春夏秋冬の変化が盛り込まれた日本料理。目でも舌でも日本ならではの魅力をしみじみと感じられ、四季の移り変わりと共に味わいたくなりますよね。今回は、一度は行きたい、金沢にある日本料理の名店を厳選して5軒ご紹介。和の心と技を活かした旬の逸品を楽しんでみませんか？
目 次
1．職人技を間近で体感する、金沢の四季を感じる日本料理
金澤 せつ理（石川県／北鉄金沢駅）
北鉄金沢駅から徒歩17分、金沢の食材が集う「近江町市場」からほど近くにあるのが「金澤 せつ理」。大将の河田康雄氏は、料理対決番組である「料理の鉄人」や YouTube の「有頂天レストラン」へ出演するなど、多くの方から注目されている料理人です。”金澤の四季折々の幸をそれぞれのスタイルで楽しんでもらいたい”という思いから、仕入れから調理までを1人で行っています。
目の前に調理風景を望むカウンター席を中心とした店内は、金沢の風土を感じられる空間。北陸のミシュランガイドにて一つ星を獲得した、季節の北陸の食材をたっぷり使った滋味深い日本料理を、心ゆくまで堪能してください。
金澤 せつ理
浅野川線 北鉄金沢駅 徒歩17分
2．おもてなしの心が光る、銘酒と楽しむ多彩な懐石料理
さかい（石川県／野町駅）
金沢を代表するグルメストリート「木倉町商店街」にある「さかい」。旬の食材を使用した繊細な日本料理を、大将の酒井浩平氏と会話しながら楽しめます。店内は、シンプルで料理に集中できる落ち着いた空間。趣向を凝らした多彩な懐石料理を、1品ずつじっくりと味わえます。
「さかい」では、旬を感じられる日本料理をおまかせコースで提供。多くの来店者から好評な酒井氏のおもてなしは、料理の味をより一層引き立て、特別な食事体験を演出してくれます。北陸のミシュランガイドにて一つ星に輝き、全国の銘酒30種類以上を揃える「さかい」は、大切な人に喜ばれるとっておきの日本料理店です。
3．大正ロマンな町屋造りで自家製粉のそばと楽しむ和食
蕎味 櫂（石川県／金沢駅）
金沢の三茶屋街のひとつ「ひがし茶屋街」に店を構えるのがミシュランガイドにて一つ星を獲得した「蕎味 櫂」。大正初期の町屋造りの建物は、和の風格を漂わせています。手挽きの石臼で製粉した挽きぐるみのそばを旬の食材とともに堪能ください。挽きぐるみのそばは、甘さと粗さの中に上品さもあり、そば本来の味を楽しめます。奥深く、しっかりとした味わいのそばは、お酒とともにゆっくりと堪能しましょう。
店名である「蕎味 櫂」に込められた”温かい良い店にしていきたい”を体現する、風情あふれる料理とサービスが自慢の同店は、家族との大切なひとときや海外ゲストとの会食にも最適です。
蕎味 櫂
JR線 金沢駅 バス:「橋場町・ひがし茶屋街」停留所より徒歩5分
4．完全プライベート空間で堪能する明治時代からの伝統と技
山乃尾（石川県／金沢駅）
JR金沢駅よりタクシーで15分、「ひがし茶屋街」の高台にある料理旅館「山乃尾」。明治時代より受け継がれてきた一客一亭のおもてなしの心で、ゲストを特別な時間へ導いてくれるでしょう。食事処は一棟一棟が離れになっており、プライベートな空間を演出。季節の移ろいを感じながら、金沢の旬の食材を使用した会席料理を堪能できます。
春から夏にかけては木々の鮮やかな緑、秋には燃える紅葉、冬は一面の雪模様を楽しめます。なかでも冬の味覚・カニをふんだんに使用した会席料理を味わうひとときは、この上ない贅沢でしょう。お祝いごとや縁談など、ここぞというときに訪れたい料亭です。
山乃尾
JR線・新幹線金沢駅よりタクシーで約15分
5． “お客さまの思いを叶える”ミシュラン二つ星の日本料理
日本料理 銭屋（石川県／JR金沢駅）
JR金沢駅から車で約10分にあるのが昭和45年創業の「日本料理 銭屋」。伝統を重んじた斬新で繊細な料理は、日本だけでなく世界中のゲストを魅了。”お客さまの思いを叶える”を理念とし、ゲストそれぞれの状況に寄り添った料理を提供しています。酒、器、食べるまでの演出すべてが、五感を刺激。金沢の食材を使用した旬の日本料理を、心ゆくまで堪能できます。
店内には和の趣がある個室と、オープンキッチンスタイルのカウンター席を用意。カウンターでは、2代目主人の髙木慎一朗氏や、弟で料理長の二郎氏との会話が楽しめます。北陸のミシュランガイドで二つ星を獲得した日本料理を味わう時間は、人生で忘れられない思い出になるでしょう。
日本料理 銭屋
北陸鉄道線 野町駅 徒歩15分
今回は、一度は行ってみたい、金沢にある日本料理の名店を厳選して5店舗ご紹介しました。日本の四季の美しさを食事の中に感じられる料理の数々は、それぞれの店ごとに特徴のあるものばかり。金沢ならではの食の魅力を堪能しに、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2025年01月18日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。
