「その店へ行くためだけに、わざわざ足を運びたい」。そんな名店が、全国には数多く存在します。その土地ならではの食材を使用した、匠の技が光る一流の店。今回はその中でも「KIWAMINO」が厳選する新潟にある名店を4店舗ご紹介します。
目 次
1.昭和29年創業、新潟で獲れた食材だけで握る絶品寿司
登喜和鮨 新発田本店(新潟県/新発田駅)

新発田駅から徒歩約15分。東部に飯豊連峰と二王子岳がそびえる自然豊かな街で、昭和29年から営業しているのが「登喜和鮨 新発田本店」です。土地の食材を活かす事が職人の仕事であるという理念のもと、新潟で獲れた食材だけで握るのがこだわり。店内は、カウンターのみ。新鮮で栄養豊富な魚を使った寿司を、一貫ずつ提供してもらえます。
シャリには、コシヒカリの変異種「豊コシヒカリ」を使用。通常のコシヒカリより粒が大きく硬いのが特徴で、羽釜で炊き上げることでふっくら仕上がります。一粒一粒に存在感があるシャリは、米どころならでは。
基本は料理と握りのおまかせコースですが、木、金曜限定で握りのみを楽しめるコースも。伝統の中に革新が光る、独創的な寿司を味わえます。時代を超えて愛され続ける地元の名店で、新潟のあふれる恵みを堪能してみては。
2.新潟×イタリアの厳選食材に酔いしれて
Osteria BACCO(新潟県/新潟駅)
新潟駅から車で約10分。閑静な住宅街にある坂の途中に店を構えるのが「Osteria BACCO」です。本場イタリアで3年、東京で3年と修業を重ねてきたシェフが作る、シンプルなイタリア料理が評判です。
メニューは昼も夜もコースのみ。新潟の食材と、イタリアをはじめとするヨーロッパの食材を厳選し、シェフがおまかせで構成を考案。季節や仕入れ状況によって、さまざまな味わいを楽しめます。人気のパスタは手打ちにこだわり、ショート、ロングを問わず豊富な選択肢から、その日の食材にぴったりのものを選出。食材の魅力をふんだんに引き出す味付けで仕上げます。
大きな窓が特徴の清潔感あふれるモダンな空間。ゆったりとくつろげるので、普段使いはもちろん、 記念日にも最適。イタリアンという切り口で、新潟食材の新しい魅力に出会えそうです。
3.「なだ万」出身の料理人が切り盛りする日本料理の名店
日本料理 古門(新潟県/新潟駅)
新潟駅から車で10分ほど。上品な白いのれんが目印の「日本料理 古門」は、全国各地で修業を重ねてきた長谷川信司氏が切り盛りする地元の名店です。長谷川氏は、老舗日本料理店「なだ万」を退社後、故郷である新潟にもどって「日本料理 古門」を開業。同じく「なだ万」出身の前田裕貴氏とともに腕をふるっています。
完全予約制で、コースは予算に応じて3段階。いずれも、新潟の旬の鮮魚・食材を使った料理に舌鼓を打つことができます。丁寧な職人仕事で作られた品々は、どれも美しい器に盛られていて目にも鮮やか。季節や仕入れによって内容が変わるので、旬の味を追って何度も通いたくなります。
気さくな店主との会話を楽しみつつ、日本料理の素晴らしさを心ゆくまで味わう、至福の時間を過ごせるでしょう。
4.洗練されたシンプルな寿司を新潟の銘酒とともに
すしあらい(新潟県/新潟駅)
新潟駅から徒歩約10分、趣きがある古民家風の店舗が「すしあらい」です。踏み入れると、落ち着いた印象の高級感あふれる店内が広がります。カウンターやテーブルがあるほか、個室完備なのでビジネスシーンにも最適。日本の伝統を感じさせる空間で、繊細な手仕事が生み出す寿司を楽しめます。
こだわりは、目利きが厳選した旬の食材と、岩船産のコシヒカリで作るシャリ。奇をてらわずシンプルに、味・香り・温度のすべてに気を配りながら、一貫ずつ提供します。
おつまみから握りまでの流れを、おすすめの日本酒とともに堪能できる「ペアリングコース」も人気。酒器、温度、順番、おつまみとの相性を考えて提供される12~13種類の日本酒を、少しずつ贅沢に味わえます。新潟の魅力に酔いしれて、素晴らしい思い出を作れそう。
今回は、一休レストランで掲載されている、新潟の名店を厳選して4店舗ご紹介しました。どの店も、旅してでも訪れたい名店揃い。その土地ならではの食材を使った、その店ならではの美味に癒される贅沢な食旅に、出かけてみませんか。
※こちらの記事は2025年01月29日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。