秋が一層深まるなか、旬の食材を思いっきり愉しみたいという思いが募っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。プレミアム美食メディア「KIWAMINO」では今回、秋の味覚を堪能できる和食の人気店を厳選してご紹介します。ぜひお気に入りの一軒を見つけて、旬の味わいをいただきに訪れてみてはいかがでしょうか。
目 次
季節の美味しさを、ミシュラン三つ星の名店で
麻布 かどわき
「ミシュランガイド東京2020」で三つ星を獲得した「麻布 かどわき」。黒塗りの壁や、洗練された和の設えが特徴で、凛としていながらも落ち着いた雰囲気漂うエグゼクティブ御用達の名店です。個室も3つ完備されているため、プライベートでのお食事にも使い勝手の良い一軒です。
「麻布 かどわき」と言えば「トリュフの炊き込みご飯」が有名ですが、松葉ガニやフグといった冬の時期ならではの食材を存分に味わえるコースも充実しています。上質な空間で、旬の味わいを感じる贅沢なひと時が過ごせます。
季節の野菜を存分に使った“スーパー割烹”に舌鼓
六雁
「古事記」や「日本書紀」にて、日本料理の起源を作ったとされる「磐鹿六雁命 (いわかむつかりのみこと)」の名を店名に冠した銀座・並木通りの名店「六雁」。総料理長・秋山能久氏が手掛ける華やかな料理の数々は、“スーパー割烹”として親しまれています。スタイリッシュなカウンター席も人気です。
「六雁」では、季節のお野菜を使った料理が特に有名。「六雁のお野菜コース」では、全品野菜のみを用いた創作料理をいただけるとあって性別や年齢を問わず支持を集めてきました。味だけでなく見た目の美しさにもこだわった一品一品を通して、野菜の食感や味わいを愉しめます。
加賀料理のお座敷遊びの醍醐味に触れる老舗料亭
赤坂浅田
150年以上の歴史を持つ、石川県金沢の老舗料亭旅館「浅田屋」。その味を東京で堪能できるのが「赤坂浅田」です。料亭文化を現代に伝える名店では加賀料理の伝統はもちろんのこと、東京の花柳界を代表する赤坂芸者衆を呼んでのお座敷遊びも。
秋が深まった11月ごろから愉しめるカニをはじめ、旬の鮮魚類は石川県金沢港からのお取り寄せ。加賀野菜やそば粉といった食材のほか、調理に使う水も“加賀料理”発祥の地である石川県産のものを用いるこだわり様です。ランチやテイクアウトも充実しているため、料亭の味を気軽に味わえるのも嬉しいですね。
魯山人の器と旬の素材を目と舌で堪能する高級料亭
紀尾井町 福田家
「紀尾井町 福田家」は、東京の一等地・紀尾井町1番に佇む老舗料亭。稀代の美食家、北大路魯山人との縁が深いことでも知られる日本を代表する名店は、数寄屋造りならではの直線美を活かしたシンプルかつ上質な設えが特徴。大小合わせて4つの個室を完備しています。
料理長である松下俊一氏が表現するのは、季節の旬の味覚を味わえる和食。魯山人の器に盛り付ける美しい料理には、季節の香りや素材本来の滋味深さが宿ります。産地直送で取り寄せる野菜のなかには、「鈴ヶ沢なす」や「鈴ヶ沢唐辛子」など松下氏の地元・長野県産のものもあるとのこと。老舗料亭ならではの行き届いたおもてなしと共に、リラックスしたひと時を愉しんでみてはいかがでしょうか?
旬の美味しさとお酒をいただく人形町の人気店
人形町 やま田
人気店ひしめく東京・人形町の一角に佇む「人形町 やま田」。和モダンで気品あふれる店内は、大切な方とのお食事にもピッタリです。カウンター席のほか、2人から使える個室も用意しています。
この季節にオススメなのが、「【料理長お勧め】とらふぐ・蟹・鰻・和牛ヒレ肉を堪能」コース。とらふぐの白子や蟹香箱など、旬の厳選素材を用いた一皿一皿が目と舌を喜ばせてくれます。お酒類にも力をいれており、ワインは50種類、日本酒も大吟醸や純米大吟醸など20種類をラインアップ。ぜひ、お気に入りの一杯を見つけてみてはいかがでしょうか。
東京で、秋の味覚を堪能できる和食の人気店を厳選してご紹介しました。気になるお店があれば、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2024年05月17日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。