天ぷらといえば、人気の料理ジャンルの一つ。たまには、外食をして匠の技を味わいたいものです。近頃は天ぷらとワインの組み合わせに力を入れているお店も増え、より幅広い味わい方ができるようになりました。今回は、プロの手による天ぷらとワインのマリアージュが楽しめるお店をご紹介します。
目 次
1．季節を感じる天ぷらを、中目黒のモダンな空間で楽しむ
天雅（東京都／中目黒駅）
中目黒の天ぷらの名店「天雅」。御影石を使ったカウンターを基調としたシンプルモダンな空間では、所々に生けられた季節のお花や、さりげなく置かれた調度品がゲストを出迎えます。
カウンター席とテーブル席に個室もあり、それぞれの席で上質な時間を過ごせるのも魅力の一つ。
油にこだわり「太白胡麻油」と「大香胡麻油」を季節によって配合率を変え、ブレンドして使用。黄金色に輝く揚げ鍋は熱伝導が良く、保温性に優れた砲金製。季節に合わせた器も、天ぷらを華やかに彩ります。素材の旨味を最大限に引き出し、ゲストのタイミングに合わせて揚げる天ぷらは絶品！お酒も種類豊富で、シャンパーニュやワインをボトルでいただけることもあり、ワイン好きにもおすすめです。
天雅
東急東横線 中目黒駅 徒歩4分
2．平河町にて味わう、名店で研鑽を積んだ店主が紡ぐ天ぷらの技
天ぷら天源（東京都／永田町駅）
千代田区平河町に店を構える「天ぷら天源」は、師匠である天ぷらの名店「天真」の跡地に、店主が2021年にオープンさせました。師匠のお店で使用していた家具を大事に引き継ぎ、老舗の風格を残しつつ、清潔感のある空間へと生まれ変わった店内は、カウンター席の他に掘りごたつのお座敷も配し、シーンに応じて利用可能。
自慢の天ぷらは、産地直送の新鮮で美味しい食材や旬の味を使用しています。揚げには欠かせない油は、ごま油と綿実油をブレンドしたオリジナル。宮古島産の塩、ポン酢や天つゆなど、素材に合わせていただけます。日本酒などの和酒はもちろん、ワインなど洋酒もあり、グラスやハーフボトル、フルボトルで赤・白・泡といった幅広いジャンルを取り揃えています。こだわりのワインリストから、お好みの一杯と共に楽しみましょう。
天ぷら天源
東京メトロ有楽町線、南北線、半蔵門線 永田町駅 徒歩5分
3．築地の名店で、こだわりの天ぷらをいただく
清壽（東京都／築地駅）
築地本願寺からほど近い場所に店を構える、天ぷらの名店「清壽（セイジュ）」。店内は心地よい緊張感を醸し出す静謐な空間で、こだわりの器やインテリアから、日本の伝統を感じられます。
毎朝市場から仕入れた食材を絶妙な火入れで揚げる天ぷらは、口の中で繊細な衣が小気味良く砕け、素材の甘みが広がります。使用する「太白胡麻油」は、油の鮮度を保つために一組ごとに替えるという徹底ぶり。ワインの品揃えも多岐にわたり、ワインリストには厳選したラインナップがずらり。穴子の天ぷらには、酸味と果実味の豊かな白ワイン、そして赤ワインの芳醇な香りは、天つゆとの相性抜群です。
清壽
東京メトロ日比谷線 築地駅 徒歩3分
4．看板のない中目黒の隠れ家で、天ぷらとワインのマリアージュを楽しむ
天婦羅 みやしろ（東京都／中目黒駅）
中目黒に、看板のない隠れ家のようなお店があります。築100年の昔の長屋とトタンで囲まれた外観の「天婦羅 みやしろ」は、店内に入ると雰囲気が一変！外からは想像もつかない、和紙を使ったスタイリッシュな空間に驚くことでしょう。
料理は天ぷらだけでなく、お造りなど季節を感じる和食の一品も楽しめます。太白胡麻油と米油を同量でブレンドした、ビタミンEたっぷりのヘルシーな天婦羅で、欲張りなひとときとなること請け合い。お酒もワインや日本酒など幅広くラインナップ。グラスワインも数種類あるので、気軽に頼めそうですね。
天婦羅 みやしろ
東京メトロ日比谷線 中目黒駅 南改札を出て東口2から徒歩3分
天ぷらとワインの組み合わせは、和食の中でも相性が良いといわれています。揚げる油や使う調味料によって風味が変わる天ぷらに、ワインの酸やミネラル、熟成感のある複雑な旨味を合わせると、印象が変わって美味しさもより引き立つことでしょう。天ぷらとワインのマリアージュで、心奪われるひとときを過ごしてみませんか。
※こちらの記事は2024年01月17日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。
