「メゾン ポール・ボキューズ」特集。リヨンの名店の味を代官山で楽しむ

フランス、リヨン郊外に本店を構え、1965年以来3つ星に輝き続けてきた屈指の名店「ポール・ボキューズ」。ラグジュアリーな設えが特徴ですが、ご家族やお子様を連れのお母さま方らからの支持も高く、ビジネスだけでなくプライベートでの利用にもピッタリのレストランとなっています。

今回は、フランス料理界の神様的存在である名シェフ、ポール・ボキューズ氏が説いてきた正統なるフランス料理を伝えるべく、2007年に代官山に誕生した「メゾン ポール・ボキューズ」に迫ります。

本店の味と感動を伝える日本の総本山

代官山駅から徒歩7分ほど。旧山手通り沿いの「代官山フォーラム」に構える「メゾン ポール・ボキューズ」。

フランスを代表するグランメゾン「ポール・ボキューズ」本店の味と感動を伝えるべく、日本における総本山として誕生しました。

ゆったりと落ち着いたメインダイニングの他に、豪奢なサロンとアールヌーヴォー調のバーラウンジを備え、ティファニーのアンティークステンドグラスが優雅な個室も用意。

記念日のデートはもちろん、会食や接待、さらにはレストランウエディングまで幅広く利用されており、どんなシーンも華やかに演出してくれる頼もしさを感じます。

世界に名だたるガストロノミー

リヨン近郊、ローヌ県コロンジュ・オ・モン・ドール村にあり、劇場のようなバロック調の外観があまりにも有名な本店。1926年に料理人の息子として誕生したポール・ボキューズ氏が実家に構えたこのレストランは、誰もが本物のフランス料理を再発見できる、華麗なるガストロノミーとして世界中に知られる存在です。

良い素材を用い、その持ち味を最大限に活かす“Bonne Cuisine(おいしい料理)”こそが、氏の提唱した正統なるフランス料理。基本に忠実、決して奇をてらわない味付けと遊び心あるプレゼンテーションがゲストの心を掴みます。

そんな由緒正しきフランス料理を代官山の「メゾン ポール・ボキューズ」で担うのは、2015年から料理長を務める入砂俊重氏。本場フランスや国内の数々のグランメゾンでの研鑽から培った確かな技術と感性で、ボキューズ氏のフランス料理を真摯に守り続けています。

伝説のスペシャリテも、代官山で

1975年、フランスの最高勲章である「レジオン・ドヌール勲章」を、料理人として史上初めて受勲したポール・ボキューズ氏。その午餐において、当時の仏大統領に捧げた『トリュフのスープ』は、伝説のスペシャリテとして、「メゾン ポール・ボキューズ」でもしっかりと受け継がれています。

他にも『ドーバーソール フェルナン・ポワン風』や『ブレス産鶏のベッシー包み』など、氏の代名詞といえるスペシャリテが勢揃い。

そして華麗なコースを締めくくるデザートは、リヨン本店でお馴染みのワゴンスタイルで。伝統的なデザートや美しいプティ・フールの数々をご堪能あれ。

長きに渡って3つ星に輝き続けてきた、料理界の重鎮ポール・ボキューズ氏の正統なるフランス料理。その味と感動を、東京にいながらにして堪能できる贅沢さ。伝統あるグランメゾンに受け継がれてきた、一流の味と優美な空間を満喫しに出掛けてみませんか?

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クラシック フレンチ

メゾン ポール・ボキューズ

東急東横線 代官山駅 徒歩7分

20,000円〜29,999円

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※こちらの記事は2023年04月17日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Mika Muroi

旅と食べ歩きと文章を書くことが好きで、プレミアム・グルメメディア「KIWAMINO」のライターに。フレグランスラボでの勤務経験から、香りやフレーバーにこだわりが。選りすぐりのレストランを、スマートな日本語に乗せてお届けします。
【MY CHOICE】
・さいきん行ったお店:DAZZLE
・好きなお店:嘉禅
・自分の会食で使うなら:麻布淺井
・得意ジャンル:イタリアン、ビストロ
・好きな食材:野菜全般、鴨、チーズ

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