食通なら押さえておきたい、2022年にオープンした話題の寿司店 東京編

和食の代表格であり、今や日本人のみならず世界中から愛されている寿司。シャリとネタというシンプルな組み合わせでありながら、職人の繊細な技が凝縮された奥深い料理です。
今回「KIWAMINO」でご紹介するのは、食通なら押さえておきたい、東京で2022年にオープンした話題の寿司店や、海外で活躍したシェフによる新店など、個性豊かな寿司店を厳選しました!

1.新宿に誕生!和とイノベーティブで魅了する隠れ家寿司店

鮨 こう介(東京都/新宿)

新宿西口から徒歩約1分という抜群のロケーションにある「鮨 こう介」。銀座や赤坂の三つ星レストランをはじめ、数々の名店で腕を磨いた大将・安部憲介氏が、江戸前ではなく新たなイノベーティブを提供する寿司店です。2022年4月のオープン以来、クチコミサイトやSNSで高い評価を得ており、食通達から注目を集めています。

地下1階にある隠れ家のようなお店の中は、大将との距離の近さが嬉しいカウンター11席のみ。熟練された包丁捌きや寿司を握る姿を間近に眺めながら、美食のひとときを過ごせます。

看板握りの一つが、厳選した天然の本マグロの大トロ。筋と血栓を全て取り除き、50の包丁を入れることで、口の中でふわっとトロける食感を楽しめます。

寿司

鮨 こう介

各線 新宿駅 徒歩1分

20,000円〜29,999円

2.名店の跡地に誕生、空間も味も受け継ぐ渋谷の人気寿司店

仲野(東京都/渋谷)

2022年2月、渋谷で人気を博した寿司店「くろ﨑」が移転した跡地に誕生した「仲野」。「くろ崎」で二番手を任されていた仲野雄太氏が大将を務め、自身の名を店名に冠してオープンした、注目の寿司店です。

数寄屋建築を印象付ける名栗の扉や、樹齢350年の尾州檜を用いた白木カウンターなど、空間を引き継いだのはもちろん、来店時間に合わせて釜で炊き上げた米を、まろやかな熟成酢と塩だけで仕込むシャリも名店仕込み。

温度が違うシャリを使い分けることで、寿司種ごとの持ち味を引き出します。名店のベースを踏襲しながらも、包丁技などで個性を取り入れた寿司・酒肴を、店主自ら厳選した日本酒と共に味わってみては。

寿司

仲野

各線 渋谷駅 徒歩7分

30,000円〜39,999円

3.独創的なつまみも魅力、白金に誕生した一軒家のカウンター寿司店

鮨 無何有(東京都/白金高輪)

2022年6月にオープンした「鮨 無何有」は、清らかな白の瓦が目印の一軒家の佇まい。

重厚感のある扉の先に9席のカウンターが広がる、隠れ家のような寿司店です。日本のみならず海外でも様々な食ジャンルの経験を積み、現地で高い評価を得た大山武雄氏が、白金高輪の地で新たなスタートを切りました。

メニューは「おまかせコース」のみ。寿司は、マグロ仲介人とも知られる「フジタ水産」藤田氏が仕上げる本マグロなど、厳選したネタを使ったものが12貫。自家製タルタルソースでいただく「鰆のフライ」や、洋風茶碗蒸し「海老のロワイヤル」など、独創的なつまみも、クチコミやSNSで好評です。

寿司

鮨 無何有

東京メトロ南北線 白金高輪駅 徒歩90秒

15,000円〜19,999円

今回は、東京で2022年にオープンした話題の寿司店をご紹介しました。
いつものお店に訪れるのも良いですが、たまには新しいお店に足を運んでみると新しい発見があるかも知れません。美味しい寿司でお腹を満たし、こころを潤す、上質なひとときを過ごしてみては。

※こちらの記事は2024年09月17日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Mika Tsuboi

一休.comの宿泊営業アシスタントから編集部へ。ワインと一緒に、美味しいものを少しずついただくのが最高の幸せ。こぢんまりとしたフレンチやネオビストロがお気に入り。
最近は日本ワインにも興味を持ち、旅先で出会った好みのワインを自宅で愉しむのが日課。パンやスイーツなどにも目がなく、週末にはカフェやパン屋巡りをし日頃の情報収集も欠かさない。
・最近行ったお店:Restaurant Fermier/六雁/Varmen
・好きなお店:広尾 ぺりかん/RESTAURANT MAMA./LATURE
・得意ジャンル:ビストロ
・好きな食材:ジビエ/蛤/伊勢海老/キノコ

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