たまにはちょっと贅沢に、本格的な日本料理店で名店の味を楽しみたいもの。今回は、ランチタイムに予算1万円以下で本格的な懐石料理をいただける、京都の名店を4軒ご紹介します。
1.創作性と伝統・技を感じる京料理を老舗料亭でいただく
京料理 木乃婦(京都府/四条駅)
昭和10年創業の老舗料亭「京料理 木乃婦」。重厚な門構えから足を踏み入れると、高級感溢れる落ち着いた空間が広がります。現在は3代目の髙橋拓児氏が名店の看板を守り、厳選された旬の食材を使用して磨き抜かれた技と繊細な味付けで客人をもてなします。
高級店の味をリーズナブルにいただけるのが、平日のお昼限定プランとなる7,590円の「ミニ会席」。ミニと言っても、八付からお造り、御椀や揚物といった京料理ならではの美味しさを十分に感じられる会席仕立てで供されます。店主自慢の伝統的な味わいを、心行くまで堪能できるでしょう。たまの贅沢にぜひ訪れてみては。
2.多彩な食材と上質な肉で京懐石を味わう
しゅん逢 紗々木(京都府/河原町駅)
阪急京都線・河原町から徒歩約5分、寺町通沿いにある「しゅん逢 紗々木」。「お客様との一瞬の出逢いを大切にしたい」という思いが込められた店名の通り、おもてなしの心を随所に感じつつ、ふんだんに肉を盛り込んだ和懐石をいただける人気のお店です。
「和食からジャンルを広げたい」と語る店主が振る舞う肉料理は、和食の繊細な味と姿と共に“斬新な味”も楽しめる逸品尽くし。平日限定の「お昼の懐石」(6,600円)でもいただける八寸は、色とりどりの旬の魚や季節の野菜を存分に味わえる贅沢な一皿!ボリューム満点なので、お腹を空かせて訪れましょう。
3.古都の風情と共に日本料理の真髄を味わう
日本料理 櫻川(京都府/京都市役所前駅)
古都の趣が漂う木屋町通にある「日本料理 櫻川」。日本料理の伝統を重んじながら、料理人の粋を集めた本物の味をいただけると、食通が通う名店です。削りたての鰹節を使用した出汁は滋味深く、旬の食材の味を引き出す技法で丁寧に調理。料理人の技による和食の真髄、季節を感じられる一品が供されます。
本格派の日本料理を味わえる「昼の会席コース」は、見目麗しい季節の八寸に始まり、煮物椀やお造り、焼き物など「櫻川」の味を存分に感じられる満足度の高いもの。半個室もあるので、気の知れた友人や家族での利用もおすすめです。
4.祇園でシャンパンと日本料理のマリアージュに酔いしれる
祇園 いわさ起(京都府/祇園四条駅)
「祇園 いわさ起」は、古都の伝統的な街並みを抜けた祇園の一角に隠れ家のように佇む日本料理の名店。お店のコンセプトは “シャンパーニュと、それに合う日本料理”。祇園の名店で長年研鑽を重ねた店主が、伝統技術や遊び心も散りばめた、彩り豊かな京料理を振る舞います。
毎朝市場へ出向き、厳選した素材のみを扱う京料理は、趣向を凝らした器との相性も抜群。先八寸、焼物など全9品のランチコースは、6,600円から提供しています。ゆったりとした空間の中で京都の風情を五感で感じ、シャンパーニュの泡と共に優雅なランチのひとときを過ごしてみては。
名店と言うと、少し敷居が高い印象があるかもしれませんが、ランチはお手頃なコースでゲストを迎え入れてくれるお店もあります。会食や記念日だけでなく、いつもと少し気分を変えたい時、非日常のランチタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2024年08月14日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。