レストランの格付けのなかでも“ミシュランの星付き”と聞けば、美味しさは保証されていても高級なイメージがあり、なかなか訪れる機会がないかもしれません。そんな星付きレストランでも1万円以下でランチを楽しめるコスパ抜群の店があります。今回は、ぜひ訪れたいお値打ちフレンチ3軒を紹介します。
1．時代や変化に捉われないフランス料理
l’intemporel（東京都／外苑前駅）
外苑西通りから細い道を一本入り、隠れ家のように静かに佇む「l’intemporel」。シェフの佐竹洋幸氏は「Chez Inno」グループで修業をスタート。その後、フランス・リヨンの「ジョル・ジュブラン」、パリの「ルカ・カールトン」といった名店で研鑽を積みました。帰国後は銀座「ラフィナージュ」などを経験し、2024年1月に同店のシェフに就任。
“美味しさの本質は永遠不変”という思いを込めて名付けられた店名のように、時代や変化に捉われない一皿を追求しています。フランスで学んだクラッシックなフランス料理をベースに、世界各国、日本各地から厳選した食材を用いて、繊細ながらも骨太の料理でゲストを魅了。
全8品 で8,800円の「【MENU Dejeuner】ランチコース （料理のみ）」は、プラス2,750円でメイン料理を和牛にも変更可能です（2名～）。約400種類が揃うフランスワインのペアリングとともにランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
l’intemporel
東京メトロ銀座線 外苑前駅 1a出口より徒歩8分
2．巧みな野菜使いの料理と宝石のようなデザート
Restaurant L’aube（レストラン ローブ）（東京都／六本木一丁目駅）
六本木・アークヒルズ 仙石山森タワー 1階に店を構える「Restaurant L’aube（レストラン ローブ）」。シェフの今橋英明氏とシェフパティシエール・平瀬祥子氏、ソムリエの石田博氏の３人が絶妙なハーモニーを醸し出し“その瞬間にしか存在しない美味しさ”を創り出しています。
店内は、シャンパンの泡を表現した壁面や店名の“夜明け”を意味する空色が配されたシックな雰囲気。オープンキッチンも備え、ライブ感満載です。料理人でありながら農業の経験も持ち、野菜を知り尽くした今橋氏が、鎌倉から届く多種多彩な野菜やハーブの旬を捉えた華麗な料理を生み出します。
フィナーレを飾るのは、パリで活躍していた平瀬氏による宝石のようなデザート。7,260円とは思えない充実した「【LUNCH】MENU Leger」をぜひ味わってみてください。
Restaurant L’aube（レストラン ローブ）
南北線 六本木一丁目駅 徒歩約5分
3．世界的名シェフのフレンチをカジュアルに味わう
ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション（東京都／六本木駅）
六本木ヒルズヒルサイド２階に店を構える「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」。赤と黒が配されたフランスのエスプリ漂うスタイリッシュな空間で、世界的名シェフ、ジョエル・ロブションの料理をカジュアルに楽しむことができます。
フルオープンキッチンで満喫できるのは、日本、フランスをはじめ世界各国からシェフ志田竜児氏による厳選した素材を使ったモダンフレンチ。カウンターに座れば、オープンキッチンで料理を仕上げるシェフを目の前に、絶妙のタイミングで供される料理を堪能できます。
コース料理に加え、小皿のアラカルトも充実。「【Menu C】前菜・メイン・デザートが選べるランチコース」なら、7,150円でロブションの料理を味わうことができます。その日の気分に合わせて自由に組み合わせるコースを満喫してみてはいかがですか。
ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション
東京メトロ日比谷線 六本木駅 コンコースにて直結
美食家に愛される個性あふれる本格派フランス料理店を3軒厳選しました。どの店も魅力的な人気店ですが、1万円以下でランチコースが楽しめます。素敵な空間で、シェフの独創的な料理を満喫してみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2024年10月10日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。
