世界一の美食都市と言われる東京。「ミシュランガイド」に掲載される店舗数が世界一を誇るなど、日本が誇る和食をはじめ、中華・フレンチ・イタリアンなど多国籍な料理の名店がひしめいています。「KIWAMINO」では一度は行きたい名店の数々をご紹介していますが、なかでも今回は、東京にあるフランス料理、イタリアン、スペイン料理の名店をまとめてご紹介いたします。
目 次
【フレンチ】
1.ラグジュアリーな空間で、最高峰のモダンフレンチを
ガストロノミー ジョエル・ロブション(東京都/恵比寿駅)
「恵比寿ガーデンプレイス」内でひときわ目を引く建物に入り、螺旋階段を上がると辿り着く気品あふれる空間。「ガストロノミー ジョエル・ロブション」はジョエル・ロブションが世界で展開するレストランの中でも最高峰のブランドとして誕生した、言わずと知れた名店です。
エグゼクティブシェフを務めるのは、フランス国家最優秀職人章をフランス人以外で初受賞するという偉業を成し遂げた関谷健一朗氏。素材が持つクオリティを最大限に引き出した「ロブション モダンフレンチ」の集大成は、感動の食体験になることでしょう。
バカラのシャンデリアが煌めく優雅な雰囲気の店内で、至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
2.「厨房のピカソ」の異名を持つ三つ星シェフが生み出す、食というアート
ピエール・ガニェール/ANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都/溜池山王駅)
赤坂の一等地にそびえ立つ「ANAインターコンチネンタルホテル東京」の36階にある「ピエール・ガニェール」。オープンから14年連続で「ミシュランガイド東京」にて二つ星に輝く名店です。店内は“江戸紫”をキーカラーに、モダンな空間が広がっています。
提供されるのは「厨房のピカソ」とも呼ばれる美食の巨匠・ピエール・ガニェール氏がプロデュースする、現代風フランス料理。味覚だけでなく視覚も満たされるような芸術性の高い一皿が、幸せなひとときを演出してくれることでしょう。
また、店内には個室や半個室も用意されていて、デートや会食にもぴったり。大切な人と、忘れられない時間を共有できそうですね。
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【クラシックフレンチ】
3.老舗グランメゾンで満喫する、創業時より続く自慢のスペシャリテ
Chez Inno(東京都/京橋駅)
1984年に東京・京橋にて創業した「Chez Inno(シェ・イノ)」。日本のフランス料理界の歴史に名を残す、老舗グランメゾンです。ビジネス街の中心に佇む建物のエントランスに入ると、シックで重厚感ある内装にシャンデリアが煌めく、アールデコ調の優美な空間が広がります。
現在は創業者・井上旭氏の意志を継ぎ、40年にわたり「Chez Inno」を支え続ける古賀純二氏と和歌山の「オテル・ド・ヨシノ」で活躍した手島純也氏が2022年秋から加入し腕を振るいます。
今では、レストランでも提供が少なくなってきたスープに関しても常時4種を用意。クラシックなお料理はコースでもアラカルトでも楽しめます。なかでも創業当初からスペシャリテとして愛される「仔羊パイ包み焼き マリアカラス」は、1度は味わいたい伝説的な一品。仔羊やフォアグラなどの個性の強い食材が、香味豊かなソースでぴたっと1つにまとまる濃厚な味わいを堪能ください。
4.正統派フランス料理の真髄を伝え続ける日本屈指のグランメゾン
アピシウス(東京都/有楽町駅)
有楽町駅より徒歩すぐの場所に位置し、1983年の創業以来日本のフランス料理界を牽引してきた「アピシウス」。日本屈指のグランメゾンとして、クラシックな正統派フランス料理の魅力を、発信し続けている名店です。アール・ヌーボー様式の重厚感ある店内には、シャガールをはじめとする名画の数々が飾られ、美術館さながらの空間美が迎えてくれます。
カーヴに眠るワインは約4万本。1928年産のシャトームートンをはじめ、様々なヴィンテージワインなど、厳選されたワインの数々が眠ります。ワイン好きにとって、まさに宝石箱(ウノテーク)のような存在でしょう。
供するのは、伝統的な王道フランス料理。なかでも「ウニとキャビアの野菜クリームムース コンソメゼリー固め」は、是非とも味わいたい逸品。オープン当初からグランドメニューから外れることのない、初代料理長・高橋徳男氏の時代から続くスペシャリテです。口の中で溶け合う、ウニとコンソメの滑らかなハーモニーは一度食べたら忘れられない味わいでしょう。
