夏の味覚を楽しむ、鮎料理が美味しいレストラン5選 全国編

初夏から夏の旬食材として人気の鮎。今回は、鮎を用いた料理が食べられるレストランをご紹介。今だけしか味わうことができない旬の食材を楽しんでみてはいかがでしょうか。

清流に身を躍らせる川魚「鮎」の旨みとは

日本で代表的な川魚の「鮎」。「香魚(こうぎょ)」とも呼ばれ、水質の良い河川で獲れる稚魚や若鮎はスイカのような独特の香りが特徴です。11月から5月が一般的に禁漁期間となっており、解禁の6月から8月頃に市場に出回り、特に稚鮎や若鮎は骨も柔らかく人気があります。

1.柳家(岐阜県/瑞浪駅)

岐阜県・瑞浪の市街地からさらに離れた山奥にある「柳家」。江戸時代後期の古民家を移築した風情のある店内はすべて掘り炬燵席で構成され、パチパチと音を立てる囲炉裏が客人を出迎えます。夏は天然の鮎や鰻などの川魚を中心に、地元の里山の食材をたっぷりと。囲炉裏で焼く料理の火入れは抜群で、じっくりと焼かれた旨味を味わいましょう。

郷土料理(その他)

柳家

JR線 瑞浪駅 タクシーで20分(片道約4000円/台)です

15,000円〜19,999円

2.美山荘(京都府/出町柳町)

京都洛北、鞍馬の奥の深い山々に囲まれた「美山荘」は、明治28年に峰定寺の宿坊としてスタートした小さな料理旅館。
看板料理はご主人自らが野山に入り、摘み取った草花をメインに据えた「摘草料理」。初夏から秋にかけては鮎が絶品です。野趣あふれる食材を通して季節を感じ、その食材を料理へと昇華させる確かな技に感嘆することでしょう。

懐石・会席料理

美山荘

線 駅 【自家用車利用の場合】京都市中心部から約1時間 ※冬季期間は、スタッドレスタイヤの装備を必ずお願いいたします。

3.久丹(東京都/新富町駅)

食の街として注目されつつある新富町の一角に佇む「久丹」。扉を開くと、奥行きのあるカウンター7席が並び、ピリッと身が引き締まるような清冽な空気が漂います。料理長は国内のみならず海外での経験も豊富で、従来の日本料理では使わない食材であっても、美味しいと感じれば料理に取り入れています。名物の鮎は、骨までカリカリに焼き上げながらも身はふっくらしていて、職人の技を感じます。目の前で料理が仕上がるライブ感と素材の旨みを感じる一皿を、五感で堪能しましょう。

懐石・会席料理

久丹

東京メトロ有楽町線 新富町駅 徒歩1分

30,000円〜39,999円

4.日本料理 龍吟(東京都/日比谷駅)

日本を代表する料理人、山本征治氏が手がける「日本料理 龍吟」。東京ミッドタウン日比谷7階のワンフロアが店舗となっており、琳派をテーマにした雅やかな空間が広がります。
商業施設ビル内で炭火の使用許可がでることは不可能に近い中、それを実現したのが「日本料理 龍吟」。焼き物は、全て備長炭による炭火焼で、名物の「鮎の炭火焼」にいたっては専用の「焼台」を設えるほどのこだわり。躍動感あふれる焼き上がった鮎は、カリっと香ばしく程よい苦さで季節の旨みを感じます。

懐石・会席料理

日本料理 龍吟

東京メトロ千代田・都営地下鉄三田線 日比谷駅 駅直結

50,000円〜

5.和ごころ 泉(京都府/四条駅)

京都・四条駅から徒歩2分のところに佇む「和ごころ 泉」。趣ある京町屋の店内は、白木の手触りが心地よいカウンター席、坪庭を望む個室や座敷席など、シーンに合わせて利用できます。丁寧にひいた出汁と素材の美味しさを最大限に引き出し、奇をてらわない四季折々の料理は、訪れる人の心をほぐします。鮎の塩焼きは、じっくり1時間かけ、鮎自身の脂を落とさずに、串を回しながら身に脂を纏わせる焼き方が特徴です。また、時期によっても焼き方を調整しており、一度味わうとやみつきになる一皿です。

懐石・会席料理

和ごころ 泉

地下鉄烏丸線 四条駅 5番出口 徒歩2分

季節ならではの食材を使った美味しいグルメ。今しか出会えない旬の味わいを、この機会に楽しんでみては?

※こちらの記事は2023年05月27日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

KIWAMINO編集部

KIWAMINO編集部です。食通の読者が気になるグルメ情報をお届けします。

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