ブックマークしたい、上海蟹を使った名物料理が食べられる中国料理店 東京編

中国では秋冬の味覚の代表と言われる高級食材・上海蟹。今回は東京にある、上海蟹を使った名物料理が食べられるレストランをご紹介。今だけしか味わうことができない旬の食材を楽しんでみてはいかがでしょうか。

濃厚な味わいのミソがたまらない!秋の味覚の代表「上海蟹」

中国の秋冬の味覚の代表と言われ、日本では高級食材として人気が高い上海蟹。その醍醐味は、何と言ってもメスの蟹ミソと、オスの白子。特に濃厚な味わいの蟹ミソは、一度食べるとやみつきになってしまう人も少なくありません。
蟹味噌と卵をバランスよく蓄えたメスの上海蟹の旬は10月頃。オスは、11月中旬頃から白子をたっぷりと抱えるようになり、12月下旬頃から翌年の1月位まで美味しく食べられます。

1.上海蟹の養殖から手掛ける中国の名店の味を日本橋で堪能

蟹王府(東京都/三越前駅)

日本橋の三井二号館に店を構える「蟹王府」は、中国・上海にある上海蟹の名店「成隆行蟹王府」の日本初上陸店。中国の自社養殖場で捕れる新鮮な上海蟹を、独自のレシピで調理した上海蟹料理で、食通達を魅了しています。蟹王府の秘伝の紹興酒のタレで漬けた上海蟹や、約10匹分の上海蟹の味噌、内子や白子をご飯にかけて食べる「夫婦ソースかけご飯」は、店のシグネチャーディッシュ。蟹の養殖から手掛けるこの店ならではの逸品を楽しんで。

上海料理

蟹王府

東京メトロ銀座線、半蔵門線 三越前駅 A8出口 徒歩3分

30,000円〜39,999円

2.旬の上海蟹をマダムのもてなしと共に楽しむ上海料理の名店

シェフス(東京都/新宿御苑前駅)

新宿御苑から徒歩約5分の、閑静な住宅街の一角に店を構える「シェフス」。“引き算の美学”を大切にした上海家庭料理はもちろん、マダム・王のり子氏の温かく細やかなもてなしも魅力であるアットホームな一軒です。上海蟹料理の提供は、毎年10月~1月頃。蟹味噌や内子、白子の味をダイレクトに味わえる定番の「姿蒸し」や、カットした上海蟹の体の部分を旨味溢れる豆豉ソースで炒めた「上海蟹豆鼓炒め」など、様々な調理法で堪能しましょう。

上海料理

シェフス

東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 徒歩5分

10,000円〜11,999円

3.名店出身のシェフの自由な発想で生まれる上海蟹料理をフルコースで

Renge equriosity(東京都/銀座駅)

中国料理の名店「シェフス」で研鑽を重ねた西岡英俊氏がオーナーシェフを務める「Renge equriosity」。旬の食材に10種の油と8種の塩を駆使し、「中華=油っこい」というイメージを覆す、食べても後に残らない料理に仕立てます。10月から12月には「おまかせコース 上海蟹コース」が登場。定番の「酔蟹」や甲羅や身を使ったスペシャリテの「上海蟹のビスク」をはじめ、濃厚な味噌の風味が堪らない「黄金麻婆豆腐」など、上海蟹と秋冬の豊かな実りを感じられるメニューが並びます。

中国料理

Renge equriosity

東京メトロ銀座・丸ノ内・日比谷線 銀座駅 B6番出口 徒歩5分

20,000円〜29,999円

4.上質さと気軽さを併せ持った空間でアラカルト中華に舌鼓

桃仙閣 東京(東京都/六本木駅)

島根県で50年以上続く中国料理の名店「桃仙閣」を東京・六本木で味わえる「桃仙閣 東京」。深夜1時ラストオーダーという営業スタイルで、コース料理もアラカルトも充実しています。「上海蟹焼売」や「上海蟹の煎り焼き餃子」など、吉林省出身の女性点心師が作る点心は、どれもボリュームたっぷり。「上海蟹、フカヒレ、北京ダックのコース」では「上海蟹の紹興酒漬け」「蒸し上海蟹の雌雄食べ比べ」の他、シグネチャーメニューの「毛鹿鮫のフカヒレの煮込み」も蟹味噌入りにバージョンアップします。

中国料理

桃仙閣 東京

東京メトロ日比谷線 六本木駅 6番出口より徒歩1分

15,000円〜19,999円

5.巨匠の味を受け継ぐシェフの感性が光る六本木の隠れ家中華

Ji-Cube(東京都/六本木駅)

六本木駅から徒歩で約10分、西麻布の閑静な住宅街に佇む一軒家の中国料理店「Ji-Cube」。四川料理の巨匠・菰田欣也氏の元で長年活躍した佐々友和氏がシェフを務め、四川伝統の香り豊かな美味しさと、食材本来の味わいを活かした料理でゲスト達を魅了しています。菰田氏のエッセンスを感じながらも佐々シェフの感性が光る「上海蟹のフカヒレスープ」や、2大高級食材をご飯にかけていただく「上海蟹のフカヒレ餡かけご飯」は、この時期ならではの一品です。

四川料理

Ji-Cube

東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩10分

12,000円〜14,999円

今回は、東京にある、上海蟹を使った名物料理が食べられるレストランをご紹介しました。食通たちも唸らせる高級食材・上海蟹。今だけしか味わうことができない旬の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※こちらの記事は2023年09月01日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Mika Tsuboi

一休.comの宿泊営業アシスタントから編集部へ。ワインと一緒に、美味しいものを少しずついただくのが最高の幸せ。こぢんまりとしたフレンチやネオビストロがお気に入り。
最近は日本ワインにも興味を持ち、旅先で出会った好みのワインを自宅で愉しむのが日課。パンやスイーツなどにも目がなく、週末にはカフェやパン屋巡りをし日頃の情報収集も欠かさない。
・最近行ったお店:Restaurant Fermier/六雁/Varmen
・好きなお店:広尾 ぺりかん/RESTAURANT MAMA./LATURE
・得意ジャンル:ビストロ
・好きな食材:ジビエ/蛤/伊勢海老/キノコ

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