「鉄板焼 桜 -SAKURA-/セルリアンタワー東急ホテル」を取材。渋谷の贅沢空間で厳選食材を

2019年11月にオープンした「鉄板焼 桜 -SAKURA-/セルリアンタワー東急ホテル」。和モダンな空間の中で、こだわりのお肉と野菜を鉄板焼でいただけると早くも評判です。プライベートな時間が過ごせる完全個室は、ビジネスでの会食・接待から小さいお子様連れのご家族まで、様々なシーンで活用されています。今回「KIWAMINO」編集部が取材に訪れ、完全個室を中心に写真を沢山撮ってきました。桜をモチーフに据えた、洗練された「鉄板焼 桜 -SAKURA-」の魅力に迫ります。

和の雰囲気漂う、ラグジュアリーなカウンター席

「セルリアンタワー東急ホテル」の2階に位置する「鉄板焼 桜 -SAKURA-」。ホテルに入らずダイレクトに入店できるよう、出入り口はウッドデッキ側に用意されています。
なお、メインロビーと駐車場からのアクセスにも配慮しているので、当日迷ってしまった場合はホテルスタッフに一声掛けることをオススメします。

アプローチの様子。壁紙には和紙を用いるなど、和の雰囲気を感じさせる設えが特徴的でした。ロビー階に位置する日本庭園「閑坐庭」が持つ、心と自然の一致や心の静寂といったコンセプトを踏襲してデザインされているそうです。

趣深い和紙の壁紙。よく見ると、一枚ずつ貼られていることが分かります。

エントランスに一歩足を踏み込めば、木のぬくもりを感じさせる空間が。
お店のマネージャーである保ヶ渕輝彦氏曰く、「お香を焚くなど、リラックスできる非日常的な雰囲気を作れるようスタッフ一同工夫しています」とのこと。上質な空間と、こだわりぬいたおもてなしが出迎えてくれます。

カウンターは全部で10席。正面の壁には山桜の樹皮を用いたアートウォールがあり、その上には日本画家・永井聡氏による銀泥(ぎんでい)を使った桜の絵桜の絵が描かれていました。ラグジュアリーな設えの中で、「鉄板焼 桜 -SAKURA-」ならではの世界観が表現されています。

山桜の樹皮を巻き付けたアートウォール。特別に間近で見せてもらいました。本物ならではのゴツゴツした質感に迫力を感じます。

カウンター席の様子。すぐ目の前に鉄板があり、職人の技と共にお食事や会話を楽しめる贅沢な時間が過ごせそうです。

盆には金箔が貼られ、絢爛な雰囲気を演出しています。

お手洗いはエントランスの奥にあり、カウンター席と完全個室との共用です。なお、完全個室への入り口はプライベート感を重視したいというニーズを満たすため、エントランスのすぐ横にありました。カウンター席のお客様とも極力視線が合わないよう工夫されています。

専任スタッフによるプレゼンテーションが楽しめる完全個室

エントランスから数メートルほど廊下を進むと、完全個室があります。音漏れの心配がないよう扉も完備されていました。

テーブルの一番奥には鉄板があり、個室専任のスタッフが調理・サービスを担当してくれます。個室ながら、カウンター席と同じ迫力のプレゼンテーションを楽しめます。鉄板の後ろの壁には、カウンター席と同じ永井聡氏によるアート作品がありました。

お部屋に窓はなく、プライベートで親密な時間を過ごせそうです。天井が高いため、最大6人で利用しても窮屈さは感じません。
個室では換気対策がしっかり取られているため、お洋服ににおい付く心配も気にせずに済みます。また、コートや荷物を入れることのできるクローゼットがお部屋の外にありました。

2人からでも利用可能ですが、今回は最大6人用のセッティングをお願いしました。席幅に余裕があることが分かります。

なお、3人でのご利用であれば16,500円、2人までの場合には27,500円(共に税・サービス料込み)の個室料金が必要となり、4人から6人であれば個室料金は掛かりません。

テーブルの天板には、桜の一枚板を使用。重厚感が漂う「鉄板焼 桜 -SAKURA-」のコンセプトを体現する設えとなっています。

壁には炭焼きの竹をイメージした素材が貼られていました。落ち着いたダークグレーの色合いで、お部屋を照らす少し暗めのライティングともマッチしていました。

着席したままでも、人が席の後ろを通れるほどスペースに余裕があります。

お部屋内は、ベビーカーが置けるほどの広さがありました。
完全個室はカウンター席と異なり、お子様と一緒にお食事を楽しめます。子供用のメニューを用意できるほど、お食事を召し上がれない乳幼児の入室も可能です。ただし、日程やお時間で調整が必要な場合があるため、ご希望の方はお電話での問い合わせをオススメします。

季節の旬の美味しさを新鮮なうちにいただく鉄板焼

上質でこだわり抜いた設えの中でいただくのは、東急ホテルズ/セルリアンタワー東急ホテルの総料理長である福田順彦氏が厳選したお肉と野菜。

福田氏は、令和元年に厚生労働大臣から「現代の名工」の表彰を受け、「卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者」として認められた方。「鉄板焼 桜 -SAKURA-」では、福田氏がセレクトした食材の持つ旬の美味しさを、新鮮なうちにいただけます。

お肉は、上質で厳選された黒毛和牛をご用意。お野菜については、複数の信頼のおける契約農園から取り寄せています。新鮮な旬の食材が、すぐ入手できる体制を整えていました。
アルコール類についても、ワインからウイスキーまで豊富なラインアップを常時ご用意。特に、お肉とのマリアージュを楽しみたい赤ワインについては、ホテル内のレストランと在庫を共有しているので、お好みのボトルを選ぶひと時も楽しめます。
なお、ビールの銘柄についても予約時にお願いすれば対応可能とのこと。気になる方は事前にお電話での問い合わせをオススメします。

ラグジュアリーな空間と旬の美味しさを楽しめる「鉄板焼 桜 -SAKURA-」。ビジネス会食・接待からご家族での利用まで、大切な方と過ごす様々なシーンで活用してみてはいかがでしょうか。

鉄板焼

鉄板焼 桜 -SAKURA-/セルリアンタワー東急ホテル

JR線 渋谷駅 渋谷駅西口 歩道橋渡り 国道246号沿い 徒歩5分

20,000円〜29,999円

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アクセス
住所: 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル 2F

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※こちらの記事は2023年04月20日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

謝 谷楓

「一休.comレストラン」のプレミアム・美食メディア「KIWAMINO」担当エディター。ユーザーの悩み解決につながる情報を届けられるよう、マーケットイン視点の企画・編集を心掛けています。

前職は、観光業界の専門新聞記者。トラベル×テック領域に関心を寄せ、ベンチャーやオンライン旅行会社の取材に注力していました。一休入社後は「一休コンシェルジュ」を経て、2019年4月から「KIWAMINO」の担当に。立ち上げを経て、編集・運営に従事しています。
【MY CHOICE】
・最近行ったお店:和田倉、SENSE
・好きなお店:六雁
・自分の会食で使うなら:茶禅華
・得意ジャンル:日本料理
・好きな食材:雲丹/赤貝

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