ここ数年、料理の世界でよく耳にするワードでもある「イノベーティブ」や「イノベーティブ フレンチ」。従来の料理ジャンルや調理方法にとらわれず、お店独自の解釈とやり方で、食べたことのないような革新的なお料理を頂ける料理ジャンルのことです。
今回はわたくし「瀧口杏耶」が、実際に訪れて感動した「イノベーティブ フレンチ」レストランでおススメの2店「Sincere」と「SECRETO」を中心に、「イノベーティブ フレンチ」に迫ってみたいと思います!
ご紹介する2つのレストランは、気心が知れた方や大切なあの人と、特別な時間を一緒に楽しみたいという方にピッタリのお店となっています。
上質なおもてなしと豊富なワインを楽しむ
sincere (東京/北参道)
ワゴンサービスのパンや食材の紹介など、プレゼンテーションが上手なのでデートにおすすめの1軒。
コース料金がリーズナブルであるゆえ、女子会利用もよく見かけます。手頃で美味しいワインの品揃えが豊富です。
季節のメニューに桃を使ったものがあり嬉しく思っていたら、「以前ご来店の際に、桃がお好きだと仰っていたので」とちょっとした会話を覚えていてくださいました。
来店前の確認メールもとても丁寧で、レストランでの滞在を最大限に素晴らしいものにしたいという、お心遣いがを感じられます。ホスピタリティという言葉が真っ先に浮かんでくる、そんなお店です。
サービス精神に溢れた「秘密」の劇場型レストラン
SECRETO (東京/牛込神楽坂)
L字型の客席がカウンターキッチンを囲む、劇場型のレストラン配置。「一見奇抜な組み合わせが、なぜ美味しくなるか」など、シェフの経験に基づく細かい説明があり、なぜ一見奇抜な組み合わせが美味しくなるかなど理解が深まります。
シェフが陽の気を纏っているような方で、薄暗い店内にもかか関わらずお店全体の雰囲気をが明るくしていますい。シェフ自らサーブする料理もあり、お客さん一人ひとりと対話をする時間を大切にしていらっしゃるように感じました。
主体的に参加できるショーも魅力。隣り合った方々と会話を楽しむこともあります。アルコールもしくはノンアルコールのペアリング込みの料金のため、コストパフォーマンスが大変コスパが良いです。
待合室としても使われるエントランスはバー併設のため、食前・食後の時間にのんびりとバータイムを楽しむこともできます。
オープンタイプのキッチンを導入するなど劇場でステージを見せるように調理の過程をゲストに紹介してくれるお店も多く、お料理そのものだけでなく提供する際の演出でも楽しめるのも「イノベーティブ フレンチ」レストランの大きな魅力。訪れれば絶対に忘れられないお食事の体験になるはずです!
※こちらの記事は2019年11月14日作成時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。