落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと料理を楽しめることが魅力の隠れ家レストラン。
今回は、様々なジャンルのご当地グルメが集う福岡から、注目の隠れ家日本料理店を4軒ご紹介します。
目 次
1.締めの明太子ご飯が自慢!滋味深い料理を楽しめる隠れ家風の日本料理店
食と酒 なかむた(福岡県/薬院駅)
薬院駅のほど近く、静かな路地に佇む「食と酒 なかむた」は、福岡県出身の店主・中牟田太仁氏が営む日本料理店。街に溶け込むような外観の古民家へ足を踏み入れると、木の温もりに満ちた空間が広がります。客席はカウンターとテーブルを用意。アットホームな雰囲気で、居心地が良いのも人気の秘訣です。
地元・福岡の食材を多く用いた、季節を感じる創作和食が自慢の同店。おまかせコースでは、日本酒との組み合わせを考えた逸品が揃います。注目なのは、コース終盤に登場する手作りの辛子明太子。数種類の唐辛子と昆布、柚子の風味をきかせた明太子は上品な味わいが特徴です。福岡産「ひのひかり」を使用した土鍋ご飯との相性も抜群!滋味深い料理をゆっくりと楽しめる、隠れ家風の一軒です。
2.カウンター6席のみの隠れ家的な空間で、福岡ならではの和食に舌鼓
千翠(福岡県/薬院駅)
玄界灘・豊前・唐津など、福岡の近海で獲れた魚介類をはじめ、季節ごとの地野菜を使った料理を味わえる「千翠」。裏通りに面したビルの2階にあるこちらの店、入り口の造りがシンプルなためうっかり通り過ぎてしまわないようご注意を。6席のみのカウンターが備わる店内は、木の風合いを活かした素朴な空間。ゲストが寛いで料理を楽しめるよう、家具や内装にもこだわりが詰まっているのだそう。
素材の魅力を活かした逸品が揃うおまかせコースには、新鮮な魚をゲストの目の前で捌くお造りや丁寧な仕事が窺える椀物など、福岡ならではの美味しい和食が勢揃い。西日本の名蔵元が手掛けた銘酒と合わせれば格別の味わいに。店主の丁寧な仕事ぶりと親しみやすい人柄が、料理をより一層味わい深いものにしてくれることでしょう。
3.老舗の技が光る上品で華やかな懐石料理を、おもてなしの心とともに
御料理 古川(福岡県/博多駅)
2023年に5周年を迎えた「御料理 古川」は、大阪の老舗「味吉兆」で研鑽を積んだ店主が営む懐石料理店。店の入口は細い路地を抜けた先にある、マンションの駐車場の一角。まさに隠れ家と呼ぶにふさわしい立地が特徴です。“味に想いあり”をコンセプトに、料理の美味しさはもちろんゲストへのおもてなしの心を大切にしているのだそう。
店で振舞われるのは、正統派の懐石料理をベースにした料理の数々。椀物の出汁や締めのご飯に用いるお米など、一つひとつの素材の良さが光ります。コースの中でも季節ごとの味覚を盛り込んだ八寸は、目でも舌でも楽しめる華やかで上品な出来栄えと評判です。食材のみならず、器や調度品も九州に由来するものにこだわる同店。福岡ならではの料理と文化を、心ゆくまで満喫してみては。
4.“博多の隠れ家”として囁かれる、お酒好きにもぴったりな小料理店
小谷(福岡県/博多駅)
博多駅や祇園駅から徒歩約5分、ビルの2階に店を構える「小谷」。外に目立った看板を出しておらず、グルメの間では“博多の隠れ家”として知られるこちらの店。こぢんまりとしていながらも、シンプルで美味しい料理が密かな人気を集めています。カウンターの生け簀にいる魚の中には、なんと店主自ら釣り上げたものもあるのだそう。
店主自慢の料理は、季節ごとの味覚を活かしたおまかせコースでいただきます。一品一品を小皿で提供する “少量多皿”がこの店のスタイル。日々変わる献立はお酒好きの方にもたまらないラインナップで、ついつい飲み過ぎてしまうかもしれません。どこかほっとする温かい雰囲気の店内で、素材本来の味わいが光る逸品をゆっくりと味わって。
九州随一のグルメな街・福岡にある、おすすめの隠れ家日本料理店を4軒ご紹介しました。日常使いから特別な日まで、お店選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は2023年11月02日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。