一度は食べたい、スペシャルな巻物がある東京のお寿司屋さん

シャリとネタというシンプルな組み合わせでありながら、職人の繊細な技が施された寿司。なかでも巻物は、お店によってコースの中で提供されるタイミングも異なり、特に個性が感じられる一品です。今回は、見た目も味も楽しめる、個性的な巻物がいただけるお寿司屋さんをご紹介いたします。

1.らんまる(東京都/不動前駅)で注目の巻物

「らんまる巻き」

不動前駅近くの閑静な住宅街にある「らんまる」は、同じく不動前にある寿司の名店「鮨 りんだ」の姉妹店。田邉幸輝氏が大将を務め、丁寧に仕事をしたネタで握る寿司と旬のおつまみでゲストをもてなしています。「鮨 りんだ」と一緒に仕込むシャリは、羽釜で炊いた塩沢産コシヒカリ。一気に圧力をかけることで、外は固めで中は柔らかな食感に炊き上げます。米の持つ甘みを活かすため、米酢と赤酢をブレンドしているのもこだわりのひとつです。

マグロの赤身から中トロまでをふんだんに使う「らんまる巻き」は、コースには含まれませんが、追加注文するゲストが多い名物メニュー。たっぷりと乗せられたウニとイクラが、さらに食欲をそそります。長芋、あさつき、たくあんの食感も楽しく、コースの後でもさっぱりといただけるのも人気の理由のひとつ。ウニ、イクラとともに一口で頬張れば、ネタ、シャリ、海苔、全ての味が口いっぱいに広がります。

寿司

らんまる

東京急行電鉄線 不動前駅 徒歩7分

20,000円〜29,999円

2.宇田津 鮨(東京都/中目黒)で注目の巻物

「野菜巻き」「ハーブ巻き」

中目黒駅から徒歩約5分の閑静な住宅街に佇む「宇田津 鮨」。一見すると寿司屋と気付かないような、和風金物が打たれた重厚感のある一枚扉が目印です。“アートギャラリーの中にある鮨屋”をコンセプトに、店内にはオーナーが選んだ有名アーティストの絵画が。ギャラリーのような空間で、大将・宇田津久氏による珠玉の寿司を楽しめます。

大将が毎日豊洲市場で魚を仕入れて手当をし、赤酢・米酢の配合を変えた2種のシャリを使い分けるなど、伝統的な握りを基本としながら、オリジナルの握りも魅力のひとつ。数種類の季節野菜を刻んで巻き寿司にした「野菜巻き」は、つまみから握りに移るタイミングで提供され、さっぱりといただける一品。季節の青魚や白身魚で広島の「梶谷農園」のハーブを巻いた「ハーブ巻き」は、まるで花が咲いたような、見た目も華やかな一品です。空間も寿司も、まさに五感で楽しめる個性溢れる1軒です。

寿司

宇田津 鮨

東急東横線 中目黒駅 徒歩5分

20,000円〜29,999円

3.鮨よしかわ(東京都/恵比寿)で注目の巻物

「トロと卵黄の太巻き 濃厚蟹餡掛け(ドラゴンボール巻き)」

恵比寿にある「鮨よしかわ」は、正統派江戸前寿司にひと手間加えた料理を楽しめる1軒。39歳でありながら職人歴26年という経歴を持つ店主・吉川貴将氏は、銀座や築地の店で寿司の技術を磨き、料理への探求心からフレンチや洋食も学びました。メニューは「大将おまかせコース」1本。大将が豊洲市場で目利きをして仕入れた海の幸を、寿司や焼物、椀物など、魚の特長に合わせた料理で提供します。

数ある個性派寿司の中でも人気が高い「トロと卵黄の太巻き 濃厚蟹餡掛け」は、通称「ドラゴンボール巻き」と呼ばれる店の看板メニュー。醤油漬けにした中トロと赤身、雲丹、卵黄を海苔で巻き、濃厚な蟹餡掛けソースとともに。創業150年以上という老舗の海苔の芳醇な香りが、ネタの旨味を際立たせます。経験豊富な店主ならではの新感覚の寿司と料理を味わい尽くしましょう。

寿司

鮨よしかわ

JR線 恵比寿駅 徒歩2分

12,000円〜14,999円

江戸前寿司の伝統を守りつつも、店ならではのひと手間を加えた独創性溢れる巻物の数々。巻きたてを手で食べる、ということも巻物の美味しさの醍醐味です。お店のこだわりが詰まった巻物を、是非手づかみで堪能しましょう。

※こちらの記事は2023年12月07日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Mika Tsuboi

一休.comの宿泊営業アシスタントから編集部へ。ワインと一緒に、美味しいものを少しずついただくのが最高の幸せ。こぢんまりとしたフレンチやネオビストロがお気に入り。
最近は日本ワインにも興味を持ち、旅先で出会った好みのワインを自宅で愉しむのが日課。パンやスイーツなどにも目がなく、週末にはカフェやパン屋巡りをし日頃の情報収集も欠かさない。
・最近行ったお店:Restaurant Fermier/六雁/Varmen
・好きなお店:広尾 ぺりかん/RESTAURANT MAMA./LATURE
・得意ジャンル:ビストロ
・好きな食材:ジビエ/蛤/伊勢海老/キノコ

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