レストランで安心してお食事を!「小笠原伯爵邸」の取り組みをご紹介

「美味しい名店の味をレストランで」。そんな切実な思いを抱く方も多いのではないでしょうか。5月25日には緊急事態宣言が解除されましたが、ご自身や大切な方を守るためにも、三密を回避した的確な感染症対策が引き続き必要です。withコロナ時代でも安心してお食事を楽しんでいただけるよう、「一休.comレストラン」の人気店でも感染症対策に注力する取り組みが始まっています。
今回は、新宿・河田町に佇むファインダイニング「小笠原伯爵邸」の取り組みをご紹介します。

美しい洋館「小笠原伯爵邸」でモダンスパニッシュに舌鼓

新宿区の中でも閑静な住宅街として知られる河田町エリア。その一角に佇む美しい洋館が「小笠原伯爵邸」です。小倉藩(福岡県)の藩主小笠原家の敷地に1927年、貴族院議員であった小笠原長幹伯爵の邸宅として建てられました。約1千坪の広大な敷地に立つスパニッシュ様式の館はラグジュアリーホテルさながらの美しさで、多くのファンを魅了しています。

そんな洗練された雰囲気の中でいただくのは、料理長・ゴンサロ・アルバレス氏の卓越した技術と感性によるモダンスパニッシュの数々。現在はコロナの影響を受けた日本の農家、産地を応援するため、日本各地の旬の味わいが楽しめる魅力的な内容となっています。

美しい庭園に位置する樹齢500年のオリーブの樹も、忘れてはならないレストランにとって大切なシンボルの一つ。オリーブの実は、料理長がオリジナルレシピで漬けてコースの初めに提供するほか、樹をモチーフにしたオリーブのボンボンはペストリーシェフによる食後の小菓子のなかでもシグネチャー的な存在です。

「小笠原伯爵邸」での具体的な感染症予防対策

小笠原伯爵邸では安心してレストランをご利用いただけるよう、様々な感染症予防対策を講じています。「KIWAMINO」編集部では、その取り組みを「衛生管理編」「ソーシャルディスタンス編」「換気編」の3つに分けてご紹介します。

①衛生管理編

入店時はもちろんのこと、お客様が気になった時にすぐ殺菌できるようエタノール消毒液を「エントランス」と「化粧室」および、邸内各所に設置しています。

また、テーブルや椅子など、パブリックスペースでお客様が触れる機会の多いものについては定期的に消毒をしており、衛生管理を徹底しています。

サーブ時など、スタッフとお客様の距離がどうしても近くなる際にも手立てを講じています。一つは、マスクと手袋の着用。お料理を提供される時の接触機会を極力減らす努力をしているのです。

スタッフの健康管理については、検温や手洗い、うがいの励行を行うことで対応していく構えです。

②ソーシャルディスタンス編

3密を防ぐ視点からは、ダイニングのテーブルの間隔を広げ、従来よりもゆったりと配置することで対応。

屋外でも快適にお食事を楽しめるよう、樹齢500年のシンボルツリー・オリーブの樹を望むお庭にて、パラソルなどを配置。強い日差しもしっかりと遮ってくれます。
また、屋根のある部分や、ミストシャワーも完備するため、ソーシャルディスタンスを取りつつ、お店自慢の庭園の景色を身近に感じる時間も楽しめます。

「小笠原伯爵邸」では、お一人様でのご予約も可能とのこと。料理長・アルバレス氏のモダンスパニッシュを心ゆくまで楽しみたい方にもオススメです。ランチ、ディナーでお楽しみいただけるドングリを食べて育ったイベリコ豚べジョータは、ぜひお召し上がりいただきたい逸品です。

お庭でお料理をいただけるようになったのは4月から。夜はキャンドルでライトアップされています。夜風を感じながら、暮れゆく夜空を眺めてのお食事を存分に堪能できます。
そんな素敵な雰囲気を楽しんで欲しいという思いから夜風を感じながら、暮れゆく夜空を眺めてのお食事、特別なカクテルもご用意。「無農薬しまなみレモンのソルティレモネード」など、スペイン料理の美味しさを引き立たせる本格的な味わいで、これからの季節にもピッタリです。

来店までの道のりで、公共交通機関を使うのは心配という方もいらっしゃると思います。お車で来店をご希望の方については、事前にお電話でご相談させていただき、できる限り受け入れたいとのことです。

③換気編

開放感あふれる回廊や、ステンドグラスを施した天井高のあるロビーなど、建物自体、空気の流れが淀みにくい造りとなっていることも「小笠原伯爵邸」の特徴の一つ。

お店では、スタッフによる定期的な空気の入れ替えを行うことで、換気対策の徹底を推進しています。

上質な空間とホスピタリティでお客様を魅了してきた「小笠原伯爵邸」。美しい庭園を眺めつつ、こだわりのお料理をいただけば、本場スペインさながらの雰囲気を体感できます。
今回は、その感染症対策にフォーカスしました。「小笠原伯爵邸」では今後も、お客様の安全と安心を念頭に、美味しいお料理と快適なサービスを提供していく構えです。ぜひ皆さまも、細心の注意をしながら、withコロナ時代のお食事を楽しんでいただければと思います。

お店の衛生対策について

新型コロナウィルス感染症の発生状況を踏まえ、お客様並びに関係者の健康と安全面を第一に考え、感染拡大防止と予防に努めて参ります。

■空気中のウイルスだけでなく、室内に付着したウィルスにも有効な「エアバスター」を導入しました。

■各お席にマスクケースを常備しております。

■ダイニングのテーブル間隔を広めにとり、ゆったりとした配席としています。

■邸内各所にエタノール消毒液を設置しております。

■パブリックスペースでは定期的な消毒の頻度を強化して参ります。

■接客スタッフは、マスク、手袋を着用させていただいております。

■有料となる個室では飛沫防止パーテション設置のご相談に乗ります。ご希望の配席によってはお受けいたしかねるので、事前にご相談くださいませ。

スペイン料理

小笠原伯爵邸

都営大江戸線 若松河田駅 改札右側・河田口 出口より地上すぐ

15,000円〜19,999円

アクセス
住所: 東京都新宿区河田町10-10

謝 谷楓

「一休.comレストラン」のプレミアム・美食メディア「KIWAMINO」担当エディター。ユーザーの悩み解決につながる情報を届けられるよう、マーケットイン視点の企画・編集を心掛けています。

前職は、観光業界の専門新聞記者。トラベル×テック領域に関心を寄せ、ベンチャーやオンライン旅行会社の取材に注力していました。一休入社後は「一休コンシェルジュ」を経て、2019年4月から「KIWAMINO」の担当に。立ち上げを経て、編集・運営に従事しています。
【MY CHOICE】
・最近行ったお店:和田倉、SENSE
・好きなお店:六雁
・自分の会食で使うなら:茶禅華
・得意ジャンル:日本料理
・好きな食材:雲丹/赤貝

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