/中目黒駅)
中目黒の住宅街に佇む「宇田津 鮨」は、「アート×鮨」をコンセプトに掲げ、ここだけの味が楽しめる鮨屋として話題を集めます。大将の宇田津久氏は、幼少期から実家の隣にあった鮨屋に魅せられ、神田や銀座、西麻布の鮨屋で修業し、2019年に「宇田津 鮨」をオープン。
食材には並々ならぬこだわりがあり、「宇田津 鮨」専用の米を直接農家に依頼するほど。酢も京都の飯尾醸造の完全無農薬米から作り、3種類をブレンドしたもの。豊洲市場に毎日通い米に合う魚を選び抜き、独自の工夫をした一貫を提供します。
アートギャラリーを彷彿させる店内にて、「ミシュランガイド東京2023」で一つ星に輝いた気鋭の鮨を堪能しましょう。
3.数々の名店で星を獲得の宮崎シェフが魅せる、珠玉のカウンターフレンチ
Amarantos アマラントス(東京都/溜池山王駅)
2021年、赤坂2丁目にオープンしたカウンターフレンチ「Amarantos アマラントス」。オーナーシェフの宮崎慎太郎氏は、「ル・ブルギニオン」「ヴァンピックル」「オーグードゥジュール」を経て、フランス「レゾンブル」などの星付きレストランで研鑽を積み、2007年に帰国。2023年輝いた店丸の内のレストランや六本木のラグジュアリーホテルで星を13回獲得した実力派です。
店名は「不死、不滅、終わりのない愛、忍耐、根気、粘り強い精神」との花言葉が由来。彩り豊かな旬の食材をベストな状態で、季節感あふれる一皿に表現。オープンわずか1年で「ミシュランガイド東京2023」一つ星に輝き、今後も目が離せない注目店といえるでしょう。
4.前田公志氏による、季節の美味と静岡食材を盛り込んだ懐石料理
銀座 志翠(東京都/東銀座駅)
「銀座 志翠」は、焼津市出身の前田公志氏が営む日本料理店。京都・大阪で十数年修業を積み、静岡で12年お店を営んだ後、2020年に銀座で新たなスタートを切りました。「ミシュランガイド東京2023」では一つ星を獲得し、名店揃いの銀座エリアでも話題となっています。
店内は外の喧騒を忘れさせてくれる上質な空間が広がり、窓の格子、カウンター、椅子など細部に至るまで手の込んだ職人の仕事が光ります。駿河湾の魚介、有東木の山葵、足久保の茶といった郷土の味覚が満載。食材を引き立てる美しい器の数々も魅力の一つです。前田氏が集大成とする銀座での挑戦を、ぜひ五感で味わいましょう。
5. 注目の若手シェフによるモダンフレンチを麻布十番で堪能
クラージュ(東京都/麻布十番駅)
麻布十番エリアにお店を構える「クラージュ」は、「レストラン×ファッション×アート」で、和と洋を融合させた料理や設えにより、いままでにない食空間を提供するレストラン。シェフの古屋聖良氏は、オーストラリア・メルボルンにある世界ランキングにも登場するレストラン「Brae」で修業後、30歳で「クラージュ」のシェフに就任しました。
コースは季節を感じられる、こだわりの素材を使った“東京キュイジーヌ”。本格レストランガイド「ゴ・エ・ミヨ 2022」では、「期待の若手シェフ賞」を受賞。クラシカルな料理の基礎と海外での経験で魅せる、食材を活かした料理を堪能してみては。
2023年に通いたい、東京の新・名店をご紹介しました。気になるレストランはありましたか?次々と登場する新たな注目店やグルメシーンの話題は、ぜひKIWAMINOでチェックしてみてくださいね。
※こちらの記事は2023年04月18日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。