春と言えば桜の季節。春を感じながらのお食事はいかがでしょうか。
今回は京都でお花見気分を味わえるレストランを5店舗ご紹介します。
目 次
1．480年以上の歴史を持つ老舗料亭で、お花見気分を満喫
中村楼（京都府／祇園四条駅）
京情緒豊かな東山界隈、八坂神社南門の参道脇にある創業480年以上の歴史を持つ老舗料亭「中村楼」。お茶屋から始まり明治の頃より本格的な料亭へと発展、現在のスタイルが確立されていったそう。当時の面影が残る数々のお部屋では、四季折々に姿を変える庭園の景色を望みながら料理を楽しめます。なかでも春の季節は、庭に咲く桜の花を眺めながら、お花見気分で食事が叶うでしょう。
料理は、旬の素材を活かした本格京懐石。桜の見ごろには春を意識した、桜鯛の薄造りや桜葉寿司、桜を彷彿させる料理が顔を見せ、人気の京野菜をたっぷり使った八寸が彩りを添えます。名物料理の田楽豆腐は、坂本龍馬も愛した逸品だとか。ランチタイムは、田楽が入った「田楽豆腐弁当」の販売もあるので、気になる方はチェックしてみては。
中村楼
京阪電気鉄道線 祇園四条駅 6番出口より徒歩9分
2．桜を望みながらのお食事が叶う窓側席で、春を感じるイタリアンを堪能
トラットリア セッテ／ハイアットリージェンシー京都（京都府／京阪七条駅）
京都国立博物館や三十三間堂の集まる文化エリア・東山七条の一角に位置する「ハイアットリージェンシー京都」。館内にある3つのレストランのうち「トラットリア セッテ」は、焼きたてのナポリスタイルピッツァやパスタ、家庭的なイタリア料理などを楽しめるレストランです。ショーキッチンからは活気が溢れ、明るい自然光が差し込む店内は開放的な雰囲気が広がります。
広々とした店内でも、数席限定の窓側は特等席！桜を眺めながら楽しむお食事は、お花見気分を満喫できます。もちろん料理にも注目！シェフ特製の桜メニューでは、前菜の桜マスのマリネと桜のビネグレット漬け、パスタは自家製タリオリーニの桜の塩漬けにリコッタチーズとパルメザンチーズのクリームソースなど、どの料理にも桜の風味を添えています。
トラットリア セッテ／ハイアットリージェンシー京都
京阪電車本線 京阪七条駅 徒歩で約7分
3．幻想的な枝垂れ桜と味わう、イノベーティブ京都フレンチ
都季（TOKI）／HOTEL THE MITSUI KYOTO（京都府／二条城前駅）
二条城を望む、京都・三井家ゆかりの地に位置する「HOTEL THE MITSUI KYOTO」のシグネチャーレストラン「都季（TOKI）」。パリの老舗レストランで研鑽を積んだシェフ・浅野哲也氏が織りなす、イノベーティブ京都フレンチを堪能できます。京都の水で作られる 「フォン（出汁）」をベースに、京都の食材をふんだんに使用した料理の数々は、目にも美しい逸品揃いです。
春のハイライトと言えば、ホテルの庭園中央で美しく花を咲かせる枝垂れ桜。カウンター席からは、夜桜が庭の水盤に映り込む幻想的な桜の様子を望みながらのお食事も叶います。コースの始まりには5日間西京味噌とみりんでマリネしたサーモンのスペシャリテなど、「都季（TOKI）」ならではの食材を使った料理が登場。目前に広がる水盤を眺めながら京都の季節を感じるひとときを過ごせることでしょう。
都季（TOKI）／HOTEL THE MITSUI KYOTO
京都市営東西線 二条城前駅 徒歩2分
4．春めく京都の景色を一望しながら味わう、旬を感じるフレンチ
レストランひらまつ 高台寺（京都府／阪急京都線 河原町駅 徒歩22分）
京都・高台寺よりほど近くに店を構える「レストランひらまつ 高台寺」。瀟洒な4階建ての建物は、多くの絵画や美しい調度品に彩られる、まるで美術館のような佇まい。最上階に位置するメインダイニングの窓からは、八坂の塔とともに京都の街並みを一望できます。
提供されるお料理は、伝統の技を大切にしつつ素材本来の旨味を引き出すフランス料理の数々。京都を中心に仕入れた旬の食材を使用して表現する、その時期ならではのメニューに心躍ることでしょう。春の情緒を感じながら、堪能してみるのはいかがでしょうか？
レストランひらまつ 高台寺
阪急京都線 河原町駅 出口2より徒歩25分
5．観光客で賑わう嵐山で、ゆったりお花見気分を楽しめる特等席
京 翠嵐／翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都（京都府／嵯峨嵐山駅）
風光明媚な嵐山に佇む「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」。渡月橋から保津川沿いを歩いたところに門を構えるホテルでは、春夏秋冬で表情を変える嵐山の景色を堪能できます。「京 翠嵐」はホテル内に位置する、築100年以上の歴史的建造物を活かしたレストラン。モダンさと和が見事に調和した空間では、会席料理のスタイルと技法にフランス料理の美意識を融合したイノベーティブな料理をどうぞ。
春は観光客で込み合っている嵐山ですが、「京 翠嵐」なら桜が見える席も用意されているのでゆったりとお花見気分を味わえます。吟味された旬の食材は、シェフによる匠の技を駆使し“嵐山の春”を斬新なプレゼンテーションで表現。四季を感じる美しい料理の数々に舌鼓を打ちながら、とっておきのお花見を満喫してみては。
京 翠嵐／翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
山陰本線 嵯峨嵐山駅 徒歩15分
今回は、お花見気分で行きたい、春を感じられるレストランを5店舗ご紹介しました。料理のジャンルや立地も異なるので、それぞれの個性が光るレストランで美食に浸るのはいかがでしょうか。
※桜の開花状況や配席によっては、必ずしも桜がご覧いただけない場合がございます。予めご了承ください。
※こちらの記事は2024年03月01日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。
