低カロリーで栄養価の高い高級食材・すっぽんは、健康や美容に良いとされ、古来人々に食されてきました。特に11月から冬にかけては旬のシーズン。冬眠前に栄養をたっぷりと蓄えるため、より脂が乗ったすっぽんを味わえます。今回は、旬のすっぽんを満喫できる東京の和食店を4軒ご紹介いたします。
目 次
1.浅草にある純和風の店内で味わう、国産の活きすっぽん
つち田(東京都/浅草駅)
浅草駅から徒歩6分ほどの場所、入口にある大きな生簀が目を引く「つち田」。天然のふぐや国産の活すっぽんが味わえる、幅広い年齢層に愛され続ける店です。
暖簾をくぐった先には、広々とした座敷や掘りこたつ席、個室が配された、昔ながらの和の空間が広がります。
厳選して仕入れるのは、4~5年ものの大きく育った国産の活きすっぽん。「すっぽんコース 徳」は、すっぽん肝刺し&生き血と、すっぽん鍋などが含まれるコースです。たっぷりの酒で煮込んだ身は柔らかく、コラーゲンがしっかり溶け出した塩味のスープは絶品です。
板前の熟練した技によって引き出された素材本来の旨味を存分に堪能ください。
2.麻布十番の隠れ家店で“次世代のすっぽん料理”を
志龍(東京都/麻布十番駅)
麻布十番駅より歩いてすぐの場所に佇む「志龍」。全7席の隠れ家のような空間で、すっぽんと四季折々の食材を使用した滋味溢れる和食をいただけます。
使用するのは、名門「服部中村養鼈場」より仕入れたもの。こちらでは、1名あたり約3匹分のすっぽんを使用し、超濃厚スープを抽出するそう。部位によって焼き・炊きなどを分けたすっぽん尽くしのコースが自慢です。
すっぽん入りの茶碗蒸しには黒トリュフ、竜田揚げにはパルミジャーノチーズを掛けるなど、新感覚のアレンジが効いた逸品を楽しめます。料理に合わせて厳選された日本酒やワインとともに、高級感あふれる店内で贅沢なひとときをどうぞ。
3.浅草で50年続く専門店で、すっぽん鍋に舌鼓を
魚がし(東京都/浅草駅)
浅草駅から徒歩約10分の場所に店を構える「魚がし」。観光客はもちろん、地元でも愛される50年続くすっぽんとふぐの専門店です。
カウンター席や掘りごたつ席などを設ける店内は、落ち着いた和の空間。下町らしい粋な雰囲気のなか、美食時間を満喫してみませんか。
「国内産すっぽんコース」でいただけるのは、すっぽんの刺し身や肝刺し、鍋などのメニュー。すっぽん鍋は、浜名湖産のすっぽんを1時間以上煮込み、さっぱりと食べやすい醤油味で仕上げた名物です。締めは雑炊・すいとん・うどんの3種類から選ぶことでき、なかでも特製コチュジャン風味の納豆うどんは、一度は味わってみたい一品です。
4.六本木に佇むモダンな空間で、すっぽんコースを満喫
日本料理 菱沼(東京都/六本木駅)
六本木駅より徒歩約3分の場所にある創業約40年の「日本料理 菱沼」。身体内側からの自然治癒を目指して、アンチエイジング効果の高い日本料理をいただける店です。
木の温もりがあふれるモダンな店内は、カウンター・ダイニング・個室などを設けているため、様々なシチュエーションで利用可能。全面バリアフリーなのも嬉しいですね。
開店当時から毎朝鮮度の良い高級食材や安心素材を仕入れ、素材本来の味を活かした料理を提供しています。「すっぽんコース」では、生き血から前菜、丸鍋、〆の雑炊など盛りだくさんの内容です。フランス産を中心に、およそ130種が常備されているワインとのマリアージュも楽しめます。
今回は、旬のすっぽんを満喫できる東京の名店をご紹介しました。味も良く、たんぱく質やミネラル類が豊富で、栄養満点なすっぽん。滋養強壮にも効果の高いすっぽん料理を食べれば、きっと体の内側から元気が湧いてくることでしょう。
※こちらの記事は2024年10月09日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。