「うかい鳥山」特集。東京・高尾で非日常感と「いろり炭火焼」を楽しむ

奥高尾の豊かな自然に囲まれていただく、野趣溢れる『いろり炭火焼』が人気の「うかい鳥山」。旬の上質な食材を使用した料理の美味しさはもとより、贅沢な空間で味わえる非日常感も同店を訪れる楽しみの一つです。都心からわずか1時間余りで小旅行気分も味わえるような、魅力溢れる離れ座敷「うかい鳥山」をご紹介します。

懐かしさに触れる風雅な合掌造り集落

1964年に創業した「うかい鳥山」は、豆腐料理の「東京 芝 とうふ屋うかい」や、鉄板料理で名高い「うかい亭」を始め、現在では数多くの高級レストランや「箱根ガラスの森美術館」などを運営する「うかい」の第一号店。

京王線高尾山口駅前からは送迎バスも運行されているので、山間のロケーションであっても気軽に足を運ぶことができそうですね。

「うかい鳥山」のシンボル的存在といえる、合掌造りの歴史的建造物は、越中五箇山から奥高尾の山里へと移築したもの。日本の建築美と西洋美術の伝統美を融合し、物語性ある食空間を演出する「うかい」の心を、しっかりと体現する存在です。

嬉しくなるような風情たっぷりの店内では、広間に並ぶ席も席間が広く取られているので、ゆったりと落ち着いて食事をすることが可能。

離れの個室は敷地内に点在しており、情緒ある数寄屋造りの間で、窓の外に広がる美しい自然に癒されながらの食事が楽しめます。またどこか幻想的ですらある美しい空間は、婚礼や七五三など、特別なお祝いごとでの利用にも人気があります。

四季の移ろいに心和む、広大な庭園

春は水芭蕉の群生やカタクリに始まり、桜や花菖蒲が訪れるゲストの目を楽しませる、約6,500坪の見事な日本庭園と山野草園。

夏になればホタルが舞い、月見と紅葉狩りに和む秋を迎え、やがて雪化粧に。心洗われる庭園散策が楽しめるのも「うかい鳥山」の魅力の一つ。お食事後には、ぜひ忘れずに歩いてみてくださいね。

ふっくら香ばしく焼き上げるいろり炭火焼

そんな懐かしい日本の情景を映し出すような、奥高尾の表情豊かな四季の移ろいを眼前に食するのは、「うかい鳥山」自慢の野趣溢れる『いろり炭火焼』です。

素朴ながら炭火焼ならではの旨みと香ばしさが味わえる逸品は、遠方から足を運ぶファンも多いといいます。

庭園にある専用の焼き場で職人が焼き上げる岩魚や鮎、そして特選和牛の石焼や季節の一品料理などと共に、同店ならではのご馳走をじっくりと堪能したいですね。
料理と相性の良い地酒を始め、焼酎やワイン、シャンパンなども広く取り揃えており、目にも涼やかな青竹に入った「竹酒」は、場が盛り上がること請け合いの名物です。

緑深い奥高尾の広大な敷地に建つ「うかい鳥山」。澄んだ空気の中で、慌ただしい日常をしばし忘れながら、この上ない贅沢なひとときが過ごせます。荘厳な建築美や離れ座敷の風情に囲まれて、滋味溢れる『いろり炭火焼』と折々の美味に舌鼓。創業時より伝えられてきた「うかい」の心そのままの温もりに満ちたおもてなしに触れ、食後には見事な庭園の散策が楽しい、山里の名店です。

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いろり炭火焼料理

うかい鳥山

線 駅 京王線高尾山口駅より無料シャトルバスで約10分

10,000円〜11,999円

アクセス
住所 東京都八王子市南浅川町3426

※こちらの記事は2020年01月27日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Mika Muroi

旅と食べ歩きと文章を書くことが好きで、プレミアム・グルメメディア「KIWAMINO」のライターに。フレグランスラボでの勤務経験から、香りやフレーバーにこだわりが。選りすぐりのレストランを、スマートな日本語に乗せてお届けします。
【MY CHOICE】
・さいきん行ったお店:DAZZLE
・好きなお店:嘉禅
・自分の会食で使うなら:麻布淺井
・得意ジャンル:イタリアン、ビストロ
・好きな食材:野菜全般、鴨、チーズ

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