大阪の食通に愛される、ラグジュアリーなイタリアンの名店【クイントカント】

「サローネ」グループの関西初出店の人気イタリアンレストラン「クイントカント」。横浜屈指の名店「SALONE 2007」や、劇場さながらの艶やかな空間が美しい南青山「イル テアトリーノ ダ サローネ」など、「サローネ」が展開する他のレストランと同様、こちらもまた予約の取れない人気店として知られています。プレミアム美食メディア「KIWAMINO」では今回、大阪・中之島の人気イタリアン「クイントカント」の魅力をご紹介します。

大阪・中之島「ダイビル本館」1階に佇むラグジュアリーなリストランテ

食にはシビアと言われる関西にあっても食通たちに愛されて止まない、ラグジュアリーな名店をご紹介します。大阪のビジネスの中心、中之島。1924(大正14)年に竣工した旧「ダイビル本館」のネオロマネスク様式の意匠を再現し、2013年にグランドオープンを果たした新生「ダイビル本館」。

この美しきビルの顔ともいえる1階を舞台にデビューした「クイントカント」は、イタリア語で“5番目の角”を意味する店名の通り、「サローネ」が手がける5店目のリストランテです。

重厚感漂う外観とは打って変わって、店内は白を基調に大理石などを配した明るい空間。心地よく陽光が差し込み、どの席からも窓の外に緑を感じられます。開放的なランチタイムと、シックでドラマティックなディナータイム。昼夜それぞれの表情でゲストを迎えています。

美食家を虜にする「サローネ」グループの料理とマリアージュを愉しんで

シェフを務めるのは、佐賀県出身の弓削啓太氏。甲子園出場経験もある高校球児であったという弓削氏は、バンクーバーの料理学校で学び、帰国後は京橋の有名フレンチレストラン「Chez Inno」 にて、シェフパティシエとして活躍しました。渡仏し、パリでさらなる修業を重ねた後、「サローネ」グループの「イル テアトリーノ ダ サローネ」(南青山)でスーシェフとして勤務。2013年の「クイントカント」のオープンに合わせてシェフに就任し、現在に至ります。

イタリアの伝統ある郷土料理を再構築した料理で知られる「サローネ」。

「クイントカント」でも、イタリア料理の“トラディショナーレ(伝統)”と“レジョナーレ(地域性)”をふまえながら、シェフの感性で再構築した“クチーナ・クレアティーヴァ(創造的な料理)”を月替りのコースで提供。

大阪の地ならではの旬の食材もふんだんに用い、ランチでは全8皿、ディナーでは全11皿ほどの多彩なメニューが供されます。

中でもフォワグラのパテとレモンのジャムをウエハースで挟んだ一品『ワッフェリーノ』や、シンプルながらトマトと香味野菜の旨みが存分に活きた『スパゲッティ サルサ ポモドーロ』などは、足繁く通うファンからも評価の高いメニューです。

一皿一皿に絶妙なマリアージュを味わいたいなら、ぜひ同店が誇るワインペアリングを。イタリア全土から取り揃えた自然派ワインを中心に、プロが納得の一杯を合わせてくれますよ。

ラグジュアリーで上質な「サローネ」が放つ、大阪初進出のリストランテ「クイントカント」。本物を知る大人たちがこぞって足を運ぶ、類まれな美味しさを味わってみませんか?

お店の衛生対策について

イタリア料理

クイントカント

京阪中之島線 渡辺橋駅 徒歩5分

20,000円〜29,999円

Mika Muroi

旅と食べ歩きと文章を書くことが好きで、プレミアム・グルメメディア「KIWAMINO」のライターに。フレグランスラボでの勤務経験から、香りやフレーバーにこだわりが。選りすぐりのレストランを、スマートな日本語に乗せてお届けします。
【MY CHOICE】
・さいきん行ったお店:DAZZLE
・好きなお店:嘉禅
・自分の会食で使うなら:麻布淺井
・得意ジャンル:イタリアン、ビストロ
・好きな食材:野菜全般、鴨、チーズ

このライターの記事をもっと見る

この記事をシェアする