和食の代表格であり、今や日本人のみならず世界中から愛されている寿司。シャリとネタというシンプルな組み合わせでありながら、職人の繊細な技が凝縮された奥深い料理です。
今回「KIWAMINO」では、一度は訪れたい、神戸にある寿司の名店を5軒ご紹介します。
目 次
1. 熟練の寿司職人の技が光る江戸前寿司
鮨 栄美古(兵庫県/三宮駅)
「鮨 栄美古」は、神戸・三宮駅より徒歩5分、繁華街を抜けた路地裏に店を構える江戸前寿司店です。店内は、間接照明が穏やかな雰囲気を醸し出し、手入れの行き届いた一枚板の堂々としたカウンターが目に止まります。カウンター席では、目の前で繰りだされる大将の妙技の数々に、思わず見入ってしまうことでしょう。
「ミシュランガイド兵庫2016」では一つ星を獲得した熟練の大将が握るのは、職人の技が光る江戸前寿司。メニューは、アテと寿司が交互に繰り出される「店主おまかせコース」のみ。赤酢をベースにした少し大きめのシャリは、口に入れると程よく解れ、築地から仕入れる厳選したネタとの相性が抜群。アテの品数も多いので、お酒と一緒に色々とつまみたいという方にもおすすめです。
2.ユニークなつまみと正統派江戸前寿司が繰り出される「鮨 まつもと」流を満喫
鮨 神戸まつもと(兵庫県/三宮駅)
神戸・三宮駅からほど近くに店を構える「鮨 神戸まつもと」。ミシュランの星を獲得したことのある東京・赤坂の名店「鮨 まつもと」の姉妹店です。名店で研鑽を積んだ大将が振舞うのは、丁寧に仕立てられた逸品の数々を堪能できる「おまかせコース」のみ。
身体の内側からホッとする「濃厚なシジミのスープ」から始まり「尾道名産ネブトの素揚げ」「梅干をのせた茶碗蒸し」、などウィットに富んだつまみが続き、伝統かつ正統派な江戸前握りが登場します。大トロの筋部分に自家製塩をまぶして味わうのは「鮨まつもと」流!端正な正統派江戸前寿司と、遊び心溢れるつまみの数々を最後まで堪能して。
3. 神戸を代表する老舗ホテルの最上階で満喫する銀座の名店の味
神戸・鮨かねさか(兵庫県/三宮駅)
神戸を代表する老舗ホテル「オリエンタルホテル」の最上階に位置する江戸前寿司店「神戸・鮨かねさか」。銀座に構える名店「鮨 かねさか」の姉妹店です。シックでモダンな空間でもてなされるのは、毎朝瀬戸内から仕入れる魚介類に、口に入れるとホロホロとほどけていく温かいシャリを合わせた握りの数々。
夜は、季節の食材を生かした握りに加えて小鉢やお椀を提供するお任せコースのみの提供ですが、昼は予算に合わせた握り中心のコースも用意があるので、好みやシチュエーションに合わせて選んでみて。大将がひと手間ふた手間かけて握る寿司の数々を味わう度に、口福なひとときを満喫できるでしょう。
4. 予算に合わせたコースも様々、名店の味を気軽に楽しんで
神戸三宮 鮨 栞庵 やましろ(兵庫県/三宮駅)
ミシュラン獲得の経歴を持つ銀座の名店「栞庵 やましろ」が神戸・三宮にオープンした「神戸三宮 鮨 栞庵 やましろ」。凛とした佇まいの店内には、潔く洗練されたカウンターと個室席を用意。デートでの利用をはじめ会食、接待などにも活躍すること請け合いです。
コースは予算に合わせた4つのタイプを提供。どのコースでも厳選された四季の食材を使った、本格和食と正統派江戸前寿司を堪能できます。赤酢を使い程よく炊かれたシャリには、素材に合わせて細かな下処理を施し、休ませることで魚本来の旨味が引き立つネタが絶妙にマッチ。「太刀魚のパイ焼き」や「うにと生のりのコロッケ」のような一風変わった料理が出てくるのも楽しみの1つでしょう。
今回は、一度は訪れたい神戸にある寿司の名店を4店舗ご紹介しました。厳選された食材に、職人の技が光る寿司を満喫できるお店ばかり。美味しい寿司でお腹を満たし、こころを潤す、上質なひとときを過ごしてみては。
※こちらの記事は2024年11月25日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。