グルメな人なら、一流の中国料理店でいただける旬の「上海蟹」を食べたくなることでしょう。本場・上海の味を思わせるお店やオリジナルメニューが話題のお店など、上海蟹を食べにいくならぜひブックマークしてほしい大阪にある中華の名店をピックアップしました。
目 次
1.上海蟹で楽しむ、創業130年を超える老舗の伝統を受け継ぐ味わい
大阪聘珍樓(大阪府/西梅田駅)
西梅田駅より徒歩数分のところに位置する「ヒルトンプラザイースト」の7階に店を構える「大阪聘珍樓」。日本に現存する最古の中国料理店であり、創業130余年の歴史を持つ横浜「聘珍樓」の姉妹店です。白いクロスがひかれたテーブルや、繊細な職人技を施した彫刻で彩られた店内は、モダンでゴージャスな空間。雰囲気や設え、大きさなど、それぞれ異なるお部屋が多数用意されているので、様々なシーンで活躍しそう。
提供されるのは、化学調味料や添加物を使用せず、厳選された産地直送の魚介類をふんだんに使った本格広東料理。濃厚な特製スープでじっくりと煮込んだフカヒレの姿煮込みや、魚滑(真鯛の広東式刺身)などシグネチャーディッシュも様々。さらに10月~12月上旬には上海蟹を使ったメニューが加わります。上海蟹の蒸し物をはじめ、上海蟹のシュウマイ、上海蟹肉入りチャーハンなどバラエティー豊かなメニューが登場。この時期ならでは味わいは、どれも試してみたくなりますね。※上海蟹の提供は通年ではありません。
2.緑溢れるスタイリッシュな中華料理店で、新鮮な上海蟹を満喫
熱香森(大阪府/肥後橋駅)
大阪府・肥後橋駅より徒歩5分。まるで都会に現れた大人のオアシス空間「熱香森(ラシャンセン)」は、緑溢れる落ち着いた空間で本格中華料理を味わえるお店です。植物の監修には、プラントハンター・西畠清順氏を起用。ハイレゾ音響空間を採用した店内では、川のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえる中で、緑に癒されながらの食事が可能です。夜は植物がライトアップされるので、昼の雰囲気とは違うムードある空間も楽しめることでしょう。
腕を振るうのは、長年大手外資系ホテルにて活躍していたシェフ・瀧谷芳男氏。コーススタイルの広東料理はソムリエ厳選のお酒と味わうのがおすすめです。上海蟹の季節には、上海蟹が丸々一匹入った特別な前菜など、上海蟹を満喫できるメニューが仲間入り。料理長がしっかりと下拵えをする上海蟹は臭みが一切ありません。手で掴んでそのまま殻を割ってガブリとかぶりつきましょう!酒の味が染みこんだ生の身特有のねっとりとした濃厚な味わいに、ついうっとりしてしまうこと請け合いです。
3.濃厚なカニの旨味を堪能する、スペシャリテの1つ「上海蟹のやきそば」
チャイニーズダイニング フーロン(大阪府/北新地駅)
大阪・北新地より徒歩数分のビル2階に店を構える「チャイニーズダイニング フーロン」は、わずか13席の隠れ家中華ダイニングバーです。こぢんまりとしたお店なのでゲストとスタッフの距離が近いのも魅力。和の装飾があしらわれた上質な空間で、オープンキッチンならではの臨場感を楽しみながら、本格中華を堪能しましょう。
シェフ・北村克治氏は、外資系の有名ホテルで研鑽を積まれた実力者。食材にこだわり、シェフ自ら市場に出向き新鮮な魚介類を仕入れます。広東・上海料理をベースに伊勢海老やフカヒレなどの旬の魚介を中心に使用する正統派中華は、1人一皿で提供されるシノワーズスタイル。なかでも、コシのある極細の香港麺にカニ味噌入りのあんが贅沢な「上海蟹のやきそば」はお店の一押し。カニ本来の濃厚な旨味が絡まり、麺が進むことでしょう。自慢の料理は、紹興酒と楽しむのもおすすめ。紹興酒の芳醇な香りと味わいと料理のマリアージュを満喫ください。
食通たちも唸らせる上海蟹の名店をご紹介しました。この時期だけの特別なご褒美に、上海蟹を堪能してみては。
※こちらの記事は2024年10月28日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。