デートで食事に行くとなると美味しさも重要ですが、空間やサービスもセレクトする上では大切な要素。さらに、駅直結という利便性のよさがあれば完璧ですね。せっかくおしゃれをしたのなら、雨に濡れるのは避けたいもの。今回は、天気にかかわらず訪れやすく、思い出に残る美食体験ができる店を5軒厳選して紹介します。
目 次
1．日本を代表する料理人の多彩な表現力に魅了される美食体験
日本料理 龍吟（東京都／日比谷駅）
日比谷駅直結「東京ミッドタウン日比谷」7階のワンフロアに広がる「日本料理 龍吟」。ダイニングに入ると視界が開け、大きなガラス窓からは皇居の御濠が見渡せます。禅語「龍吟雲起」に由来する店名を掲げ、器や設えに日本文化の豊かさを表現した店内はまさに圧巻。
この唯一無二の空間で腕をふるうのは、日本全土から選りすぐりの食材の真価を伝える料理人、山本征治氏です。ミシュラン三つ星を長年にわたり獲得し続け、世界の料理学会にて数々の料理を発表するなど、日本を代表する料理人の1人。
厨房には、早朝から全国８カ所の市場と連絡を取り合い、ベストなコンディションの素材が集結します。四季の移り変わりを写す山本氏の感動的なコースは、2人の記憶に残る美食体験になることまちがいなしです。
日本料理 龍吟
東京メトロ千代田・都営地下鉄三田線 日比谷駅 駅直結
2．看板料理も多数、広東メインの幅広い中国料理
赤坂 桃の木（東京都／永田町駅）
永田町駅に直結する「東京ガーデンテラス紀尾井町」の3階に位置する「赤坂 桃の木」。広東料理をメインにした、幅広い中国料理を落ち着いたシックな雰囲気のなかで味わうことができます。
豊洲から仕入れる天然の海老などの上質な魚介類。京にんじん・壬生菜・辛子菜など、季節に合わせた京野菜をふんだんに使い、中国ならではの稀少な素材も織り込みます。中国のたまり醤油と黒酢に、ザクロでアクセントを添えた「鎮江黒酢の酢豚」や、蓋をして３時間ほど蒸して仕上げた熱々のスープをパパイヤに入れた「パパイヤの蒸しスープ」など、独創的な看板料理も多数。
ソムリエおすすめのワインや紹興酒とともに、この店ならではのスペシャリテに舌鼓を打つ、2人の特別な時間を満喫してみてはいかがですか。
赤坂 桃の木
東京メトロ丸ノ内線・銀座線 赤坂見附駅 7番出口 徒歩3分
3．デュカス・パリをパートナーに、日本のテロワールを活かしたフレンチ
フランス料理 エステール／パレスホテル東京（東京都／大手町駅）
大手町駅C13b出口より地下通路から直結。「パレスホテル東京」6階に店を構えるのは、皇居外苑の眺望が美しい「フランス料理 エステール」。“大地と海の出会いの物語を紡ぐ場所” がコンセプト。
アラン・デュカス氏が設立した「デュカス・パリ」をパートナーに迎え、日本のテロワールを活かした山海の恵みでコースを構築します。2023年1月より、デュカス氏の信頼も厚い小島景氏が新たなシェフに就任。小島氏の地元、鎌倉の野菜を中心とする旬食材を駆使して、四季を映しだした日本ならではのフランス料理を生み出しています。
丸の内の洗練された街並みやビジネス街の灯りが瞬くロマンチックな夜景を望みながら、格調高いひと皿をグランメゾンのサービスで堪能する。夢のような時間が過ぎていくことでしょう。
4．厳選ワインと逸品料理のペアリングで贅沢なひとときを
紀尾井町三谷別邸（東京都／永田町駅）
永田町駅直結「東京ガーデンテラス紀尾井町」3階に「紀尾井町三谷」の姉妹店として2021年9月にオープンした「紀尾井町三谷別邸」。三谷康彦氏のもとで長年にわたり研鑽を積んだ本多栄輝氏が、大将として腕をふるいます。
魚介類の仕入れは、料理人からの信頼も厚い、静岡・焼津「サスエ前田魚店」、マグロは「やま幸」から。シャリには、水分量や糖度を調節して古米に近い状態に育てられた、新潟県と島根県の新米コシヒカリをブレンドした米を使うなど、すべてに強いこだわりが詰まっています。
秩父・三峯神社の神木である、樹齢400年以上のヒノキを用いたカウンター6席の個室2部屋は「近未来の茶室」を表現。厳選ワインや日本酒と贅沢な素材を使った逸品料理のペアリングで、2人だけのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
紀尾井町三谷別邸
東京メトロ南北線 永田町駅 9a出口 徒歩4分
5．「医食同源」のヘルシーな新しい広東料理
カントニーズ 燕 (エン)／東京ステーションホテル（東京都／東京駅）
JR・東京駅、丸の内南口に直結する「東京ステーションホテル」地下1階にある「カントニーズ 燕 (エン)」。「医食同源」の考え方をベースに、美容、アンチエイジングにも効果的なヘルシー中華を提案しています。
広東料理の真髄を守りつつ、美容効果も期待される食材を取り入れるなど、発想豊かでオリジナリティあふれるコース。従来の日本にはなかったような華麗なるプレゼンテーションで、広東料理の新たな魅力を表現します。本場中国のベジタリアン文化を尊重し、多彩な野菜をたっぷり取り入れた、季節ごとに変わるヴィーガンコースも用意されています。
料理長・大石信氏は、日本の広東料理界を牽引し続ける高瀬健一氏に学び、技術や感性を継承。自身のフィルターを通した「ニューカントニーズ」を追求しています。灯りを落としたエレガントな空間は、デートにも最適。広東料理の新たな世界観に浸ってみませんか。
カントニーズ 燕 (エン)／東京ステーションホテル
JR線 東京駅 丸の内南口直結、新幹線中央乗換口より徒歩約1分
雨の日でも心配無用の駅直結であり、日本を代表する料理人のコースを堪能できる名店をセレクト。食通御用達のドラマチックな食体験ができる5軒で、2人だけの特別なおいしい時間を過ごしてください。
※こちらの記事は2024年06月09日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。
