美味しいレストランには、こだわりの「スペシャリテ」あり!今回は、焼き鳥の人気店の名物料理をご紹介します。とっておきのスペシャリテは、お店のこだわりを表現する代名詞となるもの。他ではいただけない特別な一皿を、是非味わってみませんか?
1.焼鳥 おみ乃(東京都/押上)
スペシャリテ:「親子丼」
押上駅から徒歩約3分、東京スカイツリー(R)を見上げる地に佇む「焼鳥 おみ乃」。予約困難店と言われる名店「鳥しき」で研鑽を積んだ店主・小美野正良氏が切り盛りするお店です。店内は落ち着いた和の設えで凛とした雰囲気を漂わせつつも、どこか落ち着く印象。「ミシュランアガイド2020」では一つ星を獲得するなど、国内外でも注目を集めています。
串は備長炭で一本一本丁寧に焼かれています。煙が立たない工夫をしているため、女性同士やデートなどの利用にもおすすめ。使用している鶏肉は、契約養鶏場の「伊達鶏」で、1羽まるごと仕入れて店舗で捌くため、希少な部位を味わうことができます。そのなかでも、レバーやちょうちんが人気。1日に4~5本しかない限定串なので、予約時に確認するのがベストです。
名物は何と言ってもシメにもってこいの「親子丼」。青森県産の「こだわり白玉子」と「伊達鶏」が使われています。フワッとトロトロの卵と噛みしめるほどに旨味が溢れる鶏肉の調和に多くのお客さんが魅了されているそう。
2.中目黒 いぐち 本店(東京都/中目黒)
スペシャリテ:「カルボナーラ」
中目黒駅から目黒川を渡って徒歩約3分。お店に通じる目印や看板が一切ない、隠れ家のような焼き鳥店「中目黒 いぐち 本店」。ビルの外階段を上がった一番奥にある鉄製の扉を開けると、目に非日常空間が飛び込んできます。店内は黒漆喰でまとめた設え、無垢の白木を使った一枚板のカウンターと店のシンボルとなっている五葉松。大人の雰囲気に身を置いて食事を楽しみたい方にぴったりのお店です。
いただく焼き鳥は、旬の食材を少量多種にスペインのピンチョスのようにいただく“いぐち・スタイル”。「美味しい様々なものをたくさん味わいたい」という方におすすめです。焼き鳥以外でも、フランス産のフォアグラのコロッケや北海道十勝・新田牧場から空輸されたのカチョカバロチーズを焼いたものなど、オリジナルの一品も味わえます。
お店の名物としてシメで人気なのが「店主が本気で作った特製カルボナーラ」。パンチェッタ、そして厳選した卵で仕上げたこだわりの一皿です。もう1品、シメで人気なのが8時間かけて取った鶏スープのラーメン。出汁の旨味が後を引いてお箸が止まらなくなると、多くの常連客を魅了しています。
3.晩鶏(東京都/六本木)
スペシャリテ:レバーペースト
六本木駅から約10分、青山公園のほど近くに店を構える「晩鶏」。店内はカウンター16席、半個室が2部屋用意されています。子供用の椅子や食事はありませんが、子供を連れての入店もOKのお店です。
使用している鶏は、銘水の地とも知られている千葉県佐原の水郷赤鶏。ゲージではなく、地面に放して飼われているので、余計な脂肪が肉になく旨味が凝縮されているのが特徴の鶏です。塩やタレでシンプルに味わう焼き鳥だからこそ、扱う肉の品種は重要なのだそう。
水郷赤鶏を丸ごと仕入れているため、希少部位が味わえるのも「晩鶏」の魅力。名物として常連客が必ずと言っていいほど頼むのがバケットと一緒に食べる「レバーペースト」。クリーミーで干しブドウのような甘みがワインとの相性ばっちりです。そしてコースの中にもある人気の品が「そぼろ丼」。ただの「そぼろ」ではなく、軟骨やスジなど鶏肉すべての部位をミンチにしたものなんです。コリコリした食感などが楽しい一皿。普段使いにもおすすめの「晩鶏」。テイクアウトもあるそうなので、チェックしてはいかがでしょう。
素敵なお店のスペシャリテは、ここでしか出会えない特別な食体験を堪能できる一品。気になるお店があったら、ぜひブックマークしてみてくださいね。
※こちらの記事は2021年09月27日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。