一度は訪れたい、イタリアンの名店 大阪編

かつては“天下の台所”と呼ばれ、今もなお日本の食文化を牽引し続けている大阪。地域特有の料理や有名店が軒を連ねていることから、食の都としての地位を確立しています。今回は、そんなグルメの街・大阪にあるイタリアンの名店を3軒ご紹介します。

1.大阪・中之島エリア、伝統と革新が融合する一皿を自然派ワインとともに

クイントカント(大阪府/渡辺橋駅)

大阪随一のビジネス街として知られる、中之島エリア。リストランテ「クイントカント」は、旧館の意匠を再現した「ダイビル本館」の1階に店を構えています。大正ネオロマネスク様式の面影を残した重厚感のある外観とは裏腹に、店内は大理石を使用したモダンな雰囲気。白を基調としたテーブルウェアと窓から差し込む外光が、明るみのある空間を演出しています。

東京や横浜にも店舗を展開する「サローネグループ」の一員でもある「クイントカント」。こちらの店が提案するのは、イタリア料理の伝統と地域性にシェフの感性を融合させた「クチーナ・クレアティーヴァ」というスタイル。旬の食材を使用したイノベーティブな一皿を、スタッフが吟味したイタリア産のナチュラルワインとともに召し上がれ。

イタリア料理

クイントカント

京阪中之島線 渡辺橋駅 徒歩5分

15,000円〜19,999円

2.古民家を改装したイタリアンで、シェフオリジナルの創作料理に舌鼓

イル・チェントリーノ(il Centrino)(大阪府/谷町六丁目駅)

谷町六丁目駅から歩いて5分ほど、レトロな街並みの空堀商店街近くに佇む「イル・チェントリーノ(il Centrino)」は、古民家をリノベーションしたイタリアンレストランです。ゆったりとテーブルが配された店内は、どこか温かみがあり心落ち着く空間。やや隠れ家感のあるこぢんまりとした佇まいも、ファンに愛される所以なのかもしれません。

オーナーシェフが手掛けるのは、本場イタリアの郷土料理をモチーフにしたモダンなメニューの数々。工夫を凝らし、繊細さと大胆さを兼ね備えたオリジナルの一皿に仕立て上げます。シニアソムリエが厳選したワインとのペアリングも評判で、ゲストに合わせて量の調整なども行ってくれるのだそう。個室の用意もあるため、大切な人との記念日にもおすすめしたい一軒です。

イタリア料理

イル・チェントリーノ(il Centrino)

地下鉄谷町線 谷町六丁目駅 徒歩5分

12,000円〜14,999円

3.リラックスして料理を楽しめる、心斎橋エリアの実力派イタリアン

La Galloise(ラ・ギャロワーズ)(大阪府/四ツ橋駅)

「La Galloise(ラ・ギャロワーズ)」は、グルメの激戦区としても知られる、大阪・心斎橋エリアにあるイタリアンレストラン。カウンターと1卓のテーブルで構成された店内は、ライブ感のあるオープンキッチンが自慢。アットホームな雰囲気のなかに心を込めたおもてなしが行き届いており、心地よく料理を楽しめる空間です。

シェフの遊び心満載の料理には、地元・泉州産をはじめ、イタリアやフランスから直送された食材をふんだんに使用。野菜たっぷりでヘルシーな料理が多くあるものの、文句なしの満足感です。絶妙な焼き加減で素材の水分や旨味をきちんと残すのが、シェフの技といえるでしょう。イタリア産のワインは、ライトボディからフルボディまで種類豊富にご用意。見た目にも美しい、華やかな料理とともに召し上がれ。

イタリアン

La Galloise(ラ・ギャロワーズ)

地下鉄四つ橋線 四ツ橋駅 2番出口より徒歩1分

12,000円〜14,999円

グルメの街・大阪から、一度は訪れたいイタリアンの名店をご紹介しました。美味しい料理もさることながら、その店ならではの個性があるレストランばかり。シェフの技が光る一皿と相性抜群のワインで、素敵なお食事のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

※こちらの記事は2024年01月29日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。

Yuri

校正の仕事に興味を持ち、スクールを経て一休コンシェルジュ編集部へ。好き嫌いはほぼなし。食べることが大好きで、どんなものでも美味しく・楽しくいただきます。編集部メンバーとのお店巡りが最近のマイブーム。もう少しお酒が強くなりたいと思う今日この頃です。

【MY CHOICE】
・最近行ったお店:さ行/デンクシフロリ/BLESS/レストラン プルニエ/ラフィナージュ

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