一度は行きたい、 フランス料理の名店 東京編

海外に拠点のある有名店や人気店をはじめ、ハイレベルなフランス料理店が集まる東京。今回は、そんな東京に店を構える、一度は行きたい“フランス料理の名店”を5軒ご紹介します。大切な人と、特別な時間を過ごす際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

1.ラグジュアリーな空間で、最高峰のモダンフレンチを

ガストロノミー ジョエル・ロブション(東京都/恵比寿駅)

「恵比寿ガーデンプレイス」内でひときわ目を引く建物に入り、螺旋階段を上がると辿り着く気品あふれる空間。「ガストロノミー ジョエル・ロブション」はジョエル・ロブションが世界で展開するレストランの中でも最高峰のブランドとして誕生した、言わずと知れた名店です。

エグゼクティブシェフを務めるのは、フランス国家最優秀職人章をフランス人以外で初受賞するという偉業を成し遂げた関谷健一朗氏。素材が持つクオリティを最大限に引き出した「ロブション モダンフレンチ」の集大成は、感動の食体験になることでしょう。

バカラのシャンデリアが煌めく優雅な雰囲気の店内で、至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

フランス料理

ガストロノミー ジョエル・ロブション

JR山手線/埼京線/湘南新宿ライン線 恵比寿駅 東口 徒歩7分

50,000円〜

2.シャネルの麗しさがあふれる空間で、絶品フレンチをいただく

ベージュ アラン・デュカス東京(東京都/銀座駅)

銀座駅から徒歩約3分、「シャネル銀座ビルディング」の10階にある「ベージュ アラン・デュカス東京」。フランス料理の巨匠とも呼ばれるアラン・デュカス氏が手がける名店です。

2023年、リニューアルオープンにあたって総料理長に就いたのは国内外の名店で経験を積んだ上岡彰彦氏。アラン・デュカス氏の哲学を踏襲する前シェフの精神を引き継いだ上岡氏が、日本の食材をふんだんに取り入れたコンテンポラリーフレンチを作り上げます。

また、店内を彩るインテリアは、世界のシャネルブティックの内装を手がけるデザイナー、ピーター・マリノ氏によるもの。洗練された空間で、非日常を体感することができるでしょう。

フレンチ

ベージュ アラン・デュカス東京

東京メトロ線 銀座駅 A13出口より徒歩3分

20,000円〜29,999円

3.“浅草・駒形”の食文化を織り込んだ、こだわりの個性派フレンチ

restaurant Nabeno-Ism(東京都/浅草駅)

浅草駅から徒歩約5分、隅田川沿いに佇む一軒家レストランの「restaurant Nabeno-Ism」。開業以来、8年連続で「ミシュランガイド東京」と「ゴ・エ・ミヨ」に掲載されている実力店です。

「ガストロノミー ジョエル・ロブション」で長年エグゼクティブシェフを務めた渡辺雄一郎氏が手がけるのは、フランス料理の伝統を守りつつも日本人ならではの感性を加えた品々。雷おこしや最中など、浅草の地ならではの食材が使われていることも、この店の特徴の1つです。

店内にはテーブル席のほかにカウンター席、テラス、ルーフトップもあり、シーンを気にせず利用できることも嬉しいポイント。東京スカイツリーを望みながら、楽しく美味しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

フランス料理

restaurant Nabeno-Ism

東京メトロ銀座線 浅草駅 徒歩5分

4.種類豊富なワインとともにいただく、芸術的な本格モダンフレンチ

アサヒナガストロノーム(東京都/茅場町駅)

閑静な日本橋兜町に店を構えるのが「アサヒナガストロノーム」。オープンからわずか1年ほどでミシュランの星を獲得した経歴があり、根強いファンの多い名店です。

いただけるのは、13年にわたりロブショングループに勤め、数々の受賞歴を誇る朝比奈悟氏によるモダンフレンチ。芸術品のように美しく、味わい深い一皿は、現代的な調理法と伝統的なフレンチの技法の融合によって生み出されています。

フランスから輸入されたシャンパーニュや、希少なヴィンテージワインなど300を超えるワインを取り揃えているところも嬉しいポイント。芸術的で繊細な料理と上質なワインが織りなす、豊かなマリアージュは忘れられない体験となることでしょう。

フランス料理

アサヒナガストロノーム

東京メトロ東西線・東京メトロ日比谷線 茅場町駅 10番出口より徒歩4分

30,000円〜39,999円

5.12年連続ミシュラン二つ星に輝く店の、確かな味を多様なシーンで

Restaurant Ryuzu(東京都/六本木駅)

六本木駅から徒歩3分ほど、東京ミッドタウンのそばに店を構える「Restaurant Ryuzu」。「ミシュランガイド東京」では12年、二つ星を獲得し続けている実力店です。

国内外の名店で研鑽を積んだオーナーシェフ・飯塚隆太氏のこだわりは、旬の食材の風味に敬意を払い丁寧に料理を仕立てること。確かな技術と斬新な発想によって創られた一皿を、日中には陽光が注ぐ開放感のある店内でいただくことができます。

シェフの調理シーンを見ながら食事ができる贅沢なカウンター席のほか、2人から利用可能な個室も用意されていて、大切な人と様々なシーンで上質なひとときを過ごすことができるでしょう。

フランス料理

Restaurant Ryuzu

東京メトロ日比谷駅線 六本木駅 6番出口 徒歩3分

20,000円〜29,999円

今回は、誰もが憧れるような実力派揃いのフランス料理の名店を厳選して紹介しました。洗練された空間の中で体験する、一流のサービスと食事は忘れられないものになるでしょう。夫婦で、家族と、恋人と……。大切な人と過ごすための店選びに、ぜひお役立てください。

※こちらの記事は2025年01月31日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

nemuri

元地方テレビ局記者。あらゆる現場を踏み、知られざる情報や事実を掘り出してきた取材力が持ち味。これまでに制作した原稿は2000本を超える。KIWAMINOでも記者の嗅覚を発揮し「ここでしか読めないお店の魅力」をお届けします。
西洋料理教室に通い、テーブルに届くまでの舞台裏や歴史に思いを馳せながら味わう食の楽しみ方を知りました。クラシカルなお店・お料理が好み。
【好きなお店】北島亭/キッチンリボン(愛知)/ソルビエ(新潟)

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