清流と山に囲まれた岐阜県は、美味しい食材の宝庫。ブランド和牛の飛騨牛や長良川で育った鮎など全国に誇る逸品が目白押しです。県民のソウルフードでもある鶏ちゃん、高山ラーメン、漬物ステーキなど郷土色豊かなご当地グルメも多数。今回はわざわざ訪れる価値がある、一度は訪れたい岐阜の名店5軒をご紹介します。
目 次
1.淡海地鶏を高い技術で焼き上げる名店
焼鳥 みずき(岐阜県/名鉄岐阜駅)
名鉄岐阜駅より徒歩約13分、柳ヶ瀬商店街近くに店を構える焼鳥店「焼鳥 みずき」。職人による焼きの技で、弾力ある食感と共にジューシーな旨みが口いっぱいに広がる焼鳥に仕上げます。
丸鶏で仕入れた地鶏は店内で捌き、ていねいに備長炭で焼き上げます。まつば(鎖骨)、ちからこぶなどの希少部位を含めてメニューに並ぶのは約25種類。旬菜の炭焼きのほか一品料理もはずせません。ぜひ、焼鳥に合わせた厳選のワインとともに味わってください。
2.食通が全国から集う、岐阜を代表する創作中華
開化亭(岐阜県/名鉄岐阜駅)
繁華街・柳ヶ瀬エリアに位置するスタイリッシュな中華料理店「開化亭」。創業者・古田等氏より受け継がれた自由な発想で生み出される料理の数々は、見た目も美しく鮮やかな盛り付けでゲストを魅了します。
フカヒレや希少なカスピ海産のベルーガキャビアなど、贅沢な素材が目にも舌にも美味しく登場します。オープンキッチンのカウンター席は、シェフとの会話もはずむ特等席。全国から訪れる食通たちのみならず、海外からも多くのゲストを迎え、岐阜を代表するといわれる名店です。
3.多数のスペシャリテが楽しめるイタリア郷土料理店
アドゥエパッシ(岐阜県/東大垣)
オーナーシェフの河合昭彦氏は、26才の時にイタリアへ渡り、8軒のレストランで7年間修業。帰国後、地元・岐阜で旬の厳選素材にこだわるイタリア郷土料理店「アドゥエパッシ」をオープンしました。
東大垣駅から少し離れた住宅街にありながら、県外からもグルマン達が訪れる名店。煮込み料理、ジビエのほか、生ハム「ペルシュウ」にアツアツの揚げパン「トルタフリッタ」など看板料理も多数。自家製の手打ちパスタは常時数種類用意されており、なかでも自慢の「トルテッリ・デルベッタ」などの包みパスタは、ぜひ味わいたい逸品です。
4.全国の食通の舌を唸らせる“熟成肉の聖地”
焼肉旬やさい ファンボギ(岐阜県/岐阜駅)
岐阜駅より徒歩約3分、飛騨牛を中心としたこだわりの熟成肉と旬の野菜を堪能できる「焼肉旬やさい ファンボギ」。独自のネットワークを駆使して一般の市場にはほとんど流通しない、上質な肉・野菜を直接仕入れています。
熟成肉を追求するオーナーシェフ高橋樗至氏は、年間を通じて熟成庫で肉を熟成。冬には飛騨地方で雪室(ゆきむろ)をつくり、肉のスノウエイジングにも挑戦しています。牛肉だけでなく、鶏や豚のほか、ジビエもラインナップされ、多くのファンが全国から集う熟成肉の聖地です。
5.囲炉裏を囲んで“野生の宴”を体験できる郷土料理の人気店
柳家(岐阜県/瑞浪駅)
瑞浪駅からタクシーで約20分、市街地から離れた山奥に、江戸時代の古民家を移築した趣ある外観が現れます。囲炉裏を囲んで“野生の宴”を体験できる「柳家」は、国内外からも美食家が訪れる郷土料理の名店です。
掘り炬燵でリラックスしながら、春は山菜、夏は天然の鮎やうなぎなどの川魚、秋は松茸などのキノコ、冬はジビエなど、その時期にしか味わえない里山の恵みに舌鼓。目の前で焼き上がる美味なる逸品を眺めながら、三代目主人・山田和孝氏が厳選するワインと滋味深い料理のマリアージュを満喫してみてはいかがでしょうか。
美濃の優れた里山の幸を味わえる名店が岐阜には多数あります。今回は、さまざまなジャンルの料理で匠の技が光る店ばかりを厳選しました。一度は行ってみたい岐阜の名店、次の美食旅のリストに加えてみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2024年10月23日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。