今回は和食の本場と言える古都京都で、旬の和食とワインの極上のマリアージュが楽しめるお店をご紹介。美食の都と呼ばれる京都らしく、料理もワインも一流の本格派揃いです。
今や世界中の人々に愛され、インターナショナルな人気を誇る和食。日本酒や焼酎でしっぽりと楽しむのもいいものですが、最近は和食とワインの組み合わせに力を入れているお店も増え、より幅広い楽しみ方が広がってきました。ぜひ、お気に入りの一軒を見つけてみてはいかがでしょうか。
目 次
多才な料理人が放つフレンチテイストな懐石
花鏡(京都府/東山)
三条神宮道に店を構え、京都と仏ボルドーで研鑽を積んだ店主が腕を振るう「花鏡」。フレンチのテイストを加えた旬の味わい豊かな懐石料理を、おまかせのコースで提供しています。
店主はシニアソムリエや唎酒師の資格を持ち、料理はどれもワインや日本酒と相性が抜群。和とモダンが調和した上質な雰囲気の店内で、見事なマリアージュを思う存分楽しめますよ。
一流ソムリエと腕利き料理人の夢のタッグ
ワインと和食 みくり(京都府/京都市役所)
二条大橋の袂の落ち着いた界隈にある「ワインと和食 みくり」。著名なマスターソムリエであるオーナーと、祇園の料亭で腕を磨いた料理長の見事なタッグが花開いた話題の一軒です。
幅広いラインアップで常時100種を取揃えるボトルワインと、20種以上から楽しめるグラスワイン。京料理をベースにした彩り豊かな旬の和食とワインの、印象深いペアリングを堪能して。
文豪が愛した空間で日常を忘れるひととき
京都幽玄(京都府/祇園四条)
文豪や各界の名士たちに愛された老舗旅館と、旧三井邸をリノベーションし生まれた美しき日本料理店「京都幽玄」。八坂の塔の麓に趣ある個室を揃え、日常の喧騒をしばし忘れる極上の空間が広がります。
シェフの独創的な感性で仕立てる旬の会席料理は、クラシカルでどこか新しさを感じさせるスタイル。ソムリエ厳選のワインやシャンパンが、美味しさを一層引き立てます。
京の味覚を薄衣でいただく、京風天ぷら
天ぷら 圓堂 岡崎邸(京都府/東山)
平安神宮の西側、琵琶湖疏水の畔の桜馬場通沿いにある「天ぷら 圓堂 岡崎邸」。和の粋を感じさせる店構えで、世界中から訪れるゲストを迎えています。
京都の四季折々の食材に薄衣をまとわせ、最高級綿実油で揚げる名代の『京風天ぷら』は、ワインとの相性も良好。インターナショナルに展開する同店ならではの、ちょっとモダンな天ぷらの楽しみ方に出会えます。
即興で仕立てる贅沢なマリアージュ
京料理 木乃婦(京都府/四条)
昭和10年に洛中に創業し、三代続く料亭「京料理 木乃婦」。雅な空間に用意された様々な席で味わう、繊細な“洛中味”が広く好まれています。
京料理にワインを合わせる楽しみ方が人気の同店では、ソムリエでもある三代目が常時50種ほど揃うワインの中からペアリングを提案。その日の良質な食材を用い、即興でマリアージュを仕立てる『ワイン献立』のコースが評判です。
シャンパーニュに合わせたい雅な京料理
祇園 いわさ起(京都府/祇園四条)
祇園町南側の風情ある路地に立つ「祇園 いわさ起」。“シャンパーニュと、それに合う日本料理”をコンセプトに、祇園の名店で長年研鑽を重ねた店主が、彩り豊かな京料理を振る舞います。
厳選した旬の素材に伝統や遊び心も散りばめた、花街らしい風雅さがシャンパーニュと好相性。洗練されたミニマルな設えが美しい空間で、落ち着いたひとときが過ごせる名店です。
お気に入りのお店は見つかりましたか? 旬の和食とワインの極上のマリアージュを愉しむ、贅沢なひと時をごゆっくりとどうぞ。
※こちらの記事は2023年10月04日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。