京都有数の観光名所でもある八坂神社からほど近い場所にお店を構える「祇園にし」。名だたる名店が軒を連ねる祇園において、日本料理の枠に囚われない美しく美味しい料理はもちろん、店主と女将による温かいおもてなしが評判のお店です。
イタリアンのエッセンスを取り入れた、唯一無二の日本料理
「祇園にし」で店主を務める西隼平氏は、日本料理の名店「日本料理とくを」で研鑽を積んだ人物。その後イタリアンレストランでも腕を磨き、和食だけではない料理技術を身に付けました。
そのため日本料理の枠を超えた、他にはない料理の数々をいただくことができるのが「祇園にし」の特徴。例えばコースの初めに提供される八寸では、トウモロコシのムースや白髪そうめんを冷製のカッペリーニ風にアレンジしたメニューなど、目新しい料理名が並びます。
それでも決して奇をてらった創作和食にはならず、基本に沿った日本料理が生み出されるのは修業の賜物。京都の旬を随所で感じる一皿一皿が、訪れる人々を魅了します。
さらに日本料理店の店主としては珍しく、ワインソムリエの資格も持つ西氏。日本酒や焼酎はもちろん、ワインのラインナップも豊富です。自らが作った料理を熟知した上でお酒を提案してもらえるので、お酒とのマリアージュを存分にお楽しみください。
オープンキッチンが五感をくすぐるこぢんまりとした店内
そんな美食を味わう至高のひとときを過ごせるのは、20席とこぢんまりとした店内。高級感漂う大きな一枚板が目を引くカウンター席では、調理シーンを目の前にライブ感溢れる雰囲気で食事を楽しめます。
手前には和と洋が調和したモダンなテーブル席の用意もあるので、大切な会食やデート、お祝い事など幅広い場面での利用が可能です。用途に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
2022年にオープン!日本料理店が営むカフェで一息
「祇園にし」の魅力は、料理だけに留まりません。2022年7月には6周年を記念し、2階に「GION NISHI CAFÉ」をオープン。
和と洋菓子の要素を融合させたケーキや焼き菓子を、「エルメス」や「ヘレンド」など洗練された食器と合わせて楽しむことができます。食事の後に立ち寄ってみては。
更にコロナ禍で始めたテイクアウトのメニューも人気。通常は食後に、お腹がまだ足りていないゲストに提供している「牛テールカレー」の味をそのままに考案された、レトルト商品が人気だそう。「祇園にし」の一品を家で味わえるのは嬉しいですね。
名店ひしめく京都・祇園において、ここならではの美食と粋なおもてなしを楽しめる「祇園にし」。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。