四方を海に囲まれ、豊かな自然に恵まれた北海道。新鮮な海の幸や、広い大地で育った野菜など、その土地の食材を活かした料理を味わえる魅力的なお店が軒を連ねています。今回は、「食の宝庫」ともいわれる北海道より、一度は行きたい、フランス料理の名店を4軒ご紹介します。
目 次
1.北海道の自然をテーマとしたフレンチで“食とアートの共存”を体感
ル・ミュゼ・イデア(北海道/円山駅)

円山公園のほど近く、閑静な住宅街に佇むフレンチレストラン「ル・ミュゼ」。1階のダイニングサロンを抜け2階へ上がるとメインダイニング「ル・ミュゼ・イデア」の洗練された空間が広がります。客席の中でも、薪火台とオープンキッチンが目の前に配されたテーブルは、ライブ感が楽しめるスペシャルシート。
北海道産を中心としたこだわりの食材は、シンプルで繊細な美しいフレンチへと昇華されます。なかでも、ダイナミックに薪火を使ったメイン料理は、素材本来の美味しさが引き出された一皿に。料理を引き立てる器は、すべてオリジナルのオーダーメイド。オーナーシェフ・石井誠氏が創り上げる“食とアートの共存”の世界観をぜひ体感してみては。
2.メイドイン函館のフレンチで堪能する贅沢なひととき
maison FUJIYA Hakodate(北海道/函館駅)
函館山の麓から伸びる二十間坂の美しく並んだ石畳を上ると「maison FUJIYA Hakodate」のモダンでスタイリッシュな外観が見えてきます。東京の「ル・ブション」、パリ「ルカ・カルトン」で修業を積んだオーナーシェフ・藤谷圭介氏が提案するのは、クラシックなフランス料理に現代的な軽快さを加味した“ネオクラシック”なフレンチ。
食材は北海道農業の起源の地とも呼ばれている道南産にこだわっています。ランチ・ディナーともに記念日などのシーンごとにコースを選べるのも嬉しいポイント。フランス産のワインに加えて、近年、注目度が高まっている道南産ワインもあり、ゲストの好みに合わせてソムリエがおすすめしてくれます。函館の街並みや港を見下ろす絶好のロケーションと一緒に、地元食材を使った料理とワインを味わえば、記憶に残る贅沢な時間が叶うでしょう。
3.フレンチの枠にとらわれない、北海道だからできる食体験
aki nagao(北海道/すすきの駅)
すすきの駅から徒歩約3分。青色の壁とワインのショーケースが目を引く「aki nagao」はグルメビル1階にあるフレンチレストランです。店内は、アンティークのレンガで造られた壁面と近代的なキッチンとのコントラストが印象的。
北海道らしさを表現した一皿は、雄大な自然の四季を感じながら楽しんで。魚料理と肉料理のどちらも味わえるおまかせコースは、こだわりの自家製ドリンクや自然な製法で造られたナチュラルワインのペアリング付にできるなど、選べるのも嬉しいですね。料理はもちろん、空間、サービス、生産者も含め、ワンチームで創り上げる “食の時間”で口福なひとときを満喫してみては。
4.素材本来の本質を引き出した、大地の恵みを感じる一皿に舌鼓
TATEOKA TAKESHI(北海道/すすきの駅)
すすきの駅のほど近く。石と木の素材感を大切にした「TATEOKA TAKESHI」の店内は、芸術家たちの作品に彩られた空間が広がります。フランスの名店で研鑽を積んだオーナーシェフ・館岡武士氏が提供するのは、従来のフランス料理のイメージとは異なる新鮮な驚きとともに、大地の力強さや自然の香りを感じる一皿。
北海道の食材にこだわり、使用したおまかせコースは、素材本来がもつ香りや旬の味わいを堪能できます。ドリンクは世界中のナチュラルワインや北海道産のワインを中心に、約500種類以上が揃えられており、その日の料理に合わせたペアリングで楽しみましょう。
今回は、北海道にある一度は行きたい、フランス料理の名店をご紹介いたしました。この場所でしか味わうことのできない、とっておきの料理を求めて、足を運んでみませんか。
※こちらの記事は2024年10月23日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。