銀座の人気和食「六雁」グルメレポ。臨場感あふれるカウンターで楽しむスーパー割烹

※この記事は2020年2月の取材を基に制作しました。

高級店が立ち並ぶ銀座並木通り。ここに2004年から店を構えるのが、料理長秋山氏が率いる『六雁』です。
フルフラットで活気ある厨房を見渡すことができるオープンキッチンでは、料理人たちの調理する音や声が飛び交い、「スーパー割烹」というコンセプトがピッタリ。京料理を進化させた、ネオ和食を味わうことができるのです。

ライブ感あふれるカウンター席の他、完全個室も完備されているので、シーンを問わず重宝します。

提供される料理はコースのみ。旬の食材と料理長の斬新なアイデア、そして美しい盛り付けを組み合わせた至高の料理の数々。

コースのスタートは、まず一口目に、生姜と柚子の甘酒でお腹を落ち着かせて。その後、味わうのは上品な酸味がある諸子南蛮揚げ。諸子の下には根芋のおひたしが隠れています。

プリっと肉厚な蛤は海苔の衣で揚げて風味をつけ、春を感じる一品に。

日本酒との相性もぴったりの、からすみ餅。ころんと見た目も可愛らしいです。

透き通ったおつゆが美しく光る、名取り汁。
ごろっと食感が楽しい鶏団子に、炭火の風味をほのかに感じる鶏もも肉には柚子を添えて、さらに湯葉の存在感が加わって贅沢なお椀に仕上がっています。

お造りは、鮃とあおり烏賊の2点盛り。

使用しているこだわりのお皿はもちろん、その盛り付け方も、まるでアート。
食べるのがもったいないくらいです。

しっとり仕上げられた寒ブリのづけ焼き、隣に添えるのはなんとあん肝。この組み合わせ方も斬新で、日本酒がついつい進んでしまいます。

シェフのスペシャリテ、季節野菜の煮こごり。

包丁を入れた時の断面までち密に計算され、見た目の美しさに加えて一口食べるごとに変わる様々な野菜の食感もワクワクします。

茨城産常陸の輝き豚は、味噌漬けで仕上げ。筍とりんごを合わせることで、食感も楽しく、リンゴの酸味と甘みが豚肉の旨味をぐっと引き出しています。

最後の食事は、お豆腐とご飯を合わせた、うずみ豆腐。 優しいお出汁の味がからだにじんわり沁みる……。
五目豆や壬生菜ごま和え、出汁巻き玉子はどこか懐かしく、ほっこり。

食事を楽しんだには、出門アイスとよもぎ雪平餅の2種類のデザートをいただきます。

一皿一皿に合わせるお酒も、シャンパーニュから白・赤ワイン、そして日本酒までマリアージュにとことんこだわっています。

キッチンという舞台から提供される感動の料理の数々を、カウンターから観客として味わう贅沢さ。
空気感から始まり、料理やお酒はもちろんのこと、器のデザインや盛り付け方までトータル的な演出によって特別な体験を提供してくれるレストランです。

お店の衛生対策について

【ご協力のお願い】
化粧室にお客様用の手指消毒液、外用消毒剤アルコールスプレーを設置しております。

【感染予防のための対策】
■厚生労働省の対応指針に基づき、スタッフの手洗い、うがい、並びに、店内、家具、什器等のアルコール消毒を徹底しております。

■スタッフは出勤時の体温測定を実施し、発熱や体調不良がうかがえる者に対しては出勤停止とし、行政に相談し指示を受けるよう周知徹底しております。

■お客様の健康と安全、公衆衛生を考慮し、スタッフは料理の仕込み・準備時にはマスク・手袋を、営業時にはマスクを着用させて頂いております。

■営業に際して客席を通常の1/3以下に減らし、充分な間隔をとって三密を防ぎ、営業時も衛生担当者2名が常に設備の除菌等を行わせて頂きます。

日本料理

六雁

東京メトロ銀座・丸ノ内・日比谷線 銀座駅 B5出口から徒歩1分

アクセス
住所: 東京都中央区銀座5-5-19 銀座ポニーグループビル 6F・7F

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※こちらの記事は2020年06月05日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

ハツ

年間400軒のレストランを食べ飲み歩くグルメブロガー。美味しいものを食べて飲んで楽しむオンラインサロン「東京グルメサロン」主宰、約140人のメンバーで毎月20回以上のオフ会を開催中。 その他、さまざまなグルメメディアでグルメライターとして活動しながら、自身もインフルエンサーとしてグルメ情報をSNSで発信している。

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