前菜やメインなど、数種類の料理がセットになったコースとは異なり、自分の食べたいものを自由に注文できることが魅力のアラカルト。お一人様の一軒目はもちろん、食事後の二軒目でお酒のおつまみとしていただくのもおすすめです。今回は、様々なジャンルの店が軒を連ねる伝統と美食の街・京都から、アラカルトで料理を楽しめるイタリアンレストランをご紹介します。
目 次
1.京都御所のほど近く、築100年超えの京町家を活かした大人のイタリアン
Cucina Italiana 東洞(京都/丸太町駅)
丸太町駅から徒歩約3分、京都御所のほど近くに位置する「Cucina Italiana 東洞」は、築100年超えの京町家をリノベーションしたイタリアンレストランです。至るところで建物が重ねてきた歴史を感じられる店内には、1階にシェフの手捌きを眺められるカウンター席と、2階にテーブル席をご用意。店のコンセプトである“ちょっぴり大人”な雰囲気が漂います。
本場の星付きレストランでも研鑽を積んだシェフが振る舞うのは、イタリア北部の郷土料理をはじめ、修業時代のまかないにアレンジを加えたものなど、シンプルながらも工夫が凝らされたメニューばかり。アラカルトも豊富なため、お一人様でも気軽に足を運べます。こだわりが詰まった料理と厳選されたイタリアワインのハーモニーを、心ゆくまで味わってみては。
2.美しい庭園を望む和モダン空間で、自慢の窯焼きメニューを堪能
FORNI(THE GARDEN BAR)/HOTEL THE MITSUI KYOTO(京都/二条城前駅)
京都の有名観光地・二条城のほど近く「HOTEL THE MITSUI KYOTO」内に位置するイタリアンレストラン「FORNI(THE GARDEN BAR)」。2022年7月、サステナブル料理界隈で広く知られる米澤文雄氏をコンサルタントシェフに迎え、京都やイタリア産の旬素材などを活かした料理を提供しています。美しい回遊式庭園を望む店内で、四季折々の風情を感じながら食事を楽しめると評判です。
クリスピーな食感のローマ風ピッツァやパスタ、グリル料理など、幅広いメニューを味わえるこちらの店。なかでもピッツァは、京都の伝統である“おくどさん”からインスパイアされた、窯で焼き上げる自慢の一品です。料理と同じく、窯で仕上げた焼きたてのバスク風チーズケーキも大人気。豊かなチーズの風味とふんわり柔らかな食感が、口いっぱいに広がります。
3.店主選りすぐりのイタリアワインが主役!カウンター10席のみの隠れ家店
hikari-yurari(京都/京都市役所前駅)
京都市役所前駅から徒歩約5分。ビルの地下1階に店を構える「hikari-yurari」は、店主選りすぐりのワインを楽しめるカウンターのみのイタリア料理店です。10席のみという隠れ家風の空間で、一軒目はもちろん食事後の二軒目としてもおすすめ。お一人様の場合は、料理をハーフサイズで注文できるのが嬉しいポイントです。オーナーが一人で切り盛りしているため、来店の際は必ずご予約を。
店で扱う食材は自家製のものにこだわり、48か月熟成した生ハムなど、ワインをより一層美味しく味わえる料理が勢揃い。目玉となるワインはボトルで常時70種類ほど、一部グラスで楽しめるものも用意されています。ワイン好きはもちろん、ワインとの新しい出会いを求める方にもぴったりの一軒です。
4.京都イタリアンの有名シェフが仕立てる、伝統的なイタリア料理に舌鼓
カーサビアンカ(京都/今出川駅)
京都御所のそば、今出川通りから一本入った場所に立つ「カーサビアンカ」は、伝統的なイタリア料理を楽しめるレストラン。約100年前の米蔵を改装した建物は、天井を走る梁や柱がレトロモダンな空間を生み出しています。客席はゆとりを持たせた配置で、お祝い事や記念日などの利用にもおすすめです。
本場で修業を積んだシェフが得意とするのは、季節の食材を用いた伝統的なイタリアの郷土料理。「仔牛のカツレツ ミラノ風」や「トリッパ(牛の胃袋)の煮込み」など、定番のメニューに独自のアレンジを加えて、店ならではの一皿に仕立てます。デザートやワインの種類も充実しているので、何度も足を運びたくなってしまうはず。京都のイタリア料理界で名を馳せるシェフの逸品、ぜひ一度味わってみては。
アラカルトで料理を楽しめる、京都のイタリアンレストランをご紹介しました。
思い立ったとき気軽に立ち寄りやすいのも、アラカルトの店の魅力。
気になるところがあれば、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2023年11月18日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。