一度は訪れたい !東京都内にある予約困難な和食の名店特集

プレミアム美食メディア「KIWAMINO」では今回、東京都内に数ある和食・日本料理店の名店の中でも、特に予約困難な6軒を厳選してご紹介します。
どのお店もミシュランの星を獲得した経験を持つ名店ばかり。世界に認められた和食・日本料理の名店による美食の世界を、一度味わってみませんか?

皇居を望む空間で愉しむ「日本の豊かさ」を伝える日本料理

日本料理 龍吟

「ミシュランガイド東京2020」で3つ星、「ゴ・エ・ミヨ東京」では最高得点を獲得した「日本料理 龍吟」があるのは、「東京ミッドタウン日比谷」。7階のワンフロア全てが店舗となっており、メインダイニングは皇居のお濠や丸の内の夜景を一望する絶好のロケーションです。

オーナーシェフを務めるのは、日本をこよなく愛する山本征治氏。店を切り盛りする傍ら、各国で開催された料理学会に日本代表として招聘を受けるなど国内外で活躍し、「世界のシェフ100人」にてトップ10入りを果たしています。

「日本料理を通じて日本の豊かさを伝えたい」という想いから、提供されるのは日本全土から選りすぐりの食材を集めて紡ぐ「おまかせコース」のみ。旬の素材の持つ旨さを極めて自然な状態で味わえるようにと熟練の手腕で供される料理の数々は、国内外のゲストから高い評価を得ています。

懐石・会席料理

日本料理 龍吟

東京メトロ千代田・都営地下鉄三田線 日比谷駅 駅直結

50,000円〜

名匠の器とともに滋味溢れる日本料理を五感で堪能

銀座 小十

「銀座 小十」は、食の激戦区・銀座にあり、ミシュランガイド2つ星を獲得し続けている日本料理の名店。日本を代表する和食料理人・奥田透氏が腕を振るいます。奥田氏は、京都と徳島の有名料亭で研鑽を経て地元・静岡に自身の店を出店した後、2003年に「銀座 小十」をオープン。現在はパリにも店を構え、日本食・日本文化の魅力を世界に発信しています。

店内には、店名の由来にもなっている唐津焼の名匠・西岡小十氏の作品が飾られ、まるでギャラリーのような静謐で洗練された雰囲気。もちろん使用する器も西岡小十氏の手によるものばかりです。

吟味を重ねた旬の食材に素材の美味を引き出す無駄のない仕事を施し、季節を映した一皿に。世界中の食通たちを魅了し続けている奥田氏が生み出す料理の数々を、五感で堪能しましょう。

懐石・会席料理

銀座 小十

東京メトロ丸ノ内線・銀座線・日比谷線 銀座駅 徒歩1分

30,000円〜39,999円

「ミシュランガイド東京」3つ星の常連!神楽坂屈指の日本料理店

神楽坂 石かわ

一度は訪れたい和食の名店「神楽坂 石かわ」があるのは、神楽坂のランドマークとも言える「毘沙門天善国寺」の裏路地。まるで隠れ家のような雰囲気漂うこの店は、2009年から連続で「ミシュランガイド東京」の3つ星を獲得し続け、国内外から注目を集めています。

黒塀に囲まれた石畳を通って店内に入ると、一流料理人たちの技を目の前で楽しめるカウンター席と、完全個室が4つ。洗練された雰囲気と心地良い緊張感が漂う空間は、利用シーンを問わずプライベートな時間を過ごすのに最適です。

店主・石川秀樹氏が生み出すのは、素材を生かし創意工夫に溢れた日本料理。使用する食材は全て国産というのも、石川氏ならではのこだわりです。華美すぎず、飾りすぎない上品な見た目に仕上げられた料理の数々は、記憶に残ること請け合いです。

懐石・会席料理

神楽坂 石かわ

都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅 徒歩3分

40,000円〜49,999円

気鋭の料理人が生み出す、現代的で美麗な日本料理

虎白

名店がひしめく神楽坂に店を構える「虎白」は、「神楽坂 石かわ」で長年研鑽を積んだ小泉瑚佑慈氏が店主を務める日本料理店。2016年から2年連続で「ミシュランガイド東京」の3つ星を獲得し、現在では、修行先であった「神楽坂 石かわ」とも肩を並べるほどの人気店となっています。

