「そのお店へ行くためだけに、わざわざ足を運びたい」。そんな名店が、全国には数多く存在します。どのお店もその土地ならではの食材を使用した、匠の技が光る一流のお店ばかり。今回はその中でも「KIWAMINO」が厳選する福島県にある名店を5店舗ご紹介します。
目 次
1.鮮度の高い福島県産の素材を使い、現代的なフランス料理へ
HAGI(福島県/いわき駅)
いわき駅から車で15分程度のところに位置するイノベーティブレストラン「HAGI」。一軒家の店内は広々としており、まるでフランスの田舎を思わせるアットホームな空間です。
店主の萩春朋氏は本場フランス・パリにて、各国の著名人に福島県代表としてお料理を振舞ったこともあるという実力派。同店では、世界に誇る福島県の食材を、ここでしか味わえないフランス料理に昇華していきます。
自然に囲まれた立地を活かし、鮮度の高い魚介や野菜をふんだんに使ったお料理に都会では味わえない魅力を感じることでしょう。なかでも高鮮度のイワシを使ったお料理は萩氏自慢の逸品。薪を使い旨味を引き出した一皿の美味しさに、きっと訪れてよかったと感じることでしょう。
2.時代を交差する握りで、日本各地から仕入れた天然魚介を堪能
小判寿司(福島県/棚倉駅)
棚倉駅から徒歩で約12分。玄関前では招き猫が訪れた人を迎え、どこか懐かしさ漂う佇まいの「小判寿司」。“本物をていねいに、そして気楽に”という想いから毎日、旬の天然物を仕入れ、丹精込めたお寿司を提供しています。
いただけるのは、伝統的な“江戸前の技”を受け継ぎつつも、現代の趣を柔軟に取り入れた同店ならではの握り。シャリは、その日に使う分だけを前の晩に精米しています。そしてネタは、日本各地の信頼のおける生産者から直送される魚介を使用。それらを組み合わせ、素材本来の香りや味わいが引き立つ一貫に仕上げる握りに匠の技を垣間見るようです。
お料理に合わせたお酒も豊富。その日のラインアップに合わせた、福島県や東北などの地酒とのマリアージュも格別です。思わず時間を忘れるほどの、美酒と美食を堪能してみては。
3. “一期一会の味覚”を表現した四季の移ろいを感じる日本料理
らん亭 美日庵(福島県/郡山駅)
郡山駅から車で約15分。「らん亭 美日庵」は四季の移ろいを優美な盛り付けや味わいで表現する日本料理の名店です。暖簾をくぐり店内に入ると、落ち着いた趣のあるカウンター席と個室が。
福島県出身の店主・五十嵐公緒氏は「祇園 川上」にて研鑽を積み、家業の料理店を受け継ぐため帰郷。自然のまま、あるがまま、心を込めて提供する五十嵐氏のお料理はまさに“一期一会の味覚”です。
素材は東北を中心に全国から厳選し、取り揃えたものばかり。正統派の日本料理に独自のエッセンスを加え、繊細かつ大胆に仕上げた一皿からは、旬の山海の幸が持つテノワールを感じるよう。JSAソムリエ監修の日本酒やワインのペアリングと共にお楽しみください。
4.常磐沖の魚介をメインに自らの足で追求した寿司を満喫
鮨いとう(福島県/いわき駅)
いわき駅から徒歩で5分程度という立地の良さ。店内に入れば静かで洗練された和の空間に心癒される「鮨いとう」は、店主・伊藤悦朗氏によって2006年にオープンしたお寿司屋さんです。
地元福島県・常磐沖の魚介と全国各地から集まる旬のものを融合させた逸品が訪れた人を魅了します。魚の食感、香り、余韻を充分に感じられるようにと、日々の研究と努力を惜しまない伊藤氏。ときに自ら漁に同行し、素材への理解を深めます。
季節によって異なる魚は、食べるタイミングや魚への負担を考え伊藤氏自ら神経〆を行います。素材だけでなく技術にまで細心の注意を払って握る一貫一貫。四季ごとに訪れれば、旅の思い出を鮮やかに彩ることでしょう。
5.福島県が誇るブランド鶏「伊達鶏」を使った焼鳥を心行くまで
鶏けん(福島県/福島駅)
福島駅から徒歩で約5分。「鶏 けん」はカウンター10席のみのアットホームな空間で、本格的な焼鳥を堪能できるお店です。使用するのは福島県が誇るブランド鶏の「伊達鶏」。開放鶏舎と呼ばれる環境で育った鶏は余分な脂身が少なく良い肉質が特徴です。同店では、そんな「伊達鶏」を熟練の技を持つ職人が紀州備長炭でていねいに焼き上げます。
鶏以外にも、福島県の新鮮な食材を使ったシンプルで美味しいお料理も魅力。炭火の香りと共に広がる芳醇な味わいの焼鳥と、合間に登場する一品料理とのバランスも良く、満足度の高い食体験となることでしょう。
提供スタイルは本数指定、もしくはオーダーストップ制。店主こだわりの逸品をお腹も心も満たされるまで注文できるのも嬉しいポイントです。福島県の美食を満喫する旅に同店を選んではいかがでしょうか。
今回は、一休レストランで掲載されている、福島県の名店を厳選して5店舗ご紹介しました。どのお店も、旅してでも訪れたい名店揃い。その土地ならではの食材を使った、そのお店ならではの美味に癒される贅沢な食旅に、出かけてみませんか。
※こちらの記事は2024年09月03日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。