毎日の食事で肉や魚などを控えるベジタリアンや“完全菜食主義者”とも呼ばれるヴィーガン。健康志向が高まる現代でさらに注目を集め、最近では週末のみ食事を調整するなど自分のペースで取り入れる方も増えてきているのだそう。今回は、ヘルシーなベジタリアン・ヴィーガン料理を楽しめる東京のレストランを5軒ご紹介します。
目 次
1.ビル35階からの絶景を眺めながら味わう、軽やかなヴィーガンフレンチ
サンス・エ・サヴール(東京都/東京駅)

東京駅近くのランドマーク「丸の内ビルディング」内に店を構える、フレンチレストラン「サンス・エ・サヴール」。ビルの35階という抜群のロケーションで、東京タワー(R)やお台場、新宿のビル群など、都心ならではの開放的な景色を眺めながら食事を楽しめます。
店で提供されるのは、世界でも広く知られる双子のシェフ、ジャック&ローラン・プルセルが生み出した「プルセル・キュイジーヌ」。地中海料理をベースに、素材の酸味・甘味・香りと調味料を絶秒なバランスで組み合わせ、軽やかな印象の一皿に仕立てます。完全菜食でもゲストに感動を届けたいという同店の料理長・鴨田氏の思いから、ランチ・ディナーともに完全菜食のヴィーガンコースを用意。五感で味わうモダンなフレンチはいかがでしょう。
2.季節の野菜と新感覚のスパイスで表現する、モダンインディアンキュイジーヌ
SPICE LAB TOKYO(東京都/銀座駅)
銀座駅から徒歩3分ほど、「GICROS GINZA GEMS」10階にある「SPICE LAB TOKYO」は、インド料理の概念を覆すモダンインディアンキュイジーヌです。日本はもちろんイギリス、ギリシャ、アラブ諸国など、世界各国の食文化をインド伝統の手法で昇華。本場から集めた実力派シェフたちによる“スパイスの魔法”が、ゲストに新鮮さと驚きに満ちた料理を提供しています。
コースメニューの種類も豊富な同店では、古くから受け継がれてきたインドを象徴するテーマをベースに“インドの多様性=ダイバーシティ”を表現。季節ごとの野菜を使用した、ヘルシーなベジタリアンコースも用意されています。料理のコンセプトを意識させる個性的なラグジュアリー空間で、窓の向こうに広がる街の景色とともに、独創的な逸品を心ゆくまで楽しめます。
3.厳選野菜のヴィーガンメニューを、地上約180メートルからの景色とともに
All-Day Dining OASIS GARDEN/ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル(東京都/赤坂見附駅)
永田町駅直結・赤坂見附駅の地下道からも徒歩約1分の「東京ガーデンテラス紀尾井町」。その最上部30~36階を占めるのが「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル」です。最上階にあるレストラン「All-Day Dining OASIS GARDEN」は、空中庭園をデザインコンセプトにしたホテルのオールデイダイニング。地上約180メートルからの景色は、まさに圧巻。朝・昼・夜、それぞれの時間帯で多彩なメニューをいただけます。
こちらのレストランでは、ディナータイムにヴィーガン料理のコースを楽しめます。厳選した野菜をはじめ植物性の食材を使用したメニューは、ヴィーガン初心者の方にもおすすめ。店名どおりガーデンをイメージした華やかな盛り付けで、目でも舌でも楽しめること間違いなし。肩肘を張らずリラックスした雰囲気のなかで、身体に優しい料理を召し上がれ。
4.ベジタリアン・ヴィーガン向けにもアレンジ可能な、五感で味わう天ぷら
てんぷら 小野(東京都/八丁堀駅)
八丁堀駅近く、大通りから一本入った場所にある「てんぷら 小野」。13席のL字カウンターを設えた店内には、木の温もりに満ちた和の空間が広がります。店の看板を担うのは、世界を舞台に活躍する、二代目・志村幸一郎氏。英語の対応も可能と、海外のゲストを意識したサービスも評判です。
店の自慢は、素材の旨味を限りなく引き出した天ぷら。旬の素材とこだわりの油、サクッと軽い仕上がりの衣は、味や香りはもちろん、食感や音など五感で楽しめる仕上がりです。予約時にお願いすれば、ベジタリアンやヴィーガンの方向けのメニューにも変更可能だそう。日本の伝統食とも言える天ぷらで、四季を感じるひとときを過ごしてみては。
5.昆布出汁の旨味が決め手、個性が光る身体に優しいフュージョン料理
ル・ジャポン(東京都/代官山駅)
代官山駅から徒歩約10分。閑静な高級住宅街の一角に佇む「ル・ジャポン」は、フレンチと和食を掛け合わせたフュージョン料理が魅力のレストランです。白を基調としたナチュラルな雰囲気の店内には、吉野杉の一枚板を用いたカウンター席と個室を完備。シェフ・中田耕一郎氏の軽快な手捌きを前にすれば、料理もより一層美味しく感じられそう。
「ル・ジャポン」のベジタリアン・ヴィーガンメニューは、昆布出汁の旨味が決め手。昆布出汁のスペシャリストとして、ヴィーガンの本場・イギリスでも講習を行なうシェフが、満足感のある一皿を振る舞います。おすすめは、コース終盤に登場する土鍋ご飯。野菜たっぷりの彩り豊かなご飯が、優しく季節の訪れを知らせてくれることでしょう。
健康志向の現代で、さらに注目を集めるベジタリアン・ヴィーガン料理。今回ご紹介した様々なジャンルのレストランで、心も身体も喜ぶ美味しい料理を味わってみてはいかがでしょうか。
※菜食主義の考え方には様々な種類があり、それぞれ取り入れられる食材が異なります。気になる部分がある場合は、ご予約時にご確認を。
※こちらの記事は2024年10月31日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。