お料理はもちろん、設えやホスピタリティでも妥協を許さない「グランメゾン」。今回プレミアム美食メディア「KIWAMINO」では、日本を代表するグランメゾンと謳われる名店の中から、5軒のフランス料理店を厳選してご紹介します。絶対に一度は行ってみたいお店を、ぜひ見つけてみてはいかがでしょうか。
目 次
ガストロノミーの金字塔で洗練されたモダンフレンチを
ガストロノミー ジョエル・ロブション

大人の街「恵比寿ガーデンプレイス」に佇む、貴族の邸宅を彷彿とさせる一軒家レストラン「ガストロノミー ジョエル・ロブション」。
シャンパンゴールドを基調とした螺旋階段を上ると、非日常感漂うメインダイニングが目の前に広がります。
提供されるお料理は、「ガストロノミー(美食学)」という店名に相応しく、食材の味わいを最大限に引き出したものばかり。前菜からメイン、デザートまで、それぞれ数種類ずつ小皿でサーブされるため、洗練されたモダンフレンチを心ゆくまで楽しめます。
広尾の老舗フランス料理店で記憶に刻まれる一皿を
レストランひらまつ 広尾
創業以来、一貫して正統なフランス料理を伝え続け、ガストロノミーの殿堂とも称される「レストランひらまつ 広尾」。
エントランスに一歩足を踏み入れると、大理石のフロアが印象的なラグジュアリーな空間が広がります。2階のメインダイニングには優しく日差しが差し込みます。
「レストランひらまつ 広尾」でいただくのは、ガストロノミーを極めた伝統的な一皿。創業以来、多くのファンを獲得しつづける料理は伝統の技法を重んじつつ、旬のこだわり素材をふんだんに用いた充実の内容となっています。
銀座4丁目の地下2階に広がるエレガントな空間
銀座レカン
2019年に創業45周年を迎えた「銀座レカン」は、銀座4丁目に佇む老舗フランス料理店。白を基調とした、地下1階のメインダイニングのエレガントな設えは多くのエグゼクティブを魅了しています。
2020年7月には、8代目料理長・栗田雄平氏を筆頭に新体制が発足。フランス料理の伝統と食材の美しさを追求する栗田シェフ渾身の一皿を愉しめます。
また、ペアリングについても、これまでに収集してきたコレクションをグラスで味わえる「新・ペアリング」コースを導入。初の試みである「ノンアルコール ペアリングコース」と共に、グルメ界隈でも改めて注目されています。
国内屈指のグランメゾンで雲丹とキャビアのスペシャリテを
アピシウス
「アピシウス」は1983年の開業以来、日本のフランス料理界を牽引してきた国内屈指のグランメゾンの一つ。
丸の内仲通りに面したビルの地下に位置する店内は、重厚感あるクラシックな設えに包まれ、訪れる者を非日常の世界へと誘います。
初代料理長の高橋徳男氏が考案した『雲丹とキャビアの野菜クリームムース コンソメゼリー固め』は、ファンの多いスペシャリテ。カリフラワーのムースで包んだ北海道産の雲丹とキャビアをビーフコンソメで寄せたこの一皿をいただけば、思わず笑顔がこぼれます。
銀座・並木通りに佇む、三ツ星のグランメゾン
ロオジエ
銀座・並木通りに佇むグランメゾン「ロオジエ」。「ミシュランガイド東京2020」でも三ツ星に輝く名店は、美を追求する「資生堂」が手掛けるとあってラグジュアリーな設えでお客様を魅了してきました。「ツバキ」をモチーフにした、ブロンズ製の扉が醸し出す重厚感は圧巻の一言です。
「ロオジエ」を率いるのは、エグゼクティブシェフのオリヴィエ・シェニョン氏。
八海山から湧き出たミネラル豊富な清水で育てられた「八海山サーモン」や、房州の10年ものの「黒あわび」といった厳選食材によるフランス料理と、常時約400種類揃うワインとのマリアージュが楽しめます。
日本を代表するグランメゾンを5軒、厳選してご紹介しました。絶対に外せない会食シーンにぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2023年04月21日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。