新旧合わせた天ぷらの名店がひしめき合う東京・六本木。プレミアム美食メディア「KIWAMINO」では今回、六本木エリアで絶品「天ぷら」を楽しめるおすすめのお店をご紹介いたします。天ぷらの美味しいお店をお探しの方、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
自ら育てる無農薬野菜や塩、油にこだわる絶品天ぷら
てんぷら味覚
昭和6年に日本橋で創業し、六本木に移ってから30余年の老舗「てんぷら味覚」。表通りから一歩路地に入ると、どこか懐かしい雰囲気のお店が現れます。気取る必要のない落ち着いた店内に、席はカウンターとテーブル席、座敷個室が備わっています。
名店と言われる所以は、店主のこだわり。野菜は自家農園で店主自ら完全無農薬で育てているもの使用し、油は今井の玉絞め胡麻油と綿実油を独自にブレンド。塩も駿河湾と瀬戸内海、クリスマス島の3種の素材をブレンドしたものです。もちろん魚介類も新鮮な旬のもの。天ぷらに合うお酒とともに、四季の恵みを味わって。
「山の上」「天ぷら近藤」での実績が物語る極上の天ぷら
てんぷら天蒼々
「てんぷら天蒼々」があるのは、名店が集結する六本木ヒルズ内。腕を振るう料理長・佐藤氏は、御茶ノ水にある「山の上ホテル」内の和食と天ぷらの名店「山の上」で11年、そして天ぷらの最高峰とも言われる銀座の「天ぷら近藤」で12年の研鑽を積んできた人物です。店内はカウンター12席と、4名席と6名席の個室が2つ。
夏場の穴子なら卵液はつけず小麦粉のみなど、衣は食材がもっとも美味しく味わえるように仕立てています。油はゴマを利かせず、綿実油を軸にほんの少しの太白胡麻油で香り付け。そのこだわりと繊細な技術が羽衣のように白く軽い、極上の天ぷらを生みだしています。一度食べたらクセになる、革新的な一品を味わってみてはいかがでしょう。
多くの美食家を唸らせる「王道」を極めた職人技
てんぷら前平
六本木駅から徒歩約10分、麻布十番駅からは徒歩3分の位置に佇む「てんぷら前平」。料理長の前平氏は、天ぷらの名門「山の上ホテル」で、本店の料理長まで務め上げた人物です。座席数は9席のみ。お子様は同伴できない、大人のためのお店です。
使用する油は、太白胡麻油と太香胡麻油を2対1でブレンドする「山の上ホテル」伝統の配合。季節ごとにメニューも変わり、旬の素材を最高の状態で味わえます。たとえば、12月から2月の季節限定で提供される「穴子天丼」は多くの美食家を唸らせる一品。王道を歩んだ料理長だからこそ実現できる本物の天ぷらが、ここで出会えます。
天ぷらだけでなく、お蕎麦や鉄板料理も味わえる
麻布箪笥町 天涼庵
六本木駅から徒歩約5分、六本木一丁目駅からは徒歩約2分。六本木通り沿いに、ダイニング「麻布箪笥町 天涼庵」が佇んでいます。天ぷら、蕎麦、鉄板と和洋折衷の上質な料理が味わえると人気のお店。席数は60席。5部屋の個室が備わり、カウンターでは天ぷらはもちろん、鉄板の調理も間近で見ることができ、ゲストを魅了しています。
天ぷらは、低カロリー・低脂質の米油を使用。熊本産の車海老、愛媛産の白きす、新潟産の舞茸など扱う素材にもこだわっています。看板メニューであるお蕎麦も要チェック。常陸太田市で栽培された蕎麦の実で作られた「常陸秋そば」は絶品です。幅広いシーンで利用でき、メニューも豊富。気軽に訪れて、食材本来の美味しさをたっぷり味わってみては。
六本木エリアでおすすめの天ぷら屋さんをご紹介しました。気に入ったお店があれば、ぜひ記事のブックマークをお忘れなく!
※こちらの記事は2021年09月07日更新時点での情報になります。最新の情報は一休ガイドページをご確認ください。