世界中から食通が集まる「銀座」には数々の名店がありますが、ここ「小熊」で堪能するのは料理だけではありません。舌で味わう料理はもちろん、目で楽しむ器やからだで感じる空間、その全てが感動を与えてくれます。ぜひ、大切な日に大切な人と訪れてみてください。
華やかな高級ブティックが軒を連ね、日本ならではの伝統と流行の最先端が入り混じる、銀座。そんな銀座のメインストリートでもある並木通りの一角に、『小熊』があります。
ビビットな赤壁が印象的な入口を進むと、奥には真っ白に光り輝くカウンターがお出迎え。ここがまさに、主人の小岩氏との会話と見事な手さばきを目の前に楽しむことができる特等席です。
そんな8席のカウンター席に加え、モダンでスタイリッシュな個室を3部屋備えているので、プライベートや接待利用にもおススメです。
主人の小岩浩高氏は、老舗京料理店で修業した後に独立。食通の街六本木で『割烹 小いわ』を営んだ後、現在に至ります。
目でも舌でも四季の恵みを感じられる、旬の食材を使った料理の数々。おいしさの秘密は、素材の持ち味を最大限引き出す熟成にあります。季節ごとの魚は、その時一番美味しく食べられる熟成にこだわって提供しています。
そのほか、特殊製法の熟成和牛や椀物の代わりに提供されるひとり鍋など、小岩氏の創り上げる一皿一皿には、驚きの連続です。
普通ではなかなか食べられない貴重な食材や天然素材も、小岩氏の手にかかれば食材そのものを活かした一皿に変身。味や香り、食感、そこには必ず新たな出会いがあることでしょう。
ソムリエや日本酒利き酒師が常駐しぴったりのお酒を提案してくれるのも、料理をさらに美味しくしてくれるポイントです。ワインは50種類以上、日本酒は銘酒から熟成料理にも良く合うお酒まで幅広く用意しているので、気軽に相談してみてくださいね。
料理の美しさを引き立てるのは、彩鮮やかな名器の数々。盛り付けの細部に至るまで、こだわっています。店内にさりげなく飾られている人間国宝の作品にも注目してみてください。
長年研究を重ねてたどり着いたという極上の土鍋ごはんは、ぜひ炊きたてを味わって。
筋海老若牛蒡の佃煮や鰰の一夜干しなど、ごはんが進んでしまうお供ばかり。
2杯目はおこげにオイルを合わせて、そして3杯目は目の前で削っていただける香り高い鰹節で。
まさに、日本人でよかったなぁ、と思える瞬間です。
季節を少しだけ先取りできる料理の数々に、ソムリエや利き酒師が厳選するお酒、そして彩りを添える美しい器の数々。全てが感動を与えてくれる、そんな至福の空間。ぜひ大切な人を誘って訪れてみてください。
アクセス
住所 東京都中央区銀座5-5-13 坂口ビル3F
※こちらの記事は2024年08月06日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。