近年、それぞれの分野やジャンルで活躍した名料理人による2名体制でのレストランが増えてきました。2名のクリエイティビティによる相乗効果で、美味しさや魅力が倍になること間違いなし。今回はゲストを魅了する話題の“フォーハンズ”・レストランをご紹介します。
目 次
1.2人の料理長が生み出す、モダンな感性が光る広東料理
広東料理 センス/マンダリン オリエンタル 東京(東京都/三越前)
三越前駅直結のラグジュアリーホテル「マンダリン オリエンタル 東京」。 その37階に位置し、東京スカイツリーなど都心のパノラミックな眺望を一望できるのが「広東料理 センス」です。
腕を振るうのは、2005年に「広東料理 センス」のオープニングチームメンバーとして入社し、2018年に料理長となった鈴木豪氏と中間利幸氏。2人の料理長体制で、「本場よりもおいしい広東料理」を目指し、日本の旬にあわせた海鮮と野菜類を使用した本格広東料理を提供しています。
おすすめ料理の「京鴨胸肉の甜麵醬とプラムソース二種 京鴨の北京ダックの盛り合わせ」は、皮だけでなく肉そのものの美味しさも楽しめる一品です。それぞれの技術や知識により広東料理に対する敬意と情熱が生み出す、お料理を堪能してみては。
2.エレガントで華やかなリストランテが魅せる、ダブルシェフの競演
サローネ2007(神奈川県/元町・中華街)
2007年に横浜にオープンした「サローネ2007」は、開業以来予約が取れない店として話題となり、数多くの料理人やソムリエを輩出してきました。時間を忘れ心地よく食事を楽しめるよう、ゆったりとしたテーブル配置で、ラグジュアリーな世界が広がります。
「サローネ2007」ではダブルシェフ体制をしいており、「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ 2019」で世界チャンピオンに輝いた弓削啓太氏、イタリア・ピエモンテの名店で修業を積んだ青木一誠氏が華やかなイタリア料理を創り上げます。
月替わりのディナーコースは、驚きと感動に満ちあふれたイタリアのリストランテの”今”を表現する美食の数々。シェフの料理に寄り添うワインペアリングと共に堪能しましょう。
3.フレンチの名店「オテル・ド・ヨシノ」出身の2人が魅せる期間限定レストラン
カウンターフレンチ霧島レブラ(東京都/銀座)
銀座7丁目に位置する「カウンターフレンチ霧島レブラ」は、カウンター8席のみのフレンチレストラン。食材に敬意を払い、丁寧に手間暇をかけて素材本来の味を緻密に練り上げられた料理がコース仕立てでいただけます。
ダブルシェフとして腕を振るうのは、共に和歌山の名店「オテル・ド・ヨシノ」で研鑽を積んだ岡村隆明氏と井上真介氏。
岡村氏のシグネチャーデッシュは「パテアンクルート」。素材を活かし、繊細で優しくて深みがあるバランスの取れた味がゲストに支持されています。
井上氏はフランス料理の基本を元に経験と感性を融合して最高の味わいを生み出す料理が得意。対話から好みを引き出し、ソースやワインを合わせる対応力に定評あり。2人が織りなす至極の美食をぜひ体験してみては。
それぞれの経験や個性により料理の奥行きが広がるダブルシェフのレストラン。ぜひ一度足を運んでみては。
※こちらの記事は2024年04月01日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。