日本料理の枠にとらわれない食材使いが「虎白」の特徴のひとつ。日本料理の基礎をなす「出汁」をはじめ伝統的な和の技法を大切にしながらも、トリュフやキャビアなど、和食としては珍しい素材を組み合わせた独創的な一皿を提案し、美食家たちを魅了しています。

温もりを感じる店内には、個室はあえて設けず、ゆったりと席を配置したカウンター席とテーブル席のみ。本格的な和食を肩ひじ張らずにリラックスして楽しめる1軒です。

懐石・会席料理

虎白

東京メトロ有楽町線・南北線 飯田橋駅 徒歩3分

40,000円〜49,999円

丁寧に引いた出汁と四季折々の素材を愉しむ三田の名店

日本料理 晴山

オープン2年目にして「ミシュランガイド東京」で2つ星を獲得し、予約の取りにくい日本料理店のひとつとなった「日本料理 晴山」。桜田通りの脇道に佇む洋風のビルの階段で地下へ降りると石畳のアプローチと坪庭があり、静謐さと日本情緒を感じられます。

和を基調としながらもモダンな雰囲気の店内には、漆塗りのカウンター席とガラスの壁で仕切られた半個室も用意。会食や接待はもちろんデートにもおすすめの魅力ある空間です。

店主を務める山本晴彦氏は、岐阜にある有名日本料理店「たか田八祥」で修行を積み、25歳にして支店の料理長に抜擢された実力派。食材本来の美味しさを引き出すために、下ごしらえや出汁を引くことには時間も手間も惜しみません。器使いの優美さも、料理の美味しさを一層引き立てています。

懐石・会席料理

日本料理 晴山

都営地下鉄浅草線・三田線 三田駅 A3出口より徒歩約8分

30,000円〜39,999円

職人歴50年の巨匠が揚げる最高峰の天ぷらを堪能

てんぷら近藤

「天ぷら」という料理そのものを国内外に知らしめたミシュラン常連店「てんぷら近藤」。「天ぷらは、料理人がゲストをお招きする料理」との信念を持つ近藤文夫氏自らがカウンターに立ち、目の前で揚げる絶品の天ぷらを求めて、連日多くのゲストが訪れています。

職人歴50余年を経てもなお進化を続ける近藤氏の天ぷら。魚介中心の江戸前天ぷらの主役に旬の野菜を取り入れたり、複数の食材を組み合わせたり、数々の新しいスタイルを生み出してきました。

代表作の「さつま芋」の天ぷらは、10センチを超える株状のさつま芋を使用したインパクト抜群の一品。油の中で約30分じっくりと揚げることで甘みと水分を封じ込めたさつま芋は、一度は味わいたい逸品です。

天ぷら

てんぷら近藤

東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅 徒歩5分

15,000円〜19,999円

今回は、東京都内に数ある和食・日本料理店の名店の中から、特に予約困難な6軒を厳選してご紹介しました。
数ある名店の中から、一度は行ってみたい憧れのお店を見付けてみてはいかがでしょうか?

※こちらの記事は2023年04月21日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Mika Tsuboi

一休.comの宿泊営業アシスタントから編集部へ。ワインと一緒に、美味しいものを少しずついただくのが最高の幸せ。こぢんまりとしたフレンチやネオビストロがお気に入り。
最近は日本ワインにも興味を持ち、旅先で出会った好みのワインを自宅で愉しむのが日課。パンやスイーツなどにも目がなく、週末にはカフェやパン屋巡りをし日頃の情報収集も欠かさない。
・最近行ったお店:Restaurant Fermier/六雁/Varmen
・好きなお店:広尾 ぺりかん/RESTAURANT MAMA./LATURE
・得意ジャンル:ビストロ
・好きな食材:ジビエ/蛤/伊勢海老/キノコ

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