高級ホテルでいただくランチは、かしこまった空気に漂う緊張感さえ嬉しい特別なオケージョン。そんなスペシャルな時間も、中華であれば、ややカジュアルな気持ちで楽しむことができるのではないでしょうか。今回は、1万円以下でランチができる高級ホテルの中国料理店を5店ご紹介します。
目 次
1.気軽にふかひれスープを楽しめるゴージャスランチ
ホテルオークラ 中国料理「桃花林」 日本橋室町賓館(東京都/三越前駅)

地下鉄三越駅前直結の「ホテルオークラ 中国料理『桃花林』 日本橋室町賓館」。オークラならではのきめ細やかなサービスと、滋味深い広東料理を心ゆくまで味わえる正統派中国料理店です。大きな窓からは光が差し込み、開放感抜群の店内は、最大32名までの個室が設えられており、会食や接待など特別なおもてなしにも最適です。
特筆すべきは、6,500円でふかひれスープまでついた「珊瑚コース」。蟹肉入りふかひれスープや、北京ダックを含む「琥珀コース」は、8,800円とこちらもお値打ち。ゴージャスな空間で気軽に本格中華を楽しむことができます。
2.美しく盛り付けられる点心師渾身のランチ
ヘイフンテラス/ザ・ペニンシュラ東京(東京都/日比谷駅)
世界文化遺産指定の庭園が9つもある、中国蘇州の古典庭園様式をテーマとした「ザ・ペニンシュラ東京」内の異国情緒に溢れる空間「ヘイフンテラス」。「ザ・ペニンシュラ香港」にあるミシュランの星付きレストラン「スプリングムーン」の姉妹店として、伝統的な広東料理を楽しむことができます。
日本の四季折々の素材の持ち味を活かして生み出された、独創的な広東料理。「ザ・ペニンシュラホテルズ」内で、日本人初のエグゼクティブ チャイニーズシェフに就任した大崎シェフのもと、多彩なアラカルトメニューも繰り出されます。ランチタイムには、点心師が一つひとつ手作りする点心が。10種類以上の中国茶とともに、本場の味を堪能できるランチタイムが過ごせます。
3.美容に効果的な「医食同源」ベースのランチ
カントニーズ 燕 (エン)/東京ステーションホテル(東京都/東京駅)
美と健康を叶える“新”の広東料理、というテーマを持つ「東京ステーションホテル」内にあるレストラン「カントニーズ 燕」。中華の真髄を守りつつ、オリジナルな発想で構築される「真の進化」を表現するニューカントニーズが味わえます。
伝統的な「医食同源」の思想をもとに、本場香港にて学んだ確かな理論と技法から導かれる美容、アンチエイジングに効果的な料理の数々。栄養価も高く、若々しい美しさと健康的な心身を育むという世界観は、ヘルスコンシャスな美食家に高い支持を得ています。完全ヴィーガンの「健燕」、お店おすすめの海老のマンゴーマヨネーズソースが含まれた「艶燕」、シグネチャーディッシュ入りのプレミアムランチ「媚燕」のほか、ランチの選択肢が多いのも嬉しいポイントです。
4.ブルーで統一された空間で楽しむ、スタイリッシュな広東料理
チャイナブルー/コンラッド東京(東京都/汐留駅)
ブルーで統一したスタイリッシュな空間に、高さ8メートルのワインセラーが圧巻の「チャイナブルー」。汐留駅直結の「コンラッド東京」28階の窓一面に広がる浜離宮や東京湾のパノラマビューを楽しみながら、シェフからの斬新なプレゼンテーションで届けられる、目にも美しい一皿ひと皿を堪能できます。
フランスのエスコフィエ協会によるカリナリー アート マスターの称号をはじめとする数々の受賞経験を持つ料理長アルバート・ツェ氏は、クリエイティブで洗練された広東料理の表現者。バランスよく取り揃えた充実のコース「華(はな)」は、旬の食材を取り入れ、「医食同源」の考えに基づき趣向を凝らした内容で8,200円。窓の外に広がる壮観な東京ベイエリアの眺めとともにランチを満喫できます。
今回は、ヴィーガンや医食同源、点心にイノベーティブなど、1万円以下でランチができる高級ホテル自慢の中国料理店を厳選しました。
ゴージャスなホテル空間のなか、ランチで楽しむ現在進行形の中華を満喫してみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2024年11月06日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。