冬の味覚と言えば、カニや上海蟹などの旬を迎える海の幸をはじめ、身体をほっこり温めてくれるお鍋など様々。美味しく、たくさん食べて寒さを乗り切りたいですね。今回は、そんな冬ならではの味わいを楽しめる大阪のレストランを、記事別でご紹介します。
目 次
1.淡路島の贅沢食材と、冬の味覚の王様カニの豪華共演
緒乃(大阪/北新地駅)
大阪・北新地にある「緒乃」は「淡路島緒乃」、「芦屋緒乃」や出張料理人として経験を積んだ料理長・小野孝太氏が集大成として、北新地に開業した日本料理店です。料理は、全国から厳選した食材の他、小野氏の故郷である淡路島の食材や、醤油や味噌などの調味料を使用。長年の経験に裏打ちされた調理技術に、独創性や遊び心が光ります。豪華な食材を惜しげもなく、大胆に振る舞うのも小野氏ならでは。
冬の時期には、セコガニを使った一品など様々なカニ料理が登場。ゲストより大好評の〆には「カニご飯」や「カニカレー」が加わります。「カニご飯」はカニの旨味が体に染み渡り、カニの出汁がたっぷりと詰まった「カニカレー」はここでしか味わえない贅沢な逸品でしょう。
2.料理人歴40年の技と真心でもてなす、絶品カニ料理を堪能
北新地 おおくらの(大阪府/北新地駅)
北新地駅より徒歩約2分のところにある「北新地 おおくらの」。茶の湯の心をモダンに表現する洗練された空間には、カウンターそして個室を完備。なかには専用扉を備える個室もあり、プライベートな滞在も可能です。提供されるのは、料理人歴40年を超える熟練の腕を持つ総料理長・大倉野勝男氏が織りなす上質な懐石料理。一品ごとに真心込めて調理される逸品の数々は、目でも舌でも楽しめます。
カニの時期は、通常の懐石コースに加え「河豚と蟹の特別懐石」も登場。焼いた殻の香りを加えたクリームが味わい深い「ズワイガニたっぷりの蟹クリームコロッケ」や、カニそのものの味わいを堪能できる「ズワイガニステーキ」「河豚・蟹土鍋御飯」など、様々な調理方法で冬の味覚・カニを堪能できるでしょう。
3.東シナ海産の天然とらふぐを、老舗の伝統と技で
多古安(大阪府/朝潮橋駅)
都心から離れたエリアの路地にありながら、古民家風の外観がオーラを放つ創業昭和4年のふぐ料理の老舗「多古安」。常に天然物だけを吟味し“ほんまもんの味”を初代から継承してきた「てっちり鍋」が、長きにわたりファンを魅了してきました。
現在は、3代目の木村幸司氏が受け継いだ“伝統と技術”をベースに、東シナ海産の天然とらふぐ料理がメイン。1年半かけて仕込んだ特製ポン酢と合わせる厚めに引いたてっさ、秘伝のタレで漬け込んだ自慢の唐揚げなど、素材の良さを活かすため、極力手を加えずにシンプルな調理法にこだわります。
4.ふぐの季節のみ個室で楽しむ、正統派専門店
活ふぐ料理 たてもと(大阪府/天下茶屋駅)
天下茶屋駅から徒歩約3分、天然にこだわる昭和26年(1951年)創業の「活ふぐ料理 たてもと」。創業以来70数年、早朝から市場に出向き、その日ベストなとらふぐを仲買人から仕入れます。すぐに捌いて水分を抜き、半日寝かせて熟成。包丁を入れる前に生簀で「活かし込み」を行い、鮮度を保つひと手間を惜しみません。
「てっちり鍋」に合わせるのは、一つ一つ手作業で搾ったダイダイを、秘伝の技で調合した特性のポン酢。とらふぐの味わいを最大限に引き立てます。店は、ふぐの季節以外は休業という正統派。全室個室なので、プライベート感覚でふぐを楽しむことができる貴重な一軒です。
元記事を読む:https://www.kiwamino.com/articles/selections/21317
5.上海蟹で楽しむ、創業130年を超える老舗の伝統を受け継ぐ味わい
大阪聘珍樓(大阪府/西梅田駅)
西梅田駅より徒歩数分のところに位置する「ヒルトンプラザイースト」の7階に店を構える「大阪聘珍樓」。日本に現存する最古の中国料理店であり、創業130余年の歴史を持つ横浜「聘珍樓」の姉妹店です。白いクロスがひかれたテーブルや、繊細な職人技を施した彫刻で彩られた店内は、モダンでゴージャスな空間。雰囲気や設え、大きさなど、それぞれ異なるお部屋が多数用意されているので、様々なシーンで活躍しそう。
提供されるのは、化学調味料や添加物を使用せず、厳選された産地直送の魚介類をふんだんに使った本格広東料理。10月~12月上旬には上海蟹を使ったメニューが登場。上海蟹の蒸し物をはじめ、上海蟹のシュウマイ、上海蟹肉入りチャーハンなどバラエティー豊かなメニューが登場。この時期ならでは味わいは、どれも試してみたくなりますね。※上海蟹の提供は通年ではありません。
6.濃厚なカニの旨味を堪能する、スペシャリテの1つ「上海蟹のやきそば」
チャイニーズダイニング フーロン(大阪府/北新地駅)
大阪・北新地より徒歩数分のビル2階に店を構える「チャイニーズダイニング フーロン」は、わずか13席の隠れ家中華ダイニングバーです。こぢんまりとしたお店なのでゲストとスタッフの距離が近いのも魅力。和の装飾があしらわれた上質な空間で、オープンキッチンならではの臨場感を楽しみながら、本格中華を堪能しましょう。
シェフ・北村克治氏は、外資系の有名ホテルで研鑽を積まれた実力者。食材にこだわり、シェフ自ら市場に出向き新鮮な魚介類を仕入れます。広東・上海料理をベースに伊勢海老やフカヒレなどの旬の魚介を中心に使用する正統派中華は、1人一皿で提供されるシノワーズスタイル。なかでも、コシのある極細の香港麺にカニ味噌入りのあんが贅沢な「上海蟹のやきそば」はお店の一押し。カニ本来の濃厚な旨味が絡まり、麺が進むことでしょう。
元記事を読む:https://www.kiwamino.com/articles/selections/20730
今回は、冬ならではの味わいを楽しめる、大阪のレストランを記事別にご紹介しました。冬ならではの味わいを求めてお出かけしてみはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2024年11月22日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。