極みの店|

大阪を代表する名店「La Becasse」。世界が認める唯一無二のガストロノミー

大阪のガストロノミーを代表する一軒「La Becasse」。シェフは本場フランスの3つ星レストランで修業を重ね、ポール・ボキューズやジョエル・ロブション、アラン・シャペルといった巨匠に師事しました。アート感覚に優れた唯一無二の一皿を求めて、客足が引きも切らない名店をご紹介します。

特別な日に行きたい洗練の空間

淀屋橋駅や北浜駅から徒歩で5、6分のビジネス街に位置する「La Becasse」。1990年に四ツ橋で開店し、2014年に現在の地へ移転しました。

落ち着いた色調に設えられ、モダンで洗練された店内に並ぶのはわずか12席のみ。テーブルはゆとりを持って配置されており、シェフの目が行き届く限られた席数の空間は、記念日やデート、接待や会食など、大切なシーンにも最適です。

心地良い高揚感を味わいながら格別なひとときが過ごせる非日常の空間でありつつも、各テーブルにかわいらしい鳥のオブジェが置かれるなど、ほっと心を和ませる演出も。この鳥は“ジビエの王様”と称されるヤマシギで、店名の「becasse」に由来しています。

世界的組織「ルレ・エ・シャトー」の一員

「La Becasse」はまた、日本でわずか十数軒しか加盟が認められていない、ホテルやレストランの世界的権威を誇る組織「ルレ・エ・シャトー(RELAIS & CHATEAUX)」の一員。これは“ユニークな個性を持ち、ユニークな体験を提供できる”レストランとして、世界的に認められていることを意味します。
1954年にフランスで発足した「ルレ・エ・シャトー」はパリに本部を置く歴史ある組織であり、加盟には厳格な審査が設けられています。

シェフは本場の3つ星レストランで修業

そんな世界水準のガストロノミー「La Becasse」のオーナーシェフは、地元大阪府出身の渋谷圭紀氏。高校卒業後の1980年にフランスへ渡り、「ポール・ボキューズ」や「ホテル クリヨン」、「ムーラン・ドゥ・ムージャン」、「ジャマン」、「アラン・シャペル」といった各地の名だたるレストランで修業。帰国後の1990年に四ツ橋に「La Becasse」をオープンしました。
2005年の高麗橋への移転を経て、2014年に現在の地へ。席数を限定し、よりシェフズテーブル感のあるレストランに生まれ変わりました。先述の「ルレ・エ・シャトー」には1993年に加盟。95年には、グランシェフの会「ラ・グランターブル・ドゥ・モンド」にも加盟しています。

その日一番の素材、その日のための料理

“ユニーク、かつ完成形を作らない唯一無二の一皿”を作るという、渋谷シェフの料理哲学。その日一番美味しいと見込んだ素材を仕入れ、即興で組み合わせます。

決まった品書きはなく、日々、その日のために作り上げる料理はまさに変幻自在。インスピレーションによって生まれるおまかせの料理を、ライブ感たっぷりに提供します。

スペシャリテは『鮎のリエット』や『オマールエビのサラダ』、『仔羊のピカタ』など多数あり、店名にもなっているヤマシギ(ベカス)の料理もおすすめ。厳選されたワインとの珠玉のマリアージュを楽しみたいですね。

魅力ある旬の食材が目白押しのこの季節。年末に向かって外食の機会が増える方も少なくないかもしれません。記念日やイベント、会食や友人たちと集まる日に、大阪が誇る世界が認めたフレンチレストランで、この上ない美食のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

フレンチ

La Becasse

大阪市営御堂筋線 淀屋橋駅 11番出口から徒歩5分

20,000円〜

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Mika Muroi

旅と食べ歩きと文章を書くことが好きで、プレミアム・グルメメディア「KIWAMINO」のライターに。フレグランスラボでの勤務経験から、香りやフレーバーにこだわりが。選りすぐりのレストランを、スマートな日本語に乗せてお届けします。
【MY CHOICE】
・さいきん行ったお店:DAZZLE
・好きなお店:嘉禅
・自分の会食で使うなら:麻布淺井
・得意ジャンル:イタリアン、ビストロ
・好きな食材:野菜全般、鴨、チーズ

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