寒さが続く季節には、体を芯から温めてくれる鍋料理が食べたくなりませんか?
鍋の楽しみ方は様々ですが、今回は福岡で個性あふれる鍋料理がいただけるお店を厳選して4軒ご紹介。冬ならではの定番料理を堪能してみてはいかがでしょう。
目 次
1.長年愛され続ける老舗料亭で、こだわりのふぐを満喫
博多 い津み(福岡県/渡辺通駅)
福岡市の住吉神社の近くに位置する「博多 い津み」は、こだわりのとらふぐを高級感のある落ち着いた空間で楽しめる大正12年創業の老舗料亭です。個室の用意もあるので、大事な食事会や接待など様々な場面で活躍します。
コース料理では、刺身、ふくの唐揚げ、ちり鍋など、様々な調理法でふぐを提供。なかでも冬と言えばちり鍋!お鍋の具材には、味の主張が強い椎茸やえのき茸などの茸類、探葱などは入れず、淡泊だけど深い味わいを持つふぐを引き立てる白菜、春菊、豆腐、そして焼き餅のみ。ふぐ本来の旨味を堪能できるでしょう。
ちり鍋を食べた後の雑炊は、出汁で生米から炊くスタイル。噛めば噛むほど、米の芯からふぐの旨味が染みだすここならではの味わいです。
2.110年以上の伝統が紡ぐ、あっさり濃厚な白濁スープ
新三浦 博多本店(福岡県/博多駅)
博多駅より車で約15分のところに位置する「新三浦 博多本店」は、明治43年創業の博多名物「水だき」のお店です。110年以上にわたる伝統の味を完全個室または半個室にて、ゆっくりと寛ぎながら満喫できます。
お店の自慢の1つは、創業時から変わらず365日火を入れ、継ぎ足し守ってきた白濁スープ。丁寧に時間をかけて作り出す味は、濃厚かつあっさり。
メインの鳥は、九州の大地でストレスなく育てられた、生後3か月以内の雄鶏のみを使用。ほろっと解れるほど柔らかいお肉は秘伝のスープと相まって絶品です。〆はご飯にスープをかけてさらっと口の中にかきこんで、凝縮された旨味を最後まで満喫ください。
3.料理長のお墨付き、絶品A5伊万里牛をすき焼きまたはしゃぶしゃぶで満喫
喜久家(福岡県/中洲川端駅)
創業昭和34年の福岡・中洲の名店「喜久家」。厳選したA5伊万里牛をすき焼き、しゃぶしゃぶ、鉄板焼きなどで提供します。カウンター席や、個室、お座敷など多様なお部屋を備えるので、特別な日のお食事や、接待など多様な場面で活躍すること請け合いです。
なかでも、冬と言えば「しゃぶしゃぶコース」または「すき焼きコース」がおすすめ。しっとりとして美しい霜降りの牛肉は、料理長が惚れ込み長年使用している逸品!お料理は、見事な手さばきでスタッフが仕上げてくれるので、1番美味しいタイミングで、お肉を楽しめます。
お弁当の販売もあるので、気に入ったらテイクアウトで気軽にすき焼きを楽しめるのも嬉しいですね。※前日までの予約が必要です。
4.滋養強壮あふれるすっぽんを、丸鍋で食べ尽くす
すっぽん料理 前田(福岡県/中洲川端駅)
福岡では数少ないすっぽん料理を提供する「すっぽん料理 前田」。長崎の五島で天然に近く養殖された約3年もののすっぽんのみを使用しています。水質・餌にもこだわり、クセのない肉質のため、レバーや心臓などの内臓まで食べることも可能です。
全てのコースに含まれるすっぽんのお鍋「丸鍋」は、野菜を一切入れずに京風スープで仕立てるので、すっぽんの旨味をダイレクトに感じられます。固めに炊いたご飯を2~3日寝かせて作り上げる〆の雑炊は、すっぽんの旨味が凝縮されて絶品とか。
古くから滋養強壮があり、健康食材と知られるすっぽんは高たんぱくで低カロリー!たくさん食べて寒い冬を乗り越えましょう。
今回は、様々な食材の出汁が染みわたる鍋料理を満喫できる福岡のレストランをご紹介しました。寒い日にこそ食べたくなる鍋料理。個性派食材を使った本格的な鍋料理をお店でゆったりと味わって、体を温めましょう。
※こちらの記事は2023年05月31日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。