近年、スタイリッシュな内装で素材や焼き方にこだわる焼鳥店が話題を集めています。今回、プレミアム美食メディア「KIWAMINO」では、横浜で一度は行きたい焼鳥の名店をご紹介。お店選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
目 次
1.希少鶏「神戸高坂鶏」を堪能、焼鳥通が通う名店
1000(神奈川県/関内駅)
関内駅から徒歩で約6分。雑居ビルの3階にある「1000」は、焼鳥好きが通う名店です。黒を基調にした落ち着きある空間にカウンター10席が配された店内。厨房は煙が立たないように工夫されているなど、記念日やデートにも嬉しい心遣いが。
店主の千田健介氏は10代から約10年間、焼鳥の名店で研鑽を積んだ若大将。同店では、関東圏ではあまり見ることのない、兵庫県・丹波の高坂英樹氏によって育てられた「神戸高坂鶏」をメインに、千田氏が独自に仕入れた希少な食材を使用。素材や部位によって遠火と近火で2台の焼き台を使い分けるなど、巧みな火入れで素材本来の旨味を引き出します。
おまかせコースでは「胸肉のねぎ間」やハツ、ちょうちん、レバー、せせりなど、味も大きさも満足感のある串が登場。定番の合間に提供されるトリュフをのせた高坂鶏の刺身やパルメザンチーズをかけたサラダといった香り高い一品料理も魅力の1つです。
2.希少食材を盛り込んだコース1本勝負、国内屈指の焼鳥屋
里葉亭 (関内本店)(神奈川県/関内駅)
関内駅から徒歩で約10分。昭和30年(1955年)に創業し、コース式で提供する焼鳥屋の先駆けといわれる「里葉亭 (関内本店)」。横浜の歓楽街のなかでも、ディープなエリアとして知られる福富町の一角に佇み、店内は昭和の雰囲気が漂う活気に満ちた空間となっています。
メニューは先代から「おまかせコース」の1本のみで勝負。絶妙な火入れによってレアめに仕上げたハツに生姜をのせた串や、大ぶりの生レバーは絶品です。他にも、希少な白レバーや和牛のタンなど、こだわり抜いた串がテンポよく繰り出されます。
90年以上受け継がれてきたぬか床を使った「ぬか漬け」からはじまり、名物の「フライライス」を〆に幕を閉じる多彩な内容。お食事に合わせ、フランスやナパバレーといった銘譲地ワインや、全国各地から厳選し取り揃えたという日本酒はいかがでしょうか。
3.職人による一人ひとりに合わせたコース料理を満喫
地葉はなれ(神奈川県/横浜駅)
横浜駅から徒歩で約5分という好立地にある「地葉はなれ」。店内に入ると凛とした空気を醸し出す白木のカウンターがお出迎え。職人の技を目の前で見ることができる臨場感あふれるカウンター席と、ゆったりと落ち着ける完全個室を完備しています。
「おまかせコース」はゲストとの会話やドリンクから、部位・味付けを決め、一人ひとりにぴったりな組み合わせで提供。ハツやモモ、柔らかいささみや弾力のあるセセリ。そのどれもがていねいに下処理され、備長炭でじっくりと焼き上げられることで、素材や部位によって異なる味わいが引き出されています。
箸休めには四季折々の味覚を楽しめる一品料理の数々が登場。お酒は、おろした静岡県産の本わさびを麦焼酎のソーダ割に入れたオリジナルドリンク「生わさび割り」もおすすめです。美酒・美食を思う存分堪能してはいかがでしょうか。
4.名店の味をお気軽に、仕入れにこだわる焼鳥屋
焼鳥 美鶏(神奈川県/関内駅)
関内駅から徒歩で約5分。細い路地に入ったビルの2階に位置する「焼鳥 美鶏」は、横浜で長年愛されてきた焼鳥の名店「里葉亭 (関内本店)」の姉妹店です。店内は清潔感のある空間で、L字型の広いカウンター席の他、半個室のテーブル席を用意。
いただけるのは、おすすめの焼鳥と季節感のある一品料理を合わせたコース料理。お好みに合わせて追加注文も可能です。鶏はその日に仕入れた1番良いものを使い、一つひとつていねいに手打ち。職人の技によって紀州備長炭でじっくり焼き上げていきます。
ジューシーなハツや、雌鶏からしか取れないキンカンを使ったちょうちんなど、こだわり抜いた串が目白押し。〆には「里葉亭(関内本店)」名物「フライライス」をいただけるのも嬉しいポイントです。鶏肉をたっぷり炒め、カレー風味に仕上げた焼飯は、病みつきになる美味しさ。ナパバレーのワインや、同店自慢の銘酒と共にお楽しみください。
こだわりの素材を絶妙な火入れでいただく焼鳥。一度は行きたい焼鳥の名店の味を、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2024年08月31日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。