2022年も様々な新たなお店がオープンし、早くも予約困難店になりつつあります。そんな今行きたい話題のお店の中から、和食・寿司店をご紹介。お気に入りの1軒を見つけてみてはいかがでしょうか。
目 次
1.【1月オープン】名店のルーツを汲んだ職人技が光る寿司とツマミ
鮨 ます田 (東京都/表参道駅)

江戸前寿司の名店「すきやばし次郎」で研鑽を積んだ増田励氏が店主を務める「鮨 ます田」。33歳で独立した後、国内外にあるホテルの寿司店をプロデュースするなど活躍の場を広げるなか、2019年に店を一度閉店。2022年1月に表参道で再び暖簾を掲げました。
店内はヒノキの一枚板が凛とした雰囲気を演出。清々しく静謐な空間でいただけるのは、伝統の技が光る江戸前寿司と、趣向を凝らしたツマミの数々です。
「寿司は握りではなく、下ごしらえで決まる」という師の教え通り、丁寧な仕事で仕上げた小肌や名店御用達の「やま幸」から仕入れる天然本鮪など、最後まで匠の技を召し上がれ。
2.【1月オープン】火入れにこだわった“新しい焼き鳥のかたち“
鳥焼き 小花(東京都/恵比寿駅)
恵比寿ガーデンプレイスのほど近く、街の喧騒から一線を画すひっそりとした場所に佇む「鳥焼き 小花」は、カウンター10席のみの大人な空間。
焼き鳥の名店「鳥しき」で研鑽を積んだ焼き師、佐藤新太朗氏が目指すのは“新しい焼き鳥のかたち”。本来串にささっている焼き鳥をあえて串に刺さずに提供する“鳥焼き”をいただくことができます。
「鳥しき」直伝の強火かつ近火で焼き上げられた鶏肉は、外はカリッと中はジューシーに仕上がり、素材本来の旨味が引き出されています。
他ではいただくことのできない「鳥焼き 小花」ならではの味を存分に楽しんで。
3.【3月オープン】旬食材を使った一皿と多様なドリンクとのマリアージュ
割烹 隆(東京都/表参道駅)
「割烹 隆」は、名店ひしめく南青山に3月にオープンした割烹料理店。落ち着いた空気を醸す店内は、カウンター8席、完全個室1室のみ。心落ち着く和の雰囲気に、しっぽりとした時間を過ごせます。
料理長は「銀座うち山」をはじめ、数々の日本料理の名店で修業を積んだ大塚隆廣氏。熟練した目利きにより厳選された旬食材を、ゲストと相談しながら好みに合わせたコース料理に仕上げます。
独創的な発想で織りなす一皿は、味覚のみならず視覚でも楽しめるよう、色彩豊かな器でご用意。日本酒やワインをはじめとした種類豊富なお酒の数々と併せて、更けゆく夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
4.【4月オープン】名店で研鑽を積んだ職人が手掛ける話題店
寿司 健(東京都/銀座駅)
寿司の激戦区・銀座にオープンした「寿司 健」。「銀座 久兵衛」そして「銀座 鮨あらい」という名店で研鑽を積んだ渡辺健氏が独立するとあり、オープン当初より美食家から注目を集める寿司店です。
渡辺氏は「銀座 鮨あらい」でオープン当初から個室を任されていた人物。明るく謙虚な人柄にファンも多いそう。店内には書家・金田石城氏が手掛けた書が掲げられます。
浸水時間や水の温度、点火時間、そしてお酢の種類や塩、砂糖、お米の品種や季節などにより、厳格に調整されて仕上がるシャリは、赤酢ブレンドがベース。丁寧な仕事で仕立てられたネタとのマリアージュが口の中で広がります。
どこも個性的なお店ばかり。いつものお店に訪れるのも良いですが、たまには新しいお店にも足を運んでみませんか。これまでにない感動が得られるかもしれませんよ。
※こちらの記事は2024年12月05日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。