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【イタリアン】
5.自家製にこだわる唯一無二の逸品で美食の時間を堪能
PRISMA(東京都/表参道駅)
表参道駅A5出口より徒歩約6分。「岡本太郎記念館」や「根津美術館」にも近い閑静なエリアにひっそりと佇む「PRISMA」。『ミシュランガイド東京 2024』の二つ星に掲載されたイタリア料理の名店です。
店名が刻印された取っ手に手をかけ扉を開けると、シンプルで洗練された空間が広がります。約140平米の広々とした店内に設えられた客席はわずか8席。オープンキッチンから、オーナーシェフ・斎藤智史氏がその日の料理に向き合う姿を見ることができ、これから始まる美食の時間への期待が高まります。
メニューは、月替わりのおまかせコース1本のみ。斉藤氏が一人で手掛けるコースは、11~12品とボリュームのある構成。アミューズ、前菜、パスタと続きメインとドルチェまで楽しめます。料理はもちろん、デザートやパンまで自家製にこだわった、唯一無二の逸品がいただけます。
6.香りにこだわる、大人が楽しむイタリア料理の名店
アロマフレスカ (Aroma Fresca)(東京都/銀座一丁目駅)
銀座一丁目駅から歩いてすぐの場所にある「銀座トレシャス」の最上階に店を構える「アロマフレスカ (Aroma Fresca)」。10年以上連続してミシュランに掲載されているイタリアンの名店です。中学生未満は入店不可の“大人のためのリストランテ”で、アイボリーを基調としたエレガントな店内は、特別なひとときを演出。
シェフ・原田慎次氏が自ら産地へ足を運んで厳選した食材は、五感を刺激する逸品へと昇華されます。ハーブと穴子を蒸しあげ、フレッシュトマトと花山椒で風味をつけた「穴子の香草蒸しフレッシュトマトの香り」は、香り・盛り付け・味付けの三位一体で仕上げたスペシャリテ。
店名は“爽やかで涼しさのある香り”をいう意味。ゲストに香りを楽しんでほしいと、厨房の位置、テーブルや椅子、お皿の高さにまで原田氏のこだわりが光ります。香りを感じながら至福の時間を満喫しましょう。
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【スペイン料理】
7.和を取り入れた繊細な技と研鑽が活きる、実力派スペイン料理店
ZURRIOLA(東京都/銀座駅)
食の中心地とも言える銀座。有名店を複数構える交詢ビル4階に位置する「ZURRIOLA」は、ミシュラン二つ星掲載店として名の知れた実力派スペイン料理店です。店内にはメインダイニングのほか、カウンター席やプライベート感を重視した完全個室の用意も。
こちらでは、フランスとスペイン、そして日本の名だたる名店で研鑽を積んだシェフ・本多誠一氏が手掛ける、繊細なモダンスパニッシュを楽しめます。
ランチ・ディナー共にコーススタイルとなり、日本の四季の恵みを活かしてアレンジしたコース料理を提供。
旬の食材を丁寧に使い、シンプルな調理法が施された一皿は、どこか日本食のテイストを感じさせます。そんな料理の美味しさを引き立てる多彩なスペインワインにも注目です。各国の料理文化が美しく調和した品々を、心ゆくまで堪能しましょう。
8.伝統料理を独創的に表現した、バスクガストロノミーを体感
ENEKO Tokyo(東京都/六本木駅)
スペイン最年少でミシュラン三つ星シェフとなったエネコ・アチャ氏が手掛ける、西麻布のレストラン「ENEKO Tokyo」。エネコ氏による料理は、美食の街として知られるバスク地方の伝統料理を、新しい素材や調理技法を駆使して独創的に表現しています。食材は本場スペインの生ハム以外、日本の生産者から仕入れた選りすぐりのものを使用。
開放感あふれる店内は、空間演出にも遊び心あるこだわりが。メインダイニングへ行く前に案内されるのは、バスク本店「アスルメンディ」にもあるグリーンハウス。こちらでピクニックをイメージしたパフォーマンスからコースが始まるという、驚きと楽しさを感じさせる特別な食体験が叶います。
芸術的な料理と非日常の空間で、記憶に残るひとときを過ごせることでしょう。
元記事を読む:https://www.kiwamino.com/articles/selections/23057
いかがでしょうか。今回は、フレンチ、イタリアン、スペイン料理で一度は行ってみたい、東京にある名店の数々をご紹介いたしました。気になるお店はぜひチェックしてみてください。
※こちらの記事は2024年11月24日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。