厳選されたレストランの取材を重ねる一休社員は、話題のレストランに関する情報をゲットするために、美味しいレストラン巡りもかかせません。今回は、 一休社員が通い続けたいフレンチの名店をご紹介します。
目 次
素材の味が引き立つエレガントなフレンチが好きな【Airi Ishikawa】が選ぶのは
美しい景色を望みながら、日本の繊細なテロワールを感じる
エステール/パレスホテル東京(東京都/大手町駅)
フランス料理界の巨匠、アラン・デュカス氏が設立した「デュカス・パリ」をパートナーに迎え、”大地と海の出会いの物語を紡ぐ場所” をコンセプトにした「パレスホテル東京」内に位置するフレンチファインダイニング「エステール」。2023年1月1日より、「ベージュ アラン・デュカス 東京」にて総料理長を務めていた小島景氏が新しいシェフに就任され、ますます注目しています。
シェフの出身地である鎌倉の野菜をはじめ自ら厳選した日本食材を活かし、丹念な仕事による滋味深い味わいが楽しめます。小島氏のお料理は、お皿の中で食材が持つ旨みと優しさが一体化し、日本の繊細なテロワールを表現していると感じます。ずっと通い続けたいレストランの1つですね。
訪れる度に感じる、シェフ・石井氏の誠実性溢れるお料理
sincere(東京都/北参道駅)
フレンチの巨匠の店で腕を磨き、超予約困難と称された「レストラン バカール」のシェフ・石井真介氏が2016年4月にオープンした北参道のフランス料理店「sincere(シンシア)」。ほぼすべての客席はキッチンに向けて配置されており、活気あるオープンキッチンの臨場感を楽しめます。
コース全体を通じて、季節の移ろいや生産者の想いが込められた遊び心溢れるお料理からは、真剣に食と向き合う石井氏の「誠実」さが随所に感じられます。デザートをいただく頃にはすぐにまた来たい!と願うことでしょう。
華やかな見た目に心躍るような王道のフレンチが好きな【Minaho Ito】が選ぶのは
アートのように美しいお料理が魅力の白金台にある隠れ家フレンチ
ジョンティアッシュ(東京都/白金台駅)
白金台の路地裏にひっそりと佇む「ジョンティアッシュ」は、肩肘張らない居心地の良さが魅力的なフレンチレストランです。三つ星を獲得する「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」で研鑽を積んだシェフ・平野敬祐氏が織りなすのは、見た目華やかな王道のフレンチ。シェフの出身地である静岡の食材をふんだんに使い、アートのように美しいお料理に心が躍ります。
特に印象的だったのは、絶妙な火入れで織りなされる肉料理!さらにここでのおすすめはワインとのマリアージュです。厳選されたワインボトルだけではなく、珍しい銘柄のワインも取り揃える、ソムリエの方に選んでいただく一杯は、お料理との絶妙なマリアージュを堪能できました。
通う度に再発見する、旬を味わう魚料理の魅力
アビス(東京都/代官山駅)
オーナーシェフ・目黒浩太郎氏を取材してからずっと気になり、行ってみたかった代官山に位置する「アビス」。 “深海”という意味を持つ店名が表す通り、店内は少しシックで落ち着いた雰囲気です。お肉が大好きな私にとって「魚介中心のフレンチ」は未知でしたが、寿司のネタとしてよく聞く魚介の数々がフレンチになるとこうなるんだ……と、魚の概念を覆す一皿一皿に驚きと発見の連続でした。
魚介の旬に合わせてコースの内容が異なるのも、通い続けたくなる要因の1つ。オープンキッチンになっており、ライブ感を感じながらお食事をいただけるのも魅力です。
優雅な雰囲気で味わうクラシックフレンチが好きな【Mika.A】が選ぶのは
銀座の老舗レストランで味わう圧倒的な美食体験
銀座レカン(東京都・銀座駅)
銀座の地下2階にて40余年の歴史を持つ「銀座レカン」。老舗ならではの洗練されたおもてなしと、シェフ・栗田雄平氏が作り出す繊細なアートピースのようなお料理の数々。そして、ソムリエ・近藤佑哉氏が厳選するドリンクとのマリアージュ、まるで宝石箱のような空間で堪能する上質なひとときは忘れがたく、ぜひ何度も訪れたいと思うお店の1つです。
華やかな見た目以上に圧倒的な存在感を残すお料理の数々と、それに合わせるノンアルコールペアリングが素晴らしかったです。あっと驚くようなプレゼンテーションで繰り広げられるペアリングは、普段とは違う食体験を味わえると思います。今度行くときはどんなお料理とのマリアージュが楽しめるのか、今からワクワクしますね。
優雅で格式高いメインダイニングで過ごす非日常的なひととき
トゥールダルジャン 東京(東京都/永田町駅)
「ホテルニューオータニ東京」内に店を構える「トゥールダルジャン 東京」。フランス・パリで400余年以上続く名店の、世界で唯一の支店だそう。天井にはシャンデリアが輝き、窓の外には一万坪の広大な庭園が広がるメインフロアは、まるでフランス貴族の邸宅のよう。圧倒的な非日常空間に心躍るのは、私だけではないはずです。
お料理は、スペシャリテの幼鴨料理をはじめ、M.O.F.(フランス国家最優秀職人章)受章シェフ・ルノー・オージエ氏が織りなす、クラシックフレンチを満喫できます。ユニークなのが料理した鴨をナンバリングしており、自分が食べた鴨が何羽目かカードで教えてくれるサービス。東京店では、昭和天皇がパリ本店で食べた5万3,211羽目の鴨の番号から数えているそう。次来た時は何番になるんだろう、と食べた瞬間からまた次の来店を考えさせてくれる一皿です。
いかがでしょうか?日々、色々なレストランを目にしている一休社員がおすすめするフレンチの名店をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
※こちらの記事は2024年11月25日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。