美味しいレストランには、こだわりの「スペシャリテ」あり!今回は、次世代モダンチャイニーズの名物料理をご紹介します。とっておきのスペシャリテは、お店のこだわりを表現する代名詞となるもの。他ではいただけない特別な一皿を、是非味わってみませんか?
TexturA(東京都/有楽町)のスペシャリテ
「イチリンハナレのよだれ鷄」の3段活用
丸の内仲通り沿いに位置する「TexturA」。築地の「東京チャイニーズ 一凛」や、鎌倉の「イチリンハナレ」で独自の世界観を表現してきた齋藤宏文氏が手掛けるこの店でいただけるのは、中華×スペイン料理。さらに店内は、コーススタイルの「レストランエリア」と、アラカルトメニューの「カジュアルダイニングエリア」の2つのゾーンに分かれています。
今までにないスタイルで注目を集める「TexturA」のスペシャリテは、「『イチリンハナレのよだれ鷄』の3段活用」。まずは、柔らかく火入れした鶏肉と白レバーのパテに、胡麻がたっぷり入った刺激的な麻辣ソースを絡めて。黒酢の酸味と辣油の辛味、パクチーの香りなどが一体となったタレの味わいがたまりません。
3段活用の1つ目は、「よだれ鶏」のタレに、豚肉がぎっしり詰まったジューシーな餃子を付けて。2つ目は、山椒が練り込まれた麺を絡めていただきます。最後は豆乳スープを注いで、様々な旨みが詰まったタレを余すことなく味わい尽くしましょう。
CINA(東京都/恵比寿)のスペシャリテ
厳選赤身の四川“ROCK”ステーキ
恵比寿にある「CINA」は、こだわりの国産黒毛和牛で知られる「うしごろ」グループの1軒。白を基調とした店内の中央には、大理石のL字カウンター。スタイリッシュな空間で、中国料理をベースに世界中の料理技術を取り入れた、ニューモダンチャイニーズを楽しめます。
テーマは肉と中華とワイン。好きなものを少しずついただけるチャイニーズタパスや、鶏・豚・和牛・羊などの肉にこだわり抜いたメインディッシュなど、独創的な料理の数々は、どれも食欲をそそるものばかり。なかでも「うしごろ」グループならではの黒毛和牛にこだわったメインディッシュは、定番の人気メニューです。
「麒麟」コースのメインを飾る「厳選赤身の四川“ROCK”ステーキ」は、大きな塊肉と唐辛子などのスパイスがインパクト抜群。A5ランクの黒毛和牛に、唐辛子、クミン、コリアンダーパウダー、パプリカパウダーなど約10種類の調味料を使用したオリジナルスパイスをまぶし、低温調理理で絶妙な焼き加減に仕上げています。塊肉のまま焼いてから薄くスライスすることで、肉の持つ旨みを十分に味わえます。
遊猿(東京都/四ツ谷三丁目)のスペシャリテ
前菜盛り合わせ&鮎の変わり揚げ
東京・四谷の荒木町に店を構える中華料理店「遊猿」。青山にある鉄板中華の人気店「青山シャンウェイ」や神楽坂の「エンジン」など、中華料理一筋で経験を積んだ大内誠也氏が2016年に独立し、店をオープンしました。ウッディーな内装に観葉植物が映える山小屋風の温かみのある空間で、本格的な中華料理を楽しめます。
この店で是非いただきたいのが「前菜盛り合わせ」。豆乳でのばしてムース状に仕上げた湯葉の上に紹興酒に漬けこんだウニを乗せた「うにゆば」をはじめ、シェフが毎朝市場から仕入れた旬の魚介類や野菜を使用したおすすめの前菜8品は、見た目でも楽しませてくれます。
もう一品、9月末までの期間限定でいただける「鮎の変わり揚げ」は、鮎をまるごと1本骨まで使ったメニュー。3枚におろした鮎を、肝で作った味噌で漬けてカリっと揚げ、骨は干して骨せんべいにしています。香ばしい食感と凝縮された鮎の旨みは、お酒との相性も抜群。食欲をそそる逸品です。
素敵なお店のスペシャリテは、ここでしか出会えない特別な食体験を堪能できる一品。気になるお店があったら、ぜひブックマークしてみてくださいね。
============
「極みの店」をInstagramでも紹介中!
ぜひチェックしてみてください。
https://www.instagram.com/kiwamino/
============
※こちらの記事は2023年06月02日